航空券の種類について

航空券には全部で4つの種類があります。それぞれ特徴があるので、自分の予定に合わせて航空券を購入しましょう。

航空券の種類

普通運賃航空券(ノーマル航空券)

ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラス
1年間有効、予約変更・経路変更・航空会社の変更・払い戻しなどが可能。すべての航空券の基本になるのがこの航空券。時期、季節による料金の変動はなく、どこで購入しても金額は同じ。
 

IATAペックス航空券

エコノミークラス
IATA加盟全航空会社共通の特別運賃。予定にあわせてどんな航空会社も利用できるため、周遊旅行などには便利。金額は正規割引航空券や格安航空券よりも割高。予約変更・経路変更などはできない。
 

正規割引航空券

エコノミークラス・ビジネスクラス
各航空会社が独自に運賃を決めている正規割引運賃。 早期予約・購入することにより更に割安になる「早割」運賃もある。「早割」は運賃が安い分、発売期間や購入期限の制限が厳しく設定されている。 原則予約変更・経路変更は不可(予約変更はできる場合もある)最近では、金額的にかなり割安な運賃が設定されてきており、格安航空券との差は縮んできている。
 
【特徴】
・事前座席の指定ができる(運賃タイプにより異なるため、できないものや有料のものもある)
・マイレージの加算が確実(運賃タイプにより異なるため、加算できないものもある)
・航空会社でも旅行会社でも購入できる。最近では航空会社のWebサイトからの購入も可能になっているところも多い
・ピーク時期でも予約が取りやすい
・予約後72時間以内に購入しなければならないなど、購入期限がある

 

格安航空券

エコノミークラス、ビジネスクラス
価格が安いことから人気の格安航空券。もともとは、旅行会社がパッケージツアー用に利用している団体運賃の航空券を個人に販売しているもの。 そのため、制限はパッケージツアー用というのが基本になるため、帰国便を確定した短期間のFIXタイプの航空券が主流だが、有効期限が長いものや、帰国便が変更可能なもの、片道航空券など様々な種類がある。 金額的には破格のものが出回る時もある反面、繁忙期などはほとんど取れない上に高いなど、常に需要と供給のバランスで成り立っている。
 
【特徴】
・値段が安い
・旅行会社でしか購入ができない
・金額や制約・販売の仕方や内容も各旅行会社によってまちまち
 

◆航空券・航空業界用語

OPENチケット
  • 出発後に帰国日の変更が出来る航空券(出発前に帰国日の確定の必要がない)(10日OPEN、1年OPENなど)
FIXチケット
  • 出発前に利用する全便の予約を確定し、出発後には帰国日の変更が出来ない航空券(14FIX、60FIXなど)
FIX/OPENチケット
  • オープンとほぼ同じだが、事前に復路便の予約を必要とし、現地での日付の変更が可能(航空会社によって、変更規定・変更の際のチャージが異なる)
オーバーブッキング
  • 航空会社が座席数以上の予約を引き受けている状態。 キャンセルが出ずにあふれる場合もある。ただオーバーブッキングそのものは日常的に行われており、予約管理のあまい航空会社はよくあふれさせている
TAX
  • 出国税、税関使用料、空港利用税など(航空券発券時に払う場合と、現地空港で各自払う場合がある)
ストップオーバー(途中降機)
  • 目的地の途中、または帰りに立ち寄った空港(都市)において24時間以上滞在すること
トランジット
  • 飛行機の乗り継ぎのこと(通常24時間以内の乗り継ぎ)
オープンジョー
  • 到着地と現地出発地が異なり、都市間の移動の航空券が付いていないルートのこと
E-チケット
  • 従来の航空券に記載されている内容を、紙の代わりに航空会社のシステム内に記録させるエレクトロニック・チケット(電子航空券)という新しいタイプの航空券。E-チケットは航空券を持たずに旅行することが可能なため、航空券の紛失・盗難に遭う危険がありません

 

 

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