美肌の湯の見分け方講座＜第３回＞　硫酸塩泉の温泉パック効果で「しっとり潤い肌」に！

2011/04/15 09:36

エリア：

指定なし

テーマ：

ホテル・宿泊
／温泉･露天風呂

硫酸塩泉は、以前カルシウム系の石膏泉、ナトリウム系の芒硝泉、

マグネシウム系の正苦味泉と細かく３つに分けられていました。

この３つには、美肌効果の特徴にそれぞれ違いがありますので、

順番に説明いたいと思います。

◎カルシウム系の石膏泉（せっこうせん）は、含まれている硫酸塩イオン

が、表皮の角質を落とし、肌の表面を滑らかにするだけでなく、皮膚の

弾力繊維を回復して、引き締めてくれるので、肌のハリと弾力を保つ働き

があります。

◎ナトリウム系の芒硝泉（ぼうしょうせん）には、皮膚の皮膜をつくる

「しっとり肌」に効果があります。潤い成分が含まれているので、

肌のセラミドの状態を整えコラーゲン代謝を活性化する働きがあります。

◎正苦味泉（せいくみせん）は、マグネシウム成分が多いため、便秘に効い

て肌がきれいになるとして、飲泉にも使われています。

☆「硫酸塩泉」に共通して言えることは、「硫酸塩泉」には温泉パック作用

があることです。

角質層の水分を保つ保湿効果が高いので、しっとりした潤いが続きます。

「しっとり潤い肌」を目指すなら、硫酸塩泉をオススメします。