記事一覧
1 - 4件目まで(4件中)
- ハンガリー観光安全宣言 (ハンガリー経済省発表)
-
エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:その他
- 投稿日:2015/09/08 00:00
- コメント(0)
「ハンガリーは観光地として過去数年と同様に安全です」
(ハンガリー経済省 バルガ・ミハーイ大臣)
ブダペストからお知らせです。
ニュースを賑わす昨今の難民問題ですが、これはこの春から徐々に増えてきた難民が、なかなかオーストリア、ドイツ方面に行けないということから来ていました。
ハンガリー政府はEUのダブリン条約をまじめに守り、難民にEU内に入る際の義務である難民登録をするように求めていました。本来、ダブリン条約により入境した国で難民登録をしなければ、その先に行くことは出来ないのです。
オーストリア側も国境における検査を強化しておりましたが、とうとう1000人レベルの難民が東駅の正面広場で無許可デモを開始し、さらには高速道路を徒歩で移動し始めたために、未登録のままオーストリアを通過して難民希望のドイツへと行くことが出来るようになったのが、この9月4日から6日にかけての週末のことでした。
その間、一時的にハンガリーとオーストリアの国境、ヘジェシュハロム市の国境通過ポイントで混乱があったり、レールジェットなどの国際列車がハンガリー国内で運休となったりしましたが、現在は回復してレールジェットもブダペスト東駅から、またプラハ方面の列車も同様に東駅からの発着となっています。
さてその渦中の9月4日に、ハンガリー国家経済省の大臣より、ハンガリー観光安全宣言がだされておりますので、お知らせ致します。
英語による全文は公式サイトからご覧下さい。
http://www.kormany.hu/en/ministry-for-national-economy/news/hungary-continues-to-be-a-safe-travel-destination
------------------------
ブダペストからウィーンへ、チューリッヒへ、ミュンヘンへ直通のレールジェット等があるため、難民問題に変化がありますとまたハンガリー国内のみ運休などの可能性があるかもしれません。
ハンガリー国鉄公式サイトでは、何か変更があれば、公式発表を行っておりますので、ご旅行の際には必ずご確認下さい。
皆様の安全なご旅行をお祈りしております。
(Tk)
- ブダペスト市内交通情報 / 2番トラム / 鎖橋トンネル改修工事
-
エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:観光地 鉄道・乗り物 その他
- 投稿日:2015/07/10 00:00
- コメント(0)
ブダペスト市内交通情報をお知らせします。
ペシュト側、ドナウ川沿いを走る眺めの良いトラムとして、CNNの「景色の良い市内交通」世界ランキングベスト10にも入った「2番トラム」は現在、鎖橋のところで分断運行になっています。
分断運行の理由
2番トラムは鎖橋の下を潜りますが、このトンネルが数年に一度、あるいは10年に数回、ドナウ川増水で浸水するため、積み重なった損傷からの改修工事が始まりました。その間、2番トラムは鎖橋の北側と南側で分断して運行されます。
期間は7月末、あるいは8月頭までです。
-----
工事期間中の2番トラム
北側:JASZAI MARI TER - SZECHENYI ISTVAN TER
南側:EOTVOS TER - KOZVAGOHID H
平日のみの2A番トラム
北側:運休
南側:MARCIUS 15. TER - KOZVAGOHID H
オリジナルサイズのファイルはこちらから(公式サイトのJPEGファイルリンク)
-----------------------
なお鎖橋の部分、SZECHENYI ISTVAN TER停留所とEOTVOS TER停留所の間は徒歩での移動となります。
チケットは原則1枚で片道全線乗れるというルールがありますので、ここでの下車、徒歩移動は乗換えとはみなされません。片道乗換え後は検札済みチケットの、その検札部分とは反対側を検札機に通して、検札印を入れて下さい。
最初に乗車するときに、格子に数字が書いてある規定の場所(図では赤の枠)に検札印を入れます。鎖橋の所で下車して再乗車した際には、その反対側(図ではオレンジの枠)を検札機に入れて印を入れます。
もちろんこの再乗車は、この工事期間中の2番トラムでの一方向の場合のみ有効です。来た方向に戻る場合、他の乗物(バスやトラムや地下鉄)への乗換えの場合は、新しい別の乗車券を使用します。
例えば国会議事堂を見てから中央市場へ行く場合は、コシュート広場の停留所、ORSZAGHAZ, LATOGATOKOZPONT あるいは KOSSUTH LAJOS TER M にて乗車し、乗車券を検札機に入れて赤枠部分に検札印を入れます。
SZECHENYI ISTVAN TER にて下車し、徒歩で鎖橋下の歩行者トンネル、あるいは橋上の臨時横断歩道(信号機付き)を渡って、EOTVOS TER にて再乗車します。このときに先ほどのチケットの反対側(オレンジ枠)を検札機に入れて検札印をいれます。
FOVAM TER M にて下車後、徒歩ですぐに中央市場到着です。
---------------------------
(担当: Tk)
- ブダペストの国会議事堂ガイディングツアーについてお知らせ
-
エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:観光地 世界遺産 その他
- 投稿日:2015/05/15 00:00
- コメント(0)
ハンガリーのブダペストからこんにちは!
ブダペストのドナウ川左岸に威風堂々と鎮座する、美しい国会議事堂についてお知らせです。
本日5月15日から18日までの4日間、NATO最高議会春季セッション開催のため、ガイディングツアーは全てお休みです。
ビジターセンターと国会博物館のみ、9時から17時まで訪問可能ですが、18日はこちらもお休みになります。
NATO加盟各国の代表団がブダペスト市内を移動するときは、警察車両などが先導して一時的に交通を止めるなど安全確保をします。周囲にお気を付けのうえ、警官の指示があればご協力お願い致します。
(Tk)
- カボチャとお墓参りと万聖節
-
エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:その他
- 投稿日:2014/11/03 00:00
- コメント(0)
ハンガリーでは本来のキリスト教(カトリック)の宗教行事として、11月1日の諸聖人の日(万聖節)と、11月2日の死者の日(万霊節)があり、11月1日はハンガリーの祝日にもなっています。
一般的には、この日は日本でいうお彼岸やお盆で、お墓参りをします。そのため都市部では墓地周辺の公共交通機関がお休み(11月1日)にも関わらず増便して運行されます。
普通は家族そろってお墓参りをして、お墓を綺麗に掃除して、お花を飾り、蝋燭に火を灯します。
下の画像は、筆者の友人が眠る墓地の礼拝堂横の十字架が、万聖節で献花、献灯されている様子です。
ハンガリーには元々ハロウィンは習慣としてありませんが、最近はパーティーイベントとして流行しています。本来ハロウィンは万聖節の前の晩(イヴ)という意味合いらしいですが、ケルト民族の風習と結びついたもので、キリスト教の公式行事ではないということです。
ハロウィンが娯楽としてハンガリーにも受け入れられつつあり、カボチャで作るジャック・オー・ランタン作りも、バレンタインのチョコレートの様に広まりつつありますが、もともと秋といえばカボチャを食べるもの。
この時期は季節の料理として、カボチャのスープが楽しみです。また大き目にカットしたカボチャを単純にオーブン焼きにしたものも、ほんのり甘い気軽なおやつとして人気があります。
また11月11日はハンガリーのソンバトヘイ生まれ(ローマ帝国パンノニア州サヴァリア市)で、フランス・トゥールの司教となった聖マルティヌスの日で、最近ではこの秋に取れたブドウによる新酒(ワイン)とガチョウ料理を楽しむのが、秋の年中行事となっています。
何にせよ実りの秋なのです。
1 - 4件目まで(4件中)