Industry Zen インダストリーゼン

Industry ZEN は、オークランドで古くから日本食レストランを開業し、和食というものをオークランドに広めた先人の一人がオーナーのレストランで、そこには、長年オークランドでレストラン業を営んで来たものが見つけた「答え」のようなものが詰まっています。

店は、Viaduct というオークランドの一等地に位置しながらも、一本入った静かな通りにあり、大きい店なのに、入り口も古民家のような佇まいで、派手さがなく、一瞬お店を見逃してしまうほどです。
でも、一歩中に入ると、そこは別世界。レストランというよりも、日本をテーマにした楽しい空間が広がっています。
縦にずっと長く続く客席に、高い天井、そして、まさにベタベタな「和」のものに、ニュージーランド人が好きそうなモダンなアレンジを加え、日本人ですら圧倒される内装になっています。
そして、お店の目指す「モダンとベタな和の空間の融合」は、料理にも反映されており、和皿の大皿をふんだんに使った盛り付けや、様々な小物は、まるで玉手箱か、大人のためのお子様ランチのような楽しさがあります。

ランチタイムは、どのランチセットを注文しても、驚きの連発で、太鼓橋に天麩羅が盛られていたり、刺身の器に造花の盆栽が突き刺さっていたり、お城が出てきたりします。
そして、目で楽しませるだけでなく、料理もきちんと美味しいのが「ＺＥＮ」のすごいところです。
オーナーのモットーは、お客様に「ＷＯＷ！！！」と言ってもらうこと。
まさにそれを体現したお店に、日本人の私たちですら「ＷＯＷ！！」と言ってしまうこと間違いありません。
御手洗いの綺麗さにおいては、おそらくニュージーランドの和食レストランでは随一です。こういうところにも、オーナーのこだわりを感じます。