美肌の湯の見分け方講座 ＜第６回＞ これを知っていればかなりの温泉通！ 温泉含有成分による美肌効果とは！

ほとんどの温泉に含まれているという「メタケイ酸」。


この「メタケイ酸」は、胃の粘膜を修復する作用があることから、


角質膜形成を促進すると考えられます。カルシウムと結びつくと


効果倍増します。このメタケイ酸の含有量が50mg以上なら美肌に有効とされ、


100mg以上なら強力な「美肌効果の作用」が働きます。


草津の白旗の湯源泉には、メタケイ酸が基準値の４倍（200mg）もあります。


次にご紹介する成分は、「メタホウ酸」。


「メタホウ酸」は、洗浄作用があるので、にきびなどに効果が期待できます。


含有量が10mg以上を美肌効果の目安とすればいいでしょう。


さらには「カルシウムイオン」と「マグネシウムイオン」、


「カリウムイオン」。


カルシウムイオン、マグネシウムイオンは、肌のバリア機能を改善したり、


新しい角質の形成を促す働きがあります。


カリウムイオンは、老廃物の排泄を促し血圧を下げる効果があることから、


むくみをなくし、電解質バランスを整え小顔にします。


最後は、「鉄イオン」。


鉄イオンは、肌のツヤをよくする働きがあります。


草津にあるそれぞれの源泉には、美肌効果のある温泉成分が豊富に
含まれています。

以上ご紹介した温泉成分は、「温泉分析書」にその内訳が記載されています。


通常、「温泉分析書」は、脱衣所の壁に掲示されていますので、


ご覧になってください。



次回はこの「温泉分析書」の見方についてお話しようと思います。



＜美肌の湯の見分け方講座 第６回最終回 おわり＞