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ウィーン (オーストリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

St. Stephen's Cathedral シュテファン寺院

伊藤 雅雄 (フリージャーナリスト)

ウィーンの街のシンボル的存在の教会。南塔は街歩きの時の目印に。

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ウィーンの中心・シュテファンプラッツ。この場所に最初に教会が建てられたのは、12世紀のことです。
当時の建物は残っていませんが、増改築を重ねて現在の大聖堂があります。
オーストリアだけでなく、欧州を代表するゴシック建築の教会となっています。

ウィーンで一番の繁華街、ケルントナー通りの突き当たり、旧市街のほぼ中央に位置していて、
周りに建物が密集しているため、巨大な聖堂全体をカメラに収めることがなかなか難しく、いつも悩んでいます。

高い方の南塔の高さは137メートル。
本当は北塔も同じ高さになるはずでしたが財政難のため、現在の高さで建設が終わってしまいました。
中にある「プンメリン」と呼ばれる大鐘は、新年を迎える時と特別な行事のときにだけ鳴らされます。

聖堂の内部は昼間でもほの暗く、林立する柱とびっしりと施された彫刻に圧倒されてしまいます。
有名な説教壇は入口、向かって左側、作者と思われる人物が祭壇右下から顔を覗かせているのですが、
残念ながら有料の身廊内の見学コースに参加しないと、しっかりと観ることは難しいです。

時間をかけてゆっくり見学すると、「歯痛のキリスト像」や「涙を流すマリアの聖画像」
「フルードリッヒ3世の石棺」など興味深いものや、歴史的に価値のあるたくさんのものがあります。

美しいステンドグラスも必見です。
大聖堂のステンドグラスは、ほとんどが淡い青と紫のグラデーション、市松模様で地味なものです。
第2次世界大戦で従来のガラス窓は焼け落ちてしまい、ここにあるのは戦後に寄付されたものです。
主祭壇の後ろ側には、古いものが残っています。

バレンタ 愛 (旅行会社勤務、フリーフォトライター)

ウィーンの中心!目印にもなるウィーンのシンボル

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ウィーンのど真ん中にあり、シンボルとも言えるシュテファン寺院。目印ともなりこの場所を拠点に考えると市内が歩きやすくなります。ここから南に続く歩行者専用道路はケルントナー通りで両脇にはたくさんのお店やカフェ・レストランが並ぶウィーン1番の目抜き通りです。10分ほど歩くとウィーン国立歌劇場に着きます。西に続く歩行者専用道路はグラーベン。ここにもお店が立ち並び、ペスト像がある他、王宮や大学方面へと続きます。北に続く道路ローテントゥルム通りは空港市内間を結ぶバスの発着所もあるSchwedenplatzへと続きます。ここにもお店やレストランあり、アンカー時計もこちらの方向です。
またシュテファン広場の下には地下鉄駅もあり、市内を南北に走るU1,東西に走るU3が通っており、便利な駅でもあります。これを頭に入れておくとウィーン市内の地理が分かりやすくなります。
シュテファン寺院は無料で見学出来ますが、ミサやコンサートをやっている場合があるのでその場合は入れる部分が限られる時もあります。比較的気軽に楽しめるシュテファン寺院でのコンサートは入口近くのチケット売り場で詳細/チケットが入手できるので興味のある方は聞いてみましょう。荘厳な雰囲気の中、行われるコンサートはウィーンらしさを感じさせてくれること間違いなしです。
また寺院の両側にある塔は上まで登る事が出来ます。北塔はエレベーターで昇りますが、137mの南塔は343段の階段を上って行きます。体力に自信のある方は高い方の南塔へ階段で登ってみましょう。ウィーンの中心から市内を見渡すことが出来ます。
内部はガイドツアーやオルガンツアー、カタコンベなどもあるので興味や時間がある方はじっくり回ってみるのもいいですし、晴れている昼間と、キャンドルライトが映える夜では雰囲気も変わってくるので時間を変えて覗いてみるのもいいかもしれません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。