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旅のアラカルト

~究極のエコツアー<北極・南極>をはじめ、アイディアあふれる企画で楽しむ南米、ヨーロッパのこだわり旅行を手配します。~

南極・北極の旅「ポーラクルーズ」
究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
プロフィール

ニックネーム:
ペンギン
居住地:
東京都
会社名:
株式会社トライウェルインターナショナル
会社英字名:
TRYWELL INTERNATIONAL
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-5439-6267
業種:
旅行業
自己紹介:
北極・南極クルーズおよび南極点フライトをはじめ、手配旅行を手がける?トライウェルインターナショナルの編集担当です。
究極のエコツアーともいうべき、北極・南極の魅力をはじめ、南米、ヨーロッパ、アメリカなどの各地へ、ちょっと変わったアイディアで味わい深い旅をご提案しています。当社のノウハウを活用して、ひと味違ったオリジナルの旅を楽しんでください。

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記事一覧

1 - 5件目まで(5件中)

コスタリカ 小学校の子どもたち
コスタリカ 第1回:小学校を訪問
エリア:
  • 中南米>コスタリカ>サンホセ
テーマ:観光地 その他 歴史・文化・芸術 
投稿日:2012/07/26 14:10
コメント(2)
日本の裏側に、国の平和と国民の幸せのために軍隊と軍備を放棄し、「いのちを大切にすること」「平和は教育で守る」を基本理念にかかげて国家予算の1/4を教育費に当てている国があります。
そう、中米のコスタリカです。
コスタリカはまた、貴重な動植物の宝庫として知られ、国土の1/4が国立公園や自然保護区に指定されています。国と国民が一体となって、このかけがえのない自然を守ってきたコスタリカは、環境保護の先進国です。

今回、「平和・人権・教育・環境」をテーマに8日間の旅をしてきました。
ガイドはコスタリカ在住の五十嵐さん。
写真とともにコスタリアの魅力を4回に分けてご紹介します。

■サンホセ リンコン・グランデ小学校 訪問

コスタリカ リンコン・グランデ小学校

リンコン・グランデ小学校は、貧困地域にある学校。ニカラグアからの移民の子弟が多く通っています。学校は3部制で、学校で1食を子供達に提供。


コスタリカ 小学校の授業風景

授業を覗いてみました。

コスタリカ 小学校 折り紙の授業

私たち日本からの訪問者が40分間の交流授業を行いました。
折り紙の折り方を教えたり、一緒に歌を歌ったり...
とても楽しく、有意義な時間でした。

コスタリカ 小学校 体育の授業風景

体育の時間。この学校は学科以外の情操教育もきちんと行っています。

コスタリカの子どもたちの笑顔

子どもの笑顔は世界共通!

【コスタリカガイド:五十嵐 彩子さんプロフィール】
日本で小学校教員を5年間務めた後、「半世紀以上軍隊を廃止し、兵隊の代わりに教員を排出する国。国家予算の大きな割合を教育分野にあてる教育立国」という点に惹かれ、97年にコスタリカに渡る。通訳・翻訳・観光ガイドのかたわら学業も継続中。教育学博士課程在籍。

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トライウエルでは、お客様とご一緒に企画するテーマ型の旅を得意としています。皆様からの旅のご相談をお待ちしております。
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世界最高齢(90歳)で南極点到達
世界最高齢(90歳)で南極点へ!日本のおばあちゃんの快挙
エリア:
  • 北極・南極>南極>南極その他の都市
テーマ:世界遺産 その他 
投稿日:2010/01/26 12:42
コメント(2)
2009年12月、神奈川県にお住まいの川瀬みどりさん(90歳)が南極点フライト旅行を実現。世界最高齢※で南極の地を踏み、標高3000mの南極点に達する快挙を成し遂げました。日本の裏側、南米チリからのご帰国もお元気そのもの。いったい彼女の驚異的なパワーの源は何なのか、お話をお聞きしました。


世界最高齢で南極点フライトへ
(写真)18人乗りの小型機で南極点へ



南極点への旅は2年越しで叶った夢


「旅が大好きで、1967年から世界中を旅してまいりました。暇さえあればあちこちへ出かけています。ヨーロッパやアジア、北米・中南米はもちろん、カナリア諸島や太平洋の島々、アフリカや北極圏のクルーズ、普通では行かれないボツワナでさえも」と話す川瀬さん。そして南極点フライトの旅に出合ったのは2007年のこと。パンフレットの写真を見て「ここだ!次はここへ行きたい」とすぐにお申し込みをされました。


そもそも南極は決して特別な人だけの場所ではありません。これまでも70代や80代の方々が訪れています。けれども88歳という高齢で標高3000mの南極点へのチャレンジは例がなく、現地では万全な受け入れ態勢を取るための検討時間が必要となり、やむなくあきらめることとなった川瀬さん。「さらに行きたい気持ちが募りました。粘り強く現地からの回答をお待ちしていたら、5月(2009年)になってOKのお返事をいただき、もう、嬉しくて。南極へは真っさらなパスポートで行きたいと思い、新しく申請し直したんですよ」。2年越しの夢が叶うと胸躍らせた瞬間でした。



スキーと乗馬で鍛えた足で自由に闊達に



南極点へは南極大陸の拠点となるパトリオットヒルズから約3時間半のフライトでダイレクトに到着するため、体力はそれほど必要ありません。けれども日本から南米の玄関口チリまで日付変更線を越えてのフライトは高齢者ならずとも堪えるはず。その上、高山病の心配がある3000mの標に加えてマイナス35度の世界。川瀬さんは登山家や冒険家、スポーツ選手というのではなく、日頃鍛えているということもない、ごく普通の小柄な女性。不安はなかったのでしょうか?


「北海道生まれですので寒さには慣れております。若いころスキーと乗馬で鍛えたので足が丈夫なの。この歳になってもいたって健康ですので、行きたい所へはどこへでも行きます」と、微塵も動じず。冬のさなかでも薄着で過ごされているそうで、「戦時中を生き延びてまいりましたので、特別な食事も必要ありません。私とっても偏食なんですのよ。普段もほとんど食べませんので、2、3日何もいただかなくたって生きていけます」。健康というだけでなく、彼女の生命力の強さに圧倒されるばかり。


パワーの源は枯れることのない好奇心

南極点に向かう機内より撮影した風景
(写真)南極点に向かう機内、写真左は川瀬さん、右は機内より窓の外に真っ白な南極大陸が見渡せる


日頃からお一人で世界中を旅するのが趣味という川瀬さん。今回の南極フライトもお一人での参加です。「ガイドさんもいますし、一人の方が気楽です。現地に行ってから好きなツアーを見つけて参加します。英語はできませんが、そんなものはどうにでもなります」とは頼もしい限り。


旅に何を求めていらしゃるのか伺ったところ、「もう何もかも。地球の創り出す豊かでおおらかな風景にも惹かれますし、それ以上に人類の歩んできた軌跡を見たい、知りたい。縁あってこの星に生まれたのだから、可能な限り未知の世界を知りたいんです。地球上のあちこちに人類が命をつなぐ努力の跡があるのですから、すごいことです」。


夢だった南極が実現した今、これからの旅行計画をお伺いすると、「甥が今年はおとなしくしていてほしいと言うのだけれど、もしまだ健康だったら、もう一度南極へ行きたいですね」と驚きのコメントをいただき、南極の魅力を訪ねてみると「あそこは別世界。皆さん一度は行くべきです」。次回はその南極大陸での体験をリポートします。


*********************************


※現在「南極点訪問者・世界最高齢」でギネスブックに申請中です。

川瀬様はユニークで高品質な海外旅行をご提案するトラベル世界?のお客様です。今回の「南極フライトの旅」は、当社?トライウェルインターナショナルがトラベル世界様のご依頼で手配させていただきました。
タグ:
南極 南極点 

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【南極点フライトの旅】 究極のパワースポット南極へ!24時間沈まぬ太陽、白一色の世界・・・感動の風景が待っています。
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パキスタン・サイクリング
標高世界一の国境からの滑走!
エリア:
  • アジア>パキスタン>イスラマバード
  • アジア>パキスタン>カリマバード[フンザ]
  • アジア>パキスタン>グルミット
テーマ:旅行準備 その他 
投稿日:2009/11/25 18:24
コメント(0)
イスラマバードより専用バスでチラスを経てシカンダラバッドへ。ここからサイクリングの旅が始まる。
カラコルムハイウェー(パキスタン)サイクリングの旅 へ。
世界一標高の高い国境〈4,700m〉から、素晴らしい山々を眺めながら走る爽快感を味わおう!

フンジュラーブ峠
サイクリングのクライマックス、標高世界一のフンジュラーブ峠

カラコルムハイウェー(KKH)は全鋪装だが路面は荒い。勾配は緩いが時期によって部分的に圧雪凍結路があることも。パックツアーがおすすめ。トラブルを想定して、工具、衣類、食料等を携行すること。また、単独行動は厳禁。必ず二人以上で走ること。ベストシーズンは4月〜11月初旬まで。


パキスタンの子供たち
笑顔を見せて近寄ってくる子どもたち。女の子は美人が多くおしゃれだ。

まずはナシラバッド、カリマバードまで約30kmを1日で走る。カリマバード(フンザ)ではKKHを降りて周辺をサイクリング(2日間)。ウルタル、ラカポシの白い峰々が朝日に輝いている。壮大な山岳風景の中に佇む村フンザ。桃源郷とも呼ばれている。杏の木々やポプラが多く目につく。人々は何百年もここで変わらぬ暮らしを続けているのだ。すれ違う人々は友好的。子供達は英語で「ハロー」とか「ハウアーユー」と話し掛けてくる。好奇心旺盛で、走ってついてくる子供もいる。のどかで平和な光景に癒される。


パキスタン・サイクリング風景01
雄大な景色が続くパキスタン北部
パキスタン・サイクリング風景02
途中の村では市場がある

カリマバードからグルミットまで約48kmをサイクリング。グルメットはミール・フンザの冬の離宮が置かれた場所だ。谷の奥深くにラカポシ(7788m)の白きいただきが見える。ここで1泊、翌日は専用バスで、世界一の標高にある中国との国境、フンジュラーブ峠(4,730m)へ。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が、巨大な船のように迫ってくる。広大な雪原だ。


いよいよ旅のクライマックス。フンジュラーブ峠からスストまで約85kmの滑走だ。路面はところどころ凍結しているので恐る恐る。勾配が緩い。途中、道路を外れてつづら折れ部分のショートカットを楽しむ。緩い下りで、負荷はほとんどかかっていないのだが息は荒い。下るにつれて気温が上がってくるのが感じられた。

【旅の準備ご参考】
日本で真冬の2000m級を走るつもりの装備が必要。自転車で走行の場合、特に手や足先の防寒対策を考えておくこと。荷物の量を抑えるためにも、薄手のウエアを重ね着して調節する方法を推奨。

■装備
自転車は日本から持込(折りたたみか分解して持込。現地でのレンタルサイクルはない。現地での購入も可能だがほとんどが中国製)/工具(パンク修理セット、スペアチューブ、分解組み立て用工具、チェーン切り、コネクトピン、オイル 他)/ポンプ/ヘッドライト/ヘルメット/コンパス/水筒/サングラス(日差しが強い)/手袋/シューズ/アンダタイツ/自転車タイツ/オーバーズボン(雨具)/長袖ジャージ/ウインドブレーカ/防寒ジャケット(雨具)/携行食(現地でも果物やビスケットなどが手に入る) /小銭(電話や食料購入に少額でよい) *荷物の機内持込預けは20KGまで
タグ:
サイクリング パキスタン 

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≪カラコルムハイウェー(パキスタン)サイクリングの旅≫
世界一標高の高い国境から〈4,700m〉から素晴らしい山々を眺めながら走る爽快感を味わおう!(4月〜1月初旬まで)
≪カラコルムハイウェー(パキスタン)サイクリングの旅≫ 世界一標高の高い国境から〈4,700m〉から素晴らしい山々を眺めながら走る爽快感を味わおう!(4月〜1月初旬まで)
独自の文化が栄えるキューバ
ヘミングウェイが愛したハバナ&チェ・ゲバラ 革命の足跡をたどる
エリア:
  • カリブ海>キューバ>ハバナ
  • カリブ海>キューバ>サンチャゴ デ キューバ
  • カリブ海>キューバ>キューバその他の都市
テーマ:観光地 街中・建物・景色 その他 
投稿日:2009/11/25 18:20
コメント(0)
≪キューバ横断の旅 11日間≫

ハバナ旧市街の風景
左)ハバナ旧市街の風景/右)ゲームに興じる男性たち

カリブ海の真珠といわれるキューバ。美しい海岸線、サトウキビ畑やオレンジの畑、マホガニーの林が生い茂る山岳地帯・・・。カストロ新政権のもとで社会主義国でありながら独自のスタイルを守り続けてきました。ヘミングウェイゆかりの地ハバナは、カナダやヨーロッパ諸国からの観光客で賑わうリゾート地。スペイン・コロニアル時代そのままの町には、陽気なキューバ人との触れ合いが待っています。


≪ヘミングウェイを訪ねて≫

へミングウェイゆかりの地
左)アンボス・ムンドスホテル/右)ヘミングウェイ博物館

『 老人と海 』 で知られるアメリカの小説家・詩人、アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(1899年7月21日〜1961年7月2日)。スペイン内戦や第一次世界大戦にも積極的に関わり、その経験を元に 『 誰がために鐘は鳴る 』 『 武器よさらば 』 を書き上げました。1952年に出版した、キューバの老漁師を主人公とした小説 『 老人と海 』がピュリッツァー賞小説部門を獲得、54年にはノーベル文学賞を受賞。この年、二度の航空機事故にあいながらも奇跡的の生還を果たしました。晩年は躁鬱に悩まされるようになり、執筆活動も次第に滞りがちになっていき、1961年、ライフルで自殺してしまいました。

アンボス・ムンドスホテル最上階にある角部屋はヘミングウェイが滞在した部屋です。展望は最高!吹き抜ける風が気持ち良い。現在は一般に公開されている(入場料2CUC)ので、ぜひ立ち寄ってみてください。またハバナ旧市街から車で20分ほどの小高い丘の上には、ヘミングウェイが20年間過ごした家がヘミングウェイ博物館として公開されています。壁に掛けられたはく製が目を引くリビングルーム、素朴な執務室や酒瓶の並ぶダイニングなど同時の様子そのままの空間にいると、まるでタイムスリップしたかのよう・・・。いまでも多くのファンを持つヘミングウェイ。その面影はバハマの町のあちこちで見られます。

〔ヘミングウェイゆかりの地を訪問〕
●ヘミングウェイ博物館(ハバナ) ●ヘミングウェイの愛した「ホテル アンボス・ムンドス」(ハバナ) ●ヘミングウェイ胸像(ハバナ) ●「老人と海」の舞台コヒマル(ハバナ近郊) など


≪革命の足跡をたどる≫

キューバ革命関連
左)革命広場に面した内務省/右)カストロのポスター

フィデル・カストロ、チェ・ゲバラらが中心となって、アメリカ合衆国の影響が強かったフルヘンシオ・バティスタ政権を打倒するに至ったキューバ革命( 1953年7月26日 - 1959年1月1日)。1953年に蜂起したカストロらは、そのころ革命勢力の結束が弱く失敗に終わる。しかし1958年には反政府各派の共同戦線が結束。1959年1月1日にハバナ占領を果たして革命政権を成立させ、1961年に社会主義を宣言しました。その後、チェ・ゲバラ氏は1967年10月8日ボリビアにて銃殺されています。

一方、新政権を樹立したカストロ氏は医療の無料化、教育の無償化、公共施設の是正、土地の国有化、企業の国営化などをすすめ、社会主義国として多くの問題に直面しながらも、独自のスタイルを守り続けてきました。カストロ氏は昨年(2008年)国家元首にあたる国家評議会議長を引退。約50年にわたり、ソ連崩壊後も反米勢力の急先鋒として社会主義国家を率いてきたカストロ時代は事実上、幕を降ろしました。

日本は2004年にキューバと外交関係樹立75周年を迎えています。


〔革命の足跡を訪問〕
●革命広場、革命博物館(ハバナ) ●革命家達の隠れ家グランヒータシボネイ、モンカダ兵営、モロ要塞、サンタイフィヘニア墓地(サンチアゴ・デ・クーパ) ●革命軍司令部跡ラ・プラタ(ビラ・サントドミンゴ) ●キューバ革命勝利の戦場ゲバラ霊廟と革命広場(サンタクララ) など
タグ:
ハバナ ヘミングウェイ キューバ カストロ チェ・ゲバラ 

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ヘミングウェイが愛したハバナ&チェ・ゲバラ革命の足跡をたどる キューバ横断の旅8日間・モデルコース
ヘミングウェイが愛したハバナ&チェ・ゲバラ革命の足跡をたどる キューバ横断の旅8日間・モデルコース
南極大陸
地球の底、南極点に立つ! 〜南極点フライト体験記〜
エリア:
  • 北極・南極>南極
テーマ:その他 
投稿日:2009/05/18 12:55
コメント(0)
一生に一度は行ってみたい究極の旅、地球の極<南極点>ヘ! そこはもはや、限られた人たちだけの世界ではない。今まで想像もしえなかった南極点がさらに身近な旅へと変わっているのだ。輸送機に乗り込む。機体が大陸に車輪を下ろしたと同時に後方の大きな扉が開いた。初めて見る大陸は、すばらしい青空とその向こうに広がる雪を頂く山々が目に飛び込んできた。 その一瞬、自分が映画の中に飛び込んだような気分にさせてくれた感動は今も忘れない。

■ 南極点フライトの拠点となるチリ・ブンタアレーナス

丘から眺めた町の様子

南極フライト出発の数日前にブンタアレーナスへ入る。南極フライトのツアーでは、事前に参加者全員を集めての説明会があるため、最低出発の2日前に現地にいる必要がある。説明会では、南極旅行のさまざまな注意事項のほか防寒服やブーツなどの試着など、完全なる装備の準備をする。スタッフに荷物を細かく点検してもらい、荷物の重量を確認する(重量制限あり)。こうした作業をしていくうちに、南極へ行く心の準備も整うのだ。

博物(左)とレストラン(右)

せっかくチリまで来たのだから、観光やグルメも楽しもう。当時の大富豪ホセ・メンデスの邸宅を改造した博物館(写真上左)では19世紀後半のプンタ・アレーナス全盛期の栄華を知ることができる。町の中心にある郵便局では、ペンギンの切手や南極の切手などを販売しているので、ぜひ入手したい。海岸近くのレストラン「ブロッコリー」(写真上右)は海鮮料理などがおすすめ。特に魚料理、サーモンが美味。近くにはほかにも美味しいレストランがいくつもあり、お値段もお手ごろ。

■ ペンギン島も、雄大な国立公園も!自由がきく手配旅行がおすすめ

マゼランベンギン島/パイネ国立公園

手配旅行なら時間もあるので、もっと自由に楽しめる。ここでの見どころは、プンタアレーナスから船で行く 「 マゼランペンギン島 」 だ。片道約2時間。無数のペンギンコロニーの楽園で、ペンギンたちのかわいい姿をウォッチングしよう。また車で約120Km、約3時間、南パタゴニアに位置する 「 トーレス・デル・パイネ国立公園 」 もおすすめ。氷河の侵食でできた奇峰や澄んだ湖、草原地帯から森林、そして切り立った峰など、変化に富んだ風景が楽しめる。

■ いよいよ南極大陸へ!

機内の様子/南極大陸に降り立つ

私達を運んでくれるのがイルーシン ロシアの飛行機である。貨物輸送機はまずは荷物が優先。私たちは機体側にスチール製のいすに薄い革張りのシンプルな座席。これから4時間のフライト。機内食はガイド達やメカのスタッフによる手作りサンドイッチだ。

着陸と同時に後方の扉が開くと雪をかぶった山々と透き通った青空が突然顔を出した。南極大陸だ!とうとう自分の足で南極大陸に降り立つ! 「 やった!! 」 。外気マイナス8度、 風なし、最高の天気だ。 約1キロ弱、「 パトリオットヒルズキャンプ 」 まで歩く。

■ 南極の拠点、パトリオットヒルズキャンプ

パトリオットヒルズキャンプ/メインテント

標高800m、ホーシューバレー裾野に広がる 「 パトリオットヒルズキャンプ 」 が南極大陸の旅の拠点。まずはメインテント(食堂・ミーティング場所)で、これからの南極点への諸注意などの説明を伺う。ここで出される献立は国際色豊かなメニュー。サラダ&サーモン、オリーブ、ベィクトポテト、ポークのほかに、日本人の為のスペシャルメニューとしてサーモン&アボガド入りのり巻きとカレーも用意されていた。豪華な食事ではないが、心のこもった味付けで、限られた食材の中でも味は美味。

■ 待望の南極点へ!米国アムンゼン・スコット基地に到着

上空からの眺め/南極点記念ポール前

天候良好、外気8度、午後6時、いよいよ南極点へ出発だ!ツインオッターに乗り込み、これから約6時間半のフライト。上空からの眺めは圧巻!途中、給油して米国アムンゼン・スコット基地に到着。南極点を示す12カ国の国旗が見える。南極点記念ポール前で記念撮影。感無量・・・。外気マイナス26度 快晴。

アムンゼン・スコット基地/12カ国の国旗

ガイドの案内で施設内へ。施設内のキッチンでウエルカムドリンクとクッキーをいただく。この施設は150名の宿泊施設があり、現在では260名が夏の期間働いている。ここでは水耕栽培による野菜やハーブなどの自給自足も行われている。

南極点のさまざまな施設/50年前の基地

この施設のほか、広大な白い大陸には、さまざまな施設が点在し、約160名もの人が働いている。以前のドームは厚い雪に埋まりつつあった 50年前の基地はすでに地下8mに埋まっているそうだ。

南極点滞在期間は約3時間半。けれども南極点の澄みきった空気が身体中を浄化してくれたような、すがすがしい気分だ。

■ 快適テントに宿泊、ブリザードも経験!

二人用のテント/雪上車

パトリオットヒルズ日帰りで戻ると後は天候次第でプンタアレーナスへ戻る飛行機を待つばかり。ゆっくり、あせらず自然にまかせることに。限られた時間を思う存分楽しむ。 私の泊まった二人用のテント内には、なんと2段のマットレスと枕、小さなテーブルと椅子、シーツもピローケースも付いている!トイレ用テントが別にあり、内部も広く清潔だ。

雪上車 これに乗り近くの山々などにエクスカーション。上車に乗り約40分程で1993年に墜落したDC-6機見学。翼のみ顔を覗かせている。運良くパイロットは脱出、けが人無し。

天候が変化する兆し/ブリザード

そうこうしているうち、天候が変化してきた。やがてひどいブリザードに!体感温度マイナス25-30度?

大陸での滞在が7日間の予定が気候状況により12日間となった。思う存分さまざまな大陸の姿を見せてもらった。自然の中での不思議体験も味わうことができた。この厳しい自然を知り尽くしているエキスパートスタッフ達は、皆何かを超越していて、だれもが謙虚であり素直な心を持った暖かい人たちばかりであった。自然を知るばかりでなく、それぞれお国柄がでている参加者達のピュープルウォッチや交流も楽しい思い出となった。
タグ:
南極大陸 南極点フライト アドベンチャー 

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◎南極点フライト6・7日間の旅(体力レベル1〜2:初級者・一般向け)

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