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こんにちはチャイナエイトです。
年末年始の海外旅行と言ったら暖かい南の島というイメージですが、
悠久の地中国で新年を迎えるのも乙なものです。
[万里の長城]
今中国に滞在の日本人に人気なのが、新年初日の出鑑賞ツアー。
観光名所で普段は営業していない早朝の時間帯を特別に開放して、
初日の出を楽しむものです。
特に人気なのが世界遺産「万里の長城」から見る初日の出。
さらに、上海在住の方に人気なのが展望台の高さで世界一を誇る、
上海ワールドフィナンシャルセンタービルから見る初日の出。
どちらも入場制限があり、旅行会社を通さないと参加できないほどの人気です。
[上海ワールドフィナンシャルセンタービル]
新しい年のスタートに中国の初日の出はいかがでしょうか?
年末年始の海外旅行と言ったら暖かい南の島というイメージですが、
悠久の地中国で新年を迎えるのも乙なものです。
[万里の長城]
今中国に滞在の日本人に人気なのが、新年初日の出鑑賞ツアー。
観光名所で普段は営業していない早朝の時間帯を特別に開放して、
初日の出を楽しむものです。
特に人気なのが世界遺産「万里の長城」から見る初日の出。
さらに、上海在住の方に人気なのが展望台の高さで世界一を誇る、
上海ワールドフィナンシャルセンタービルから見る初日の出。
どちらも入場制限があり、旅行会社を通さないと参加できないほどの人気です。
[上海ワールドフィナンシャルセンタービル]
新しい年のスタートに中国の初日の出はいかがでしょうか?
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- 中国 新年 初日の出 御来光
こんにちはチャイナエイトです。
今日は厦門島の展望台をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:厦門市孤尾山公園
特に紹介するほどの場所ではなかったのですが、厦門にいるとよく目に入り、
もしかすると穴場の絶景ポイントかも知れないと思い、行ってみましたので、その報告です。
場所は厦門市市役所の裏にある小高い丘で、孤尾山公園となっていて、その頂上にあります。
せっかくなら夜景を見ようと午後5時ごろ出発。
入り口が非常に分かりづらく、結局タクシーで「あそこまで」とタワーを指して
つれていってもらいました。
歩いて行くと、頂上まで20分位坂道を登ります。
こちらが展望台。奥に見えるのが気象台。
と、ここでまさかの閉店。
営業時間は08:30〜17:30分で、ここから夜景は見えないことが判明!!
このまま帰るのもなんなので、もうちょっとおくまで進んでみると、
お茶を飲むスペースと、街を見下ろせる開けた場所を発見!
地元の人には知られた憩いの場所となっていました。
高さはないですが結構いい景色が見れます。
さらに奥はちょっとした散歩道になっていて結構人の行き来が多い。
せっかくなのでここでちょっと粘って夜景を撮影することにします。
実際にはこんなに明るくはないですが、写真写りは結構いい。
展望台は夜になると、ライトアップされ、天気予報が流れます。
展望台に登れないという残念な結果でしたが、後で調べてみると、
展望台には喫茶店があったり、天気がいいと台湾の方まで見えたりと、
結構面白そうな場所でした。
う〜ん残念!
今日は厦門島の展望台をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:厦門市孤尾山公園
特に紹介するほどの場所ではなかったのですが、厦門にいるとよく目に入り、
もしかすると穴場の絶景ポイントかも知れないと思い、行ってみましたので、その報告です。
場所は厦門市市役所の裏にある小高い丘で、孤尾山公園となっていて、その頂上にあります。
せっかくなら夜景を見ようと午後5時ごろ出発。
入り口が非常に分かりづらく、結局タクシーで「あそこまで」とタワーを指して
つれていってもらいました。
歩いて行くと、頂上まで20分位坂道を登ります。
こちらが展望台。奥に見えるのが気象台。
と、ここでまさかの閉店。
営業時間は08:30〜17:30分で、ここから夜景は見えないことが判明!!
このまま帰るのもなんなので、もうちょっとおくまで進んでみると、
お茶を飲むスペースと、街を見下ろせる開けた場所を発見!
地元の人には知られた憩いの場所となっていました。
高さはないですが結構いい景色が見れます。
さらに奥はちょっとした散歩道になっていて結構人の行き来が多い。
せっかくなのでここでちょっと粘って夜景を撮影することにします。
実際にはこんなに明るくはないですが、写真写りは結構いい。
展望台は夜になると、ライトアップされ、天気予報が流れます。
展望台に登れないという残念な結果でしたが、後で調べてみると、
展望台には喫茶店があったり、天気がいいと台湾の方まで見えたりと、
結構面白そうな場所でした。
う〜ん残念!
- タグ:
- アモイ 厦門 展望台
- 厦門(アモイ)胡里山砲台
-
エリア:
- アジア>中国>厦門(アモイ)
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2010/09/27 20:40
- コメント(0)
こんにちはチャイナエイトです。
本日は福建省は厦門(アモイ)の胡里山砲台をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省厦門市 胡里山砲台公園
1840頃勃発したアヘン戦争を機に作られた砲台がアモイには沢山存在します。
その一部を整備して観光客向けに開放したのが胡里山砲台です。
この日は休日で沢山の観光客がいましたが、外国人の姿はほとんど見かけません。
確か午後1時半ごろ到着したと思いますが、ちょうどショーが始まっていました。
後方にちょっと高い塔がありそこから指揮官が指令を出して、兵士が発砲するという流れです。
大砲を1発発射するのに、合計5位なにかを詰めていました。昔は手間のかかる作業だったんですね。
最後は「撃て〜」の合図で「ドーン!!」思わずビデオカメラの停止ボタンを押してしまうほどのまさかの爆音。
結構迫力あります。もちろん空砲ですが。
ショーが終わると記念撮影。
敷地内は公園になっていて、 さびて古びた大砲が陳列されています。
ここには当時最強を誇ったドイツ製の巨大砲台が設置されていた為、この場所が有名になりました。
このドイツ製の砲台は、アヘン戦争に敗戦した際、軍事力強化のためドイツから購入したもので、
300kg以上の弾丸を20,000km飛ばすモンスター大砲でした。
実践で使われたのは一度、抗日戦争のときでした。
外に展示されている大砲とは次元が違います。強そうです。
発射できる砲弾です。砲弾の中には沢山の火薬が入っている様子がよく分かります。
こちらはずいぶん小さな大砲。でも機動力があり、かなり活躍したそうです。
指令室のある建物が今は資料館になっています。
これは指揮官たちの作戦会議の様子。清の終わり1900年ごろの人は本当に
こんな感じだったんですね。
アモイ島に配置された砲台の位置がジオラマで展示されています。
大陸上陸の拠点になるため、絶対に死守しなければならない場所だったんですね。
資料館には当時の貴重な写真も展示されています。100年以上前の貴重な写真です。
本日は福建省は厦門(アモイ)の胡里山砲台をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省厦門市 胡里山砲台公園
1840頃勃発したアヘン戦争を機に作られた砲台がアモイには沢山存在します。
その一部を整備して観光客向けに開放したのが胡里山砲台です。
この日は休日で沢山の観光客がいましたが、外国人の姿はほとんど見かけません。
確か午後1時半ごろ到着したと思いますが、ちょうどショーが始まっていました。
後方にちょっと高い塔がありそこから指揮官が指令を出して、兵士が発砲するという流れです。
大砲を1発発射するのに、合計5位なにかを詰めていました。昔は手間のかかる作業だったんですね。
最後は「撃て〜」の合図で「ドーン!!」思わずビデオカメラの停止ボタンを押してしまうほどのまさかの爆音。
結構迫力あります。もちろん空砲ですが。
ショーが終わると記念撮影。
敷地内は公園になっていて、 さびて古びた大砲が陳列されています。
ここには当時最強を誇ったドイツ製の巨大砲台が設置されていた為、この場所が有名になりました。
このドイツ製の砲台は、アヘン戦争に敗戦した際、軍事力強化のためドイツから購入したもので、
300kg以上の弾丸を20,000km飛ばすモンスター大砲でした。
実践で使われたのは一度、抗日戦争のときでした。
外に展示されている大砲とは次元が違います。強そうです。
発射できる砲弾です。砲弾の中には沢山の火薬が入っている様子がよく分かります。
こちらはずいぶん小さな大砲。でも機動力があり、かなり活躍したそうです。
指令室のある建物が今は資料館になっています。
これは指揮官たちの作戦会議の様子。清の終わり1900年ごろの人は本当に
こんな感じだったんですね。
アモイ島に配置された砲台の位置がジオラマで展示されています。
大陸上陸の拠点になるため、絶対に死守しなければならない場所だったんですね。
資料館には当時の貴重な写真も展示されています。100年以上前の貴重な写真です。
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- アモイ 厦門 観光地
こんにちはチャイナエイトです。
今日は福建省はアモイ市にある南普陀寺をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省アモイ市 南普陀寺
南普陀寺(なんふだじ)はアモイ島の南東に位置する仏教のお寺。
浙江省の舟山群島にある普陀山の南に位置することから南普陀寺と言われています。
立派な門をくぐりしばらく進むと仏教大学が見えてきます。
このお寺には華南地方で唯一の仏教専門の大学が隣接しています。
そのため、仏教施設の規模が大きく、また信者も多く存在します。
入り口から5分ほど歩くと天王殿が見えてきます。
日曜日ということもあって信者や観光客でごったがえしています。
ここへくるなら週末は避けた方が無難です。
天王殿には凛々しい表情の韋駄天像が置いてあります。
ガイドさんいわく、韋駄天が持っている独鈷(どっこ)と呼ばれる杖のようなものが、
地面に付いている場合、そのお寺はあまり裕福ではなく、例えば食事や住まいに困っていても、
助けてあげられないことを意味しているそうです。
また、この独鈷を持ち上げていたり、肩に担いでいるような韋駄天のお寺は、
3食付きで泊めてくれるそうです。
建物は比較的最近改築されたもので、非常に綺麗です。
天王殿を抜けると次は大雄宝殿。中には金色に輝く観音様が置かれています。
東西に7体ずつ計14体の和尚の像が並べてあります。
どれもすすごく穏やかな表情です。
一つ一つ丁寧にお祈りしている人たちが印象的でした。
小高い丘に建つ大悲殿。
大悲殿の狭いスペースの中には千手観音像が2体置かれています。
偽物のお金(紙銭)を燃やして死者や先祖に奉納します。
これは死後の世界でもお金に困らず裕福に暮らせるようにという思いを込めています。
このお寺に貢献した「景嶺和尚」と「喜参和尚」のお墓がひっそりと祭られています。
ガイドさんから「これは木魚です」と言われてびっくり。
木魚はもともと魚の形をした板だったそうです。
この板を敲いて、起床や時間を知らせていたそうです。
昔の人は魚が水の中を常に泳いでいる姿から寝ないものと考えて、
魚のように精進するようにとの意味があるそうです。
最後に、このお寺で非常に人気の饅頭の紹介です。
アモイで饅頭といったら南普陀寺といわれるくらい、南普陀寺の饅頭は有名で、
多くの人が買ってかえります。
サツマイモ味、緑茶味、とうもろこし味などあり、自然で素朴な甘さで、
非常に美味しかったです。
今日は福建省はアモイ市にある南普陀寺をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省アモイ市 南普陀寺
南普陀寺(なんふだじ)はアモイ島の南東に位置する仏教のお寺。
浙江省の舟山群島にある普陀山の南に位置することから南普陀寺と言われています。
立派な門をくぐりしばらく進むと仏教大学が見えてきます。
このお寺には華南地方で唯一の仏教専門の大学が隣接しています。
そのため、仏教施設の規模が大きく、また信者も多く存在します。
入り口から5分ほど歩くと天王殿が見えてきます。
日曜日ということもあって信者や観光客でごったがえしています。
ここへくるなら週末は避けた方が無難です。
天王殿には凛々しい表情の韋駄天像が置いてあります。
ガイドさんいわく、韋駄天が持っている独鈷(どっこ)と呼ばれる杖のようなものが、
地面に付いている場合、そのお寺はあまり裕福ではなく、例えば食事や住まいに困っていても、
助けてあげられないことを意味しているそうです。
また、この独鈷を持ち上げていたり、肩に担いでいるような韋駄天のお寺は、
3食付きで泊めてくれるそうです。
建物は比較的最近改築されたもので、非常に綺麗です。
天王殿を抜けると次は大雄宝殿。中には金色に輝く観音様が置かれています。
東西に7体ずつ計14体の和尚の像が並べてあります。
どれもすすごく穏やかな表情です。
一つ一つ丁寧にお祈りしている人たちが印象的でした。
小高い丘に建つ大悲殿。
大悲殿の狭いスペースの中には千手観音像が2体置かれています。
偽物のお金(紙銭)を燃やして死者や先祖に奉納します。
これは死後の世界でもお金に困らず裕福に暮らせるようにという思いを込めています。
このお寺に貢献した「景嶺和尚」と「喜参和尚」のお墓がひっそりと祭られています。
ガイドさんから「これは木魚です」と言われてびっくり。
木魚はもともと魚の形をした板だったそうです。
この板を敲いて、起床や時間を知らせていたそうです。
昔の人は魚が水の中を常に泳いでいる姿から寝ないものと考えて、
魚のように精進するようにとの意味があるそうです。
最後に、このお寺で非常に人気の饅頭の紹介です。
アモイで饅頭といったら南普陀寺といわれるくらい、南普陀寺の饅頭は有名で、
多くの人が買ってかえります。
サツマイモ味、緑茶味、とうもろこし味などあり、自然で素朴な甘さで、
非常に美味しかったです。
- タグ:
- アモイ 観光地
- 福建の世界遺産「華安土楼」
-
エリア:
- アジア>中国>厦門(アモイ)
- テーマ:観光地 世界遺産
- 投稿日:2010/09/22 20:30
- コメント(1)
こんにちはチャイナエイトです。
今日は福建省の世界遺産「福建土楼」をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省華安県
福建土楼は福建省の各地に点在していてそれぞれ全てを一つとして2008年に世界遺産に登録されました。
現在観光目的で行くことが出来るのは、「永定土楼群」「南靖土楼群」「華安土楼群」の3つの土楼群。
そろぞれかなり離れていて全部回るには1,2泊必要。
お世話になった厦門旅遊集団さんいわく、永定は日帰りではかなり無理があり、南靖は展望台からの景色は
綺麗だが、土楼の中はぼろぼろで、しかもお土産さんだらけでゆっくり見れないということで、
一番おすすめの華安土楼へ行くことにしました。
ここの入り口までアモイ島から約2時間半。到着は11時10分。
午後ゆっくり見たいので、先に昼食にしてもらいました。
入り口の手前に立派な新しいレストランがあります。
ここでお食事です。
さすが世界遺産専門のお店だけあって綺麗です。
客家料理は脂っこく、味も濃く、カロリーが高めなのが特徴。
しかもこの量・・・2人前です。
【チャイナエイト中国旅行ミニ講座】
突然ですが、中国旅行のワンポイントアドバイスです。
中国を旅行すると今回のように明らかに食べきれない量の料理が出てくることが良くあります。
もったいないとか、ぼられた、とか思うかもしれませんが、これは中国式の客人をもてなす礼儀なのです。
中国では客人を食事に招くとき、あえて食べきれない量の料理を出すのが礼儀で、
逆に、客が出された料理を全て食べてしまうと、招待した側へ、「これじゃ足りないよ!」と
言うことになります。
中国人にとって食事は味や、店の雰囲気も大切ですが、一番大事なのが量で、
ガイドさんもおなかがいっぱいになったかどうかを一番気にしています。
中国に来たら食事は残すのが当然ということを覚えておきましょう!
-----------------------------------------------------
土楼までは500km程度ですが、電動自動車で移動します。
まずは村全体を見渡せる場所へ案内してもらいました。
が、、、高さが足りず、もの足りず、、、
こっちの茶畑行ってもいいですか?
とガイドさんに無理をいって、茶畑を登ること10分。
無理言って登った甲斐がありました。絶景!絶景!
ガイドの林さん、ごめんね、本当にありがとう。
この村の土楼は全部で3つ。中央に見えるのが現存する世界最大の土楼で「二宜楼」、
その左奥に小さく見える円形土楼は博物館になっている「南陽楼」、
その南陽楼の右となりにあるのが、方形土楼の「東陽楼」です。
さぁ、下りて見てみましょう。
世界最大の土楼「二宜楼」です。
近くで見るとかなり迫力があります。
この二宜楼は約200年前に建てられたもので、きわめて保存状態が良いそうです。
びっしり詰まった石垣の中に隙間を発見。
単なる工事ミスかと思ったら、敵が攻めて来た時ここから外の様子を見る為の穴だそうです。
客家少女発見。ここでは歩き飯が当たり前。
壁の暑さは3m弱もあり、ちょっとやそっとでは壊せません。
土楼の唯一の出入り口である門は鉄板で補強されています。
敵が門に火を放っても焼かれないようにする為です。
さらに、門の上部には隙間があり、ここから放水できるそうです。
万が一門に火がついてもこれで消火します。
土楼の中にはには井戸があるのが基本で、外敵と長期戦になっても耐えられるようになっています。
昔は家畜もここで飼われていたそうです。
この土楼のには12個の入り口があり、それぞれ別々の家族が住んでいます。
この入り口の彫刻は真っ暗な夜に、手探りに触って自分の家を間違えないように
する為のものだそうです。
なので、各家の彫刻は微妙に形が異なっています。
華安土楼の一番の魅力は内装です。
200年前と変わらない色合いで内部の装飾を見ることができます。
土楼の3階からの眺めです。
土楼の内部を見学できるのも、今はここだけだそうです。
二宜楼は外側が4階建て、内側が1階の作り。
そして、4階部分の外側に通路があり、各部屋をつないでいます。
敵が万が一侵入してきても、階段には蓋が用意されていて、侵攻を阻止できます。
4階の通路と階段の蓋を利用して、敵を特定の場所へ追い込みいっきにやっつけるそうです。
なんでそんなに敵がいっぱいいるかと言うと・・・
【チャイナエイト客家ミニ講座】
突然ですが、客家(ハッカ)について学びましょう。
むかーし、むかし、戦火を逃れる為に南下してきた漢民族の民がいました。
突然現れた彼らを、原住民たちは、よそ者という意味の客家と呼ぶようになりました。
幾度となく原住民たちは客家を追い出そうと争いになりました。
その争いの中で客家たちは土楼という不落の城を築いていきました。
-------------------------------------
というわけで、土楼は住居と言うよりも要塞としての役割が大きかったのです。
「宿」の看板を見てもしかしてと思い聞いてみました。
もしかして泊まれるの?
1泊30元で泊まれるよ。
なんと、世界遺産にお泊りできます。しかも30元。
ちょっと勇気の要る部屋でしたが、機会があったらどうぞ。
二宜楼を後にして、茶畑を歩くこと10分。博物館になっている南陽楼を見学。
南陽楼は二宜楼より一回り小さい円形土楼で、ほぼ全ての部屋が展示室になっている博物館です。
入り口でおばあちゃんがお茶を出してくれました。
ここで飲んだウーロン茶がホントにホントにおいしかった。
歩き回ってのどが渇いていたのもあるけど、今までこんなにおいしいお茶は飲んだことが
ないと思うほどおいしかったです。
おばちゃんは特にお茶を売っているわけではないので、安心して飲ませてもらってください。
私はお茶のあまりのおいしさに感動して、お礼の意味も込めて土楼の灰皿(写真右下)を買いました。
土楼を形作る一つ一つのもの全て世界遺産。
こんな感じで部屋にいろんなものが展示してあります。
昔の厨房を再現。なぜかここにだけ真新しい人形が・・・かなり不気味。
土楼の壁は土とわらがベースで、うそかほんとか、たまごやさとうも入っていて、
いざというときに食料にするそうです。
どのような方法で敵に対処するかのイラストが分かりやすくて面白かった。
何気なくお土産を見ていたら、今話題の3Dがここに!
昔小学館の付録で付いていたような
写真が立体に見えるめがね。これが結構面白い。
というわけで約3時間たっぷり土楼を見学しました。
世界遺産を訪れたというより、一つの村に遊びに来たと行った感じの場所でした。
押し売りのお土産屋もないし、村人はみんな気さくで優しいし、お茶はおいしいし。
他の土楼だとこうはいかないそうです。
自信をもってお勧めできる世界遺産です。
今日は福建省の世界遺産「福建土楼」をご紹介します。
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省華安県
福建土楼は福建省の各地に点在していてそれぞれ全てを一つとして2008年に世界遺産に登録されました。
現在観光目的で行くことが出来るのは、「永定土楼群」「南靖土楼群」「華安土楼群」の3つの土楼群。
そろぞれかなり離れていて全部回るには1,2泊必要。
お世話になった厦門旅遊集団さんいわく、永定は日帰りではかなり無理があり、南靖は展望台からの景色は
綺麗だが、土楼の中はぼろぼろで、しかもお土産さんだらけでゆっくり見れないということで、
一番おすすめの華安土楼へ行くことにしました。
ここの入り口までアモイ島から約2時間半。到着は11時10分。
午後ゆっくり見たいので、先に昼食にしてもらいました。
入り口の手前に立派な新しいレストランがあります。
ここでお食事です。
さすが世界遺産専門のお店だけあって綺麗です。
客家料理は脂っこく、味も濃く、カロリーが高めなのが特徴。
しかもこの量・・・2人前です。
【チャイナエイト中国旅行ミニ講座】
突然ですが、中国旅行のワンポイントアドバイスです。
中国を旅行すると今回のように明らかに食べきれない量の料理が出てくることが良くあります。
もったいないとか、ぼられた、とか思うかもしれませんが、これは中国式の客人をもてなす礼儀なのです。
中国では客人を食事に招くとき、あえて食べきれない量の料理を出すのが礼儀で、
逆に、客が出された料理を全て食べてしまうと、招待した側へ、「これじゃ足りないよ!」と
言うことになります。
中国人にとって食事は味や、店の雰囲気も大切ですが、一番大事なのが量で、
ガイドさんもおなかがいっぱいになったかどうかを一番気にしています。
中国に来たら食事は残すのが当然ということを覚えておきましょう!
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土楼までは500km程度ですが、電動自動車で移動します。
まずは村全体を見渡せる場所へ案内してもらいました。
が、、、高さが足りず、もの足りず、、、
こっちの茶畑行ってもいいですか?
とガイドさんに無理をいって、茶畑を登ること10分。
無理言って登った甲斐がありました。絶景!絶景!
ガイドの林さん、ごめんね、本当にありがとう。
この村の土楼は全部で3つ。中央に見えるのが現存する世界最大の土楼で「二宜楼」、
その左奥に小さく見える円形土楼は博物館になっている「南陽楼」、
その南陽楼の右となりにあるのが、方形土楼の「東陽楼」です。
さぁ、下りて見てみましょう。
世界最大の土楼「二宜楼」です。
近くで見るとかなり迫力があります。
この二宜楼は約200年前に建てられたもので、きわめて保存状態が良いそうです。
びっしり詰まった石垣の中に隙間を発見。
単なる工事ミスかと思ったら、敵が攻めて来た時ここから外の様子を見る為の穴だそうです。
客家少女発見。ここでは歩き飯が当たり前。
壁の暑さは3m弱もあり、ちょっとやそっとでは壊せません。
土楼の唯一の出入り口である門は鉄板で補強されています。
敵が門に火を放っても焼かれないようにする為です。
さらに、門の上部には隙間があり、ここから放水できるそうです。
万が一門に火がついてもこれで消火します。
土楼の中にはには井戸があるのが基本で、外敵と長期戦になっても耐えられるようになっています。
昔は家畜もここで飼われていたそうです。
この土楼のには12個の入り口があり、それぞれ別々の家族が住んでいます。
この入り口の彫刻は真っ暗な夜に、手探りに触って自分の家を間違えないように
する為のものだそうです。
なので、各家の彫刻は微妙に形が異なっています。
華安土楼の一番の魅力は内装です。
200年前と変わらない色合いで内部の装飾を見ることができます。
土楼の3階からの眺めです。
土楼の内部を見学できるのも、今はここだけだそうです。
二宜楼は外側が4階建て、内側が1階の作り。
そして、4階部分の外側に通路があり、各部屋をつないでいます。
敵が万が一侵入してきても、階段には蓋が用意されていて、侵攻を阻止できます。
4階の通路と階段の蓋を利用して、敵を特定の場所へ追い込みいっきにやっつけるそうです。
なんでそんなに敵がいっぱいいるかと言うと・・・
【チャイナエイト客家ミニ講座】
突然ですが、客家(ハッカ)について学びましょう。
むかーし、むかし、戦火を逃れる為に南下してきた漢民族の民がいました。
突然現れた彼らを、原住民たちは、よそ者という意味の客家と呼ぶようになりました。
幾度となく原住民たちは客家を追い出そうと争いになりました。
その争いの中で客家たちは土楼という不落の城を築いていきました。
-------------------------------------
というわけで、土楼は住居と言うよりも要塞としての役割が大きかったのです。
「宿」の看板を見てもしかしてと思い聞いてみました。
もしかして泊まれるの?
1泊30元で泊まれるよ。
なんと、世界遺産にお泊りできます。しかも30元。
ちょっと勇気の要る部屋でしたが、機会があったらどうぞ。
二宜楼を後にして、茶畑を歩くこと10分。博物館になっている南陽楼を見学。
南陽楼は二宜楼より一回り小さい円形土楼で、ほぼ全ての部屋が展示室になっている博物館です。
入り口でおばあちゃんがお茶を出してくれました。
ここで飲んだウーロン茶がホントにホントにおいしかった。
歩き回ってのどが渇いていたのもあるけど、今までこんなにおいしいお茶は飲んだことが
ないと思うほどおいしかったです。
おばちゃんは特にお茶を売っているわけではないので、安心して飲ませてもらってください。
私はお茶のあまりのおいしさに感動して、お礼の意味も込めて土楼の灰皿(写真右下)を買いました。
土楼を形作る一つ一つのもの全て世界遺産。
こんな感じで部屋にいろんなものが展示してあります。
昔の厨房を再現。なぜかここにだけ真新しい人形が・・・かなり不気味。
土楼の壁は土とわらがベースで、うそかほんとか、たまごやさとうも入っていて、
いざというときに食料にするそうです。
どのような方法で敵に対処するかのイラストが分かりやすくて面白かった。
何気なくお土産を見ていたら、今話題の3Dがここに!
昔小学館の付録で付いていたような
写真が立体に見えるめがね。これが結構面白い。
というわけで約3時間たっぷり土楼を見学しました。
世界遺産を訪れたというより、一つの村に遊びに来たと行った感じの場所でした。
押し売りのお土産屋もないし、村人はみんな気さくで優しいし、お茶はおいしいし。
他の土楼だとこうはいかないそうです。
自信をもってお勧めできる世界遺産です。
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- アモイ 世界遺産 観光地
11 - 15件目まで(19件中)