記事一覧
6 - 10件目まで(10件中)
こんにちはチャイナエイトです。
今日は昆明市にある雲南省博物館をご紹介します。
撮影日:2010年10月
撮影場所:雲南省昆明市雲南省博物館
雲南省博物館は雲南省の総合博物館で、化石などの出土品から各民族の文化物や書画など
約13万点を収蔵している博物館です。
モダンな建物は昔の役所で改装して今は博物館として使われています。
場所は昆明市のほぼ中心に位置し、翠湖公園や金碧広場へは歩いて15分程度で行けます。
鉱物資源の豊富な雲南ならではの銀や銅で作られたものがメイン。
これは青銅器で作られたお金を入れておく物。
お金も昔はほとんどが雲南で作られていたということもあって、
昔のお金がずらりと展示されています。
雲南でよく見かけるこの猫の化け物は、家を守る守り神だそうです。
今でも麗江の古い建物の屋根の上に見ることができます。
館内は綺麗で静か。
紀元前100年ごろ当時の雲南省の前身滇国を認める為に送られた金印も
レプリカですが展示されています。
1900年ごろの昆明市の様子。
現存する唯一の象形文字でユネスコの世界記憶遺産にも登録されているナシ族のトンパ文字。
切り絵のデザインもどこか中国離れしています。
織物も東南アジアの雰囲気がする雲南。
豚の皮で作られた人形。大理ではこの人形を使った人形劇を今でも見ることができます。
雲南省がぎゅっと詰まった博物館。
旅の初めに寄ってみるのがお勧めです。
今日は昆明市にある雲南省博物館をご紹介します。
撮影日:2010年10月
撮影場所:雲南省昆明市雲南省博物館
雲南省博物館は雲南省の総合博物館で、化石などの出土品から各民族の文化物や書画など
約13万点を収蔵している博物館です。
モダンな建物は昔の役所で改装して今は博物館として使われています。
場所は昆明市のほぼ中心に位置し、翠湖公園や金碧広場へは歩いて15分程度で行けます。
鉱物資源の豊富な雲南ならではの銀や銅で作られたものがメイン。
これは青銅器で作られたお金を入れておく物。
お金も昔はほとんどが雲南で作られていたということもあって、
昔のお金がずらりと展示されています。
雲南でよく見かけるこの猫の化け物は、家を守る守り神だそうです。
今でも麗江の古い建物の屋根の上に見ることができます。
館内は綺麗で静か。
紀元前100年ごろ当時の雲南省の前身滇国を認める為に送られた金印も
レプリカですが展示されています。
1900年ごろの昆明市の様子。
現存する唯一の象形文字でユネスコの世界記憶遺産にも登録されているナシ族のトンパ文字。
切り絵のデザインもどこか中国離れしています。
織物も東南アジアの雰囲気がする雲南。
豚の皮で作られた人形。大理ではこの人形を使った人形劇を今でも見ることができます。
雲南省がぎゅっと詰まった博物館。
旅の初めに寄ってみるのがお勧めです。
- タグ:
- 昆明 観光地 少数民族 博物館 文化
こんにちはチャイナエイトです。
今日は昆明市で毎日上演されている楊麗萍プロデュースの雲南映象をご紹介します。
撮影日:2010年11月
撮影場所:昆明市昆明会堂
雲南映象は中国では知らない人はいないといわれるダンス界のスター楊麗萍が総監督を勤める
少数民族をテーマにした舞台で、毎日午後8時から上演されています。
楊麗萍は日本やニューヨークなど世界中で活躍するダンサーで、
体全体を使った独特の動きと世界観が世界でも認められています。
会場へ入ると民族衣装を着たスタッフの方が記念撮影に応じてくれます。
上演は8時。10分前くらいに着けばOKです。
ちなみにチケットは予約が必要。当日ではほぼ入手は不可能。
それだけ人気がある舞台です。
会場は比較的小さくすべての人が楽しめる。
開演です。
舞台のプログラムは大きく5つに別れ、プロローグとエンディングがついて、
合計7ステージ、約1時間30分になります。
第一章は太陽。
大小様々な太鼓を使ったダイナミックな演奏が繰り広げられます。
演奏はもちろん生演奏。ドンドンドンとおなかに響きテンションもあがってきます。
最後にはまさかの水浸し。
あぁ〜雨乞いの儀式だったんだ。。。と最後に判明。
一応舞台の両サイドに説明が掲載されていますが、中国語と英語のみ。
第二章の初めは楊麗萍をスターにした代表作「月光」。
体全体を使って月の光によってできる影だけで孔雀を表現します。
最初は人間離れした動きに戸惑いますが、徐々に引き込まれていきます。
本当にこれはすばらしかった!
軽快な手拍子と歌声。
中国のたいていの舞台は録音された音に合わせて踊るだけの舞台が多いですが、
この舞台は生演奏に生歌が基本。伝わってくるものが違います。
イ族をモチーフにした内容。
急にミステリアスな音楽と不可思議な踊りが始まります。
第五章は厳かな空気の中始まるチベットをテーマにした内容。
チベット仏教を織り込んだ内容が続きます。
この舞台に参加している人々はプロのダンサーではなく、
本当の少数民族の方を集めてレッスンした、この舞台だけの演者だそうです。
そしてフィナーレ。
3章と4章をすっ飛ばしてしまいましたが、本当に感動してシャッターを押す余裕がなかったです。
この手の舞台を見ることもほとんどないですし、中国語もよく分からないし、
少数民族のことも詳しくは分かりませんが、なぜか涙が出てしまいました。
僕は思いましたね、この舞台を見る為だけに昆明を訪れてもいいと。
みなさんも是非足を運んでください。
今日は昆明市で毎日上演されている楊麗萍プロデュースの雲南映象をご紹介します。
撮影日:2010年11月
撮影場所:昆明市昆明会堂
雲南映象は中国では知らない人はいないといわれるダンス界のスター楊麗萍が総監督を勤める
少数民族をテーマにした舞台で、毎日午後8時から上演されています。
楊麗萍は日本やニューヨークなど世界中で活躍するダンサーで、
体全体を使った独特の動きと世界観が世界でも認められています。
会場へ入ると民族衣装を着たスタッフの方が記念撮影に応じてくれます。
上演は8時。10分前くらいに着けばOKです。
ちなみにチケットは予約が必要。当日ではほぼ入手は不可能。
それだけ人気がある舞台です。
会場は比較的小さくすべての人が楽しめる。
開演です。
舞台のプログラムは大きく5つに別れ、プロローグとエンディングがついて、
合計7ステージ、約1時間30分になります。
第一章は太陽。
大小様々な太鼓を使ったダイナミックな演奏が繰り広げられます。
演奏はもちろん生演奏。ドンドンドンとおなかに響きテンションもあがってきます。
最後にはまさかの水浸し。
あぁ〜雨乞いの儀式だったんだ。。。と最後に判明。
一応舞台の両サイドに説明が掲載されていますが、中国語と英語のみ。
第二章の初めは楊麗萍をスターにした代表作「月光」。
体全体を使って月の光によってできる影だけで孔雀を表現します。
最初は人間離れした動きに戸惑いますが、徐々に引き込まれていきます。
本当にこれはすばらしかった!
軽快な手拍子と歌声。
中国のたいていの舞台は録音された音に合わせて踊るだけの舞台が多いですが、
この舞台は生演奏に生歌が基本。伝わってくるものが違います。
イ族をモチーフにした内容。
急にミステリアスな音楽と不可思議な踊りが始まります。
第五章は厳かな空気の中始まるチベットをテーマにした内容。
チベット仏教を織り込んだ内容が続きます。
この舞台に参加している人々はプロのダンサーではなく、
本当の少数民族の方を集めてレッスンした、この舞台だけの演者だそうです。
そしてフィナーレ。
3章と4章をすっ飛ばしてしまいましたが、本当に感動してシャッターを押す余裕がなかったです。
この手の舞台を見ることもほとんどないですし、中国語もよく分からないし、
少数民族のことも詳しくは分かりませんが、なぜか涙が出てしまいました。
僕は思いましたね、この舞台を見る為だけに昆明を訪れてもいいと。
みなさんも是非足を運んでください。
- タグ:
- 昆明 少数民族 民族舞踊 ナイトショー 楊麗萍
- 厦門(アモイ)胡里山砲台
-
エリア:
- アジア>中国>厦門(アモイ)
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2010/09/27 20:40
- コメント(0)
こんにちはチャイナエイトです。
本日は福建省は厦門(アモイ)の胡里山砲台をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省厦門市 胡里山砲台公園
1840頃勃発したアヘン戦争を機に作られた砲台がアモイには沢山存在します。
その一部を整備して観光客向けに開放したのが胡里山砲台です。
この日は休日で沢山の観光客がいましたが、外国人の姿はほとんど見かけません。
確か午後1時半ごろ到着したと思いますが、ちょうどショーが始まっていました。
後方にちょっと高い塔がありそこから指揮官が指令を出して、兵士が発砲するという流れです。
大砲を1発発射するのに、合計5位なにかを詰めていました。昔は手間のかかる作業だったんですね。
最後は「撃て〜」の合図で「ドーン!!」思わずビデオカメラの停止ボタンを押してしまうほどのまさかの爆音。
結構迫力あります。もちろん空砲ですが。
ショーが終わると記念撮影。
敷地内は公園になっていて、 さびて古びた大砲が陳列されています。
ここには当時最強を誇ったドイツ製の巨大砲台が設置されていた為、この場所が有名になりました。
このドイツ製の砲台は、アヘン戦争に敗戦した際、軍事力強化のためドイツから購入したもので、
300kg以上の弾丸を20,000km飛ばすモンスター大砲でした。
実践で使われたのは一度、抗日戦争のときでした。
外に展示されている大砲とは次元が違います。強そうです。
発射できる砲弾です。砲弾の中には沢山の火薬が入っている様子がよく分かります。
こちらはずいぶん小さな大砲。でも機動力があり、かなり活躍したそうです。
指令室のある建物が今は資料館になっています。
これは指揮官たちの作戦会議の様子。清の終わり1900年ごろの人は本当に
こんな感じだったんですね。
アモイ島に配置された砲台の位置がジオラマで展示されています。
大陸上陸の拠点になるため、絶対に死守しなければならない場所だったんですね。
資料館には当時の貴重な写真も展示されています。100年以上前の貴重な写真です。
本日は福建省は厦門(アモイ)の胡里山砲台をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省厦門市 胡里山砲台公園
1840頃勃発したアヘン戦争を機に作られた砲台がアモイには沢山存在します。
その一部を整備して観光客向けに開放したのが胡里山砲台です。
この日は休日で沢山の観光客がいましたが、外国人の姿はほとんど見かけません。
確か午後1時半ごろ到着したと思いますが、ちょうどショーが始まっていました。
後方にちょっと高い塔がありそこから指揮官が指令を出して、兵士が発砲するという流れです。
大砲を1発発射するのに、合計5位なにかを詰めていました。昔は手間のかかる作業だったんですね。
最後は「撃て〜」の合図で「ドーン!!」思わずビデオカメラの停止ボタンを押してしまうほどのまさかの爆音。
結構迫力あります。もちろん空砲ですが。
ショーが終わると記念撮影。
敷地内は公園になっていて、 さびて古びた大砲が陳列されています。
ここには当時最強を誇ったドイツ製の巨大砲台が設置されていた為、この場所が有名になりました。
このドイツ製の砲台は、アヘン戦争に敗戦した際、軍事力強化のためドイツから購入したもので、
300kg以上の弾丸を20,000km飛ばすモンスター大砲でした。
実践で使われたのは一度、抗日戦争のときでした。
外に展示されている大砲とは次元が違います。強そうです。
発射できる砲弾です。砲弾の中には沢山の火薬が入っている様子がよく分かります。
こちらはずいぶん小さな大砲。でも機動力があり、かなり活躍したそうです。
指令室のある建物が今は資料館になっています。
これは指揮官たちの作戦会議の様子。清の終わり1900年ごろの人は本当に
こんな感じだったんですね。
アモイ島に配置された砲台の位置がジオラマで展示されています。
大陸上陸の拠点になるため、絶対に死守しなければならない場所だったんですね。
資料館には当時の貴重な写真も展示されています。100年以上前の貴重な写真です。
- タグ:
- アモイ 厦門 観光地
こんにちはチャイナエイトです。
今日は福建のアモイで体験した、中国茶の作法についてご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省アモイ市郊外
中国旅行のツアーには必ずと言っていいくらいあるお茶の接待。
その理由は・・・
1つは、客人を茶でもてなすという昔からの風習によるもので、
もう1つは、どうせお土産でお茶を買うならうちで買ってください。の2つ。
現在は後者の意味合いが恐らく強いですが、
これは実は旅行者にとって結構ありがたいサービスなんです。
安いからスーパーで買おう、と言うのは危険です。
なぜなら何が入っているか分からないからです。
日本ではメーカーやブランドで商品を買えますが、中国では中身を入れ替える
詐欺まがいなことが日常的に行われています。
なので、実際に試飲してみて、今飲んだお茶を買えるというのは、
非常にいいサービスなんです。
前置きが長くなってしまいましたが、お茶を頂きましょう。
まずは、お茶っぱを観賞します。この際、においを嗅いだり、お茶についての効能などの説明を
聞いたりします。
お世話になった厦門旅遊集団さんでは、日本語でお茶の特徴や効能をまとめた資料を用意してくれました。
まずはお湯で蓋碗(がいわん)をゆすぎます。
沸騰しているお湯を器用に蓋碗に掛けていきます。
続いておちゃっぱを投入します。
蓋碗の半分くらいまで入れます。結構な量が入ります。
お湯を入れたら、さっと上に出来た泡を蓋で取り除きます。
早すぎて何がなんだか分からなくなっていましたが、
一回目のお茶はどうやら捨てるようです。
2回目は茶漉しでこのガラスのピッチャー(茶海といいます)に注ぎます。
お茶を少し冷ます間、湯のみ(茶杯といいます)を熱湯ですすぎます。
出来上がりです。
う~ん。やっぱりプロが選んだお茶だけあって、
深みがあっておいしい。
せっかく中国にきたんだから、ちょっと高くてもおいしいお茶を買って帰りましょう〜
今日は福建のアモイで体験した、中国茶の作法についてご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省アモイ市郊外
中国旅行のツアーには必ずと言っていいくらいあるお茶の接待。
その理由は・・・
1つは、客人を茶でもてなすという昔からの風習によるもので、
もう1つは、どうせお土産でお茶を買うならうちで買ってください。の2つ。
現在は後者の意味合いが恐らく強いですが、
これは実は旅行者にとって結構ありがたいサービスなんです。
安いからスーパーで買おう、と言うのは危険です。
なぜなら何が入っているか分からないからです。
日本ではメーカーやブランドで商品を買えますが、中国では中身を入れ替える
詐欺まがいなことが日常的に行われています。
なので、実際に試飲してみて、今飲んだお茶を買えるというのは、
非常にいいサービスなんです。
前置きが長くなってしまいましたが、お茶を頂きましょう。
まずは、お茶っぱを観賞します。この際、においを嗅いだり、お茶についての効能などの説明を
聞いたりします。
お世話になった厦門旅遊集団さんでは、日本語でお茶の特徴や効能をまとめた資料を用意してくれました。
まずはお湯で蓋碗(がいわん)をゆすぎます。
沸騰しているお湯を器用に蓋碗に掛けていきます。
続いておちゃっぱを投入します。
蓋碗の半分くらいまで入れます。結構な量が入ります。
お湯を入れたら、さっと上に出来た泡を蓋で取り除きます。
早すぎて何がなんだか分からなくなっていましたが、
一回目のお茶はどうやら捨てるようです。
2回目は茶漉しでこのガラスのピッチャー(茶海といいます)に注ぎます。
お茶を少し冷ます間、湯のみ(茶杯といいます)を熱湯ですすぎます。
出来上がりです。
う~ん。やっぱりプロが選んだお茶だけあって、
深みがあっておいしい。
せっかく中国にきたんだから、ちょっと高くてもおいしいお茶を買って帰りましょう〜
- タグ:
- アモイ 厦門 お茶
こんにちはチャイナエイトです。
今日は福建省はアモイ市にある南普陀寺をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省アモイ市 南普陀寺
南普陀寺(なんふだじ)はアモイ島の南東に位置する仏教のお寺。
浙江省の舟山群島にある普陀山の南に位置することから南普陀寺と言われています。
立派な門をくぐりしばらく進むと仏教大学が見えてきます。
このお寺には華南地方で唯一の仏教専門の大学が隣接しています。
そのため、仏教施設の規模が大きく、また信者も多く存在します。
入り口から5分ほど歩くと天王殿が見えてきます。
日曜日ということもあって信者や観光客でごったがえしています。
ここへくるなら週末は避けた方が無難です。
天王殿には凛々しい表情の韋駄天像が置いてあります。
ガイドさんいわく、韋駄天が持っている独鈷(どっこ)と呼ばれる杖のようなものが、
地面に付いている場合、そのお寺はあまり裕福ではなく、例えば食事や住まいに困っていても、
助けてあげられないことを意味しているそうです。
また、この独鈷を持ち上げていたり、肩に担いでいるような韋駄天のお寺は、
3食付きで泊めてくれるそうです。
建物は比較的最近改築されたもので、非常に綺麗です。
天王殿を抜けると次は大雄宝殿。中には金色に輝く観音様が置かれています。
東西に7体ずつ計14体の和尚の像が並べてあります。
どれもすすごく穏やかな表情です。
一つ一つ丁寧にお祈りしている人たちが印象的でした。
小高い丘に建つ大悲殿。
大悲殿の狭いスペースの中には千手観音像が2体置かれています。
偽物のお金(紙銭)を燃やして死者や先祖に奉納します。
これは死後の世界でもお金に困らず裕福に暮らせるようにという思いを込めています。
このお寺に貢献した「景嶺和尚」と「喜参和尚」のお墓がひっそりと祭られています。
ガイドさんから「これは木魚です」と言われてびっくり。
木魚はもともと魚の形をした板だったそうです。
この板を敲いて、起床や時間を知らせていたそうです。
昔の人は魚が水の中を常に泳いでいる姿から寝ないものと考えて、
魚のように精進するようにとの意味があるそうです。
最後に、このお寺で非常に人気の饅頭の紹介です。
アモイで饅頭といったら南普陀寺といわれるくらい、南普陀寺の饅頭は有名で、
多くの人が買ってかえります。
サツマイモ味、緑茶味、とうもろこし味などあり、自然で素朴な甘さで、
非常に美味しかったです。
今日は福建省はアモイ市にある南普陀寺をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省アモイ市 南普陀寺
南普陀寺(なんふだじ)はアモイ島の南東に位置する仏教のお寺。
浙江省の舟山群島にある普陀山の南に位置することから南普陀寺と言われています。
立派な門をくぐりしばらく進むと仏教大学が見えてきます。
このお寺には華南地方で唯一の仏教専門の大学が隣接しています。
そのため、仏教施設の規模が大きく、また信者も多く存在します。
入り口から5分ほど歩くと天王殿が見えてきます。
日曜日ということもあって信者や観光客でごったがえしています。
ここへくるなら週末は避けた方が無難です。
天王殿には凛々しい表情の韋駄天像が置いてあります。
ガイドさんいわく、韋駄天が持っている独鈷(どっこ)と呼ばれる杖のようなものが、
地面に付いている場合、そのお寺はあまり裕福ではなく、例えば食事や住まいに困っていても、
助けてあげられないことを意味しているそうです。
また、この独鈷を持ち上げていたり、肩に担いでいるような韋駄天のお寺は、
3食付きで泊めてくれるそうです。
建物は比較的最近改築されたもので、非常に綺麗です。
天王殿を抜けると次は大雄宝殿。中には金色に輝く観音様が置かれています。
東西に7体ずつ計14体の和尚の像が並べてあります。
どれもすすごく穏やかな表情です。
一つ一つ丁寧にお祈りしている人たちが印象的でした。
小高い丘に建つ大悲殿。
大悲殿の狭いスペースの中には千手観音像が2体置かれています。
偽物のお金(紙銭)を燃やして死者や先祖に奉納します。
これは死後の世界でもお金に困らず裕福に暮らせるようにという思いを込めています。
このお寺に貢献した「景嶺和尚」と「喜参和尚」のお墓がひっそりと祭られています。
ガイドさんから「これは木魚です」と言われてびっくり。
木魚はもともと魚の形をした板だったそうです。
この板を敲いて、起床や時間を知らせていたそうです。
昔の人は魚が水の中を常に泳いでいる姿から寝ないものと考えて、
魚のように精進するようにとの意味があるそうです。
最後に、このお寺で非常に人気の饅頭の紹介です。
アモイで饅頭といったら南普陀寺といわれるくらい、南普陀寺の饅頭は有名で、
多くの人が買ってかえります。
サツマイモ味、緑茶味、とうもろこし味などあり、自然で素朴な甘さで、
非常に美味しかったです。
- タグ:
- アモイ 観光地
6 - 10件目まで(10件中)