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フィレンツェ (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

たでひろこ (ライター・インタビュアー)

観光客だけでなく市民にとっても一番重要なエル字型の歴史の長い広場。

  • 芸術鑑賞おすすめ
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

14世紀に建てられた塔が印象的なヴェッキオ宮殿が堂々とそびえ立つ、
フィレンツェ市民にとって一番重要な広場がこちらです。

ヴェッキオ宮殿は現在も現役のフィレンツェ市役所。
普段も宮殿内で業務が行われ、歴史のある美しい「赤の広間」では市民だけでなく外国人の結婚式も行われています。
日中には観光馬車なども客待ちをしていたり、記念撮影スポットだらけです。

広場がL字型になっているのは1268年に起こったお家争いの際に、負けた方の館を取り壊した為にそんな形になったのだとか。
その後、サンマルコ修道院の修道院長だったジローラモ・サヴォナローラが1497年に「虚栄の焼却」として本や芸術品、
装飾品を燃やすことで「贅沢は敵だ」という思想を市民に知らしめたのがこの広場で、その後市民の生活は殺伐したものになり、
それに耐えかねた市民が彼を捕え、1498年にサヴォナローラが処刑されたのもこの広場だったのもなんとも皮肉な話です。

この広場に面していることで有名なのが、ローマ時代のオリジナル彫刻で溢れているロッジアの回廊、グッチ博物館などもあり、
ヴェッキオ宮殿から川に向かってゆくと、かのウフィッツィ美術館が隣接しているので観光客で常に賑わっています。
満遍なくこの広場の宝物をご覧いただくのに要する所要時間は30分くらいを目安にしてください。

2018/01訪問
山岸 玲子 (トラベルコンシェルジュ)

かつての政治の中心、イタリアで最も美しい広場のひとつ

  • 街散策おすすめ

ローマ時代にはフォロ(政治や宗教等の中心広場)があった場所で、
その当時はこの広場近くにローマ式劇場、公衆浴場もありました。
13-14世紀にも、この広場は政治や市民生活の中心として、行政機関のヴェッキオ宮殿、
ネプチューンの噴水、ランツィのロッジャ、コジモ1世の騎馬像が建てられています。

行政を執り行うヴェッキオ宮殿内には謁見の間など、
様々な行政に対応する部屋がありましたが十分ではなく、
しばしば宮殿前のこの広場で市民会議などが開かれていました。
しかし、雨天などの悪天候の際の屋外での会議は不便なことから、
14世紀後半、宮殿の横に屋根付の「ランツィのロッジャ」が建てられました。

現在、ランツィのロッジャ内には、チェッリーニ作の「ペルセウス」、
ジャンボローニャ作の「サビーニの女たちの略奪」等、
いくつもの彫刻が並んでおり、さながら野外ミュージアムの形相を呈しています。

この広場は、フィレンツェで神聖政治を行った修道士サヴォナローラが、
「虚栄の焼却」と称して本や美術品、工芸品等の贅沢品を燃やした場所でもあります。
のちにサヴォナローラは、彼の厳格な神聖政治に不満を抱いた市民の暴動により
フィレンツェ共和国に拘束され、この広場で火刑に処されました。
広場内の噴水の前に、彼が処刑された場所を示す丸い銘板がはめ込まれています。
今では多くの観光客が訪れるこの広場に、こんなおどろおどろしいエピソードが残っていたのですね。

中村志保 (会社員、ヴァイオリン講師)

観光客だけでなくフィレンツェっ子も大好きな広場

  • 芸術鑑賞おすすめ

1300年代のフィレンツェ共和国の政庁舎、現在の市庁舎であるヴェッキオ宮殿がある
シニョーリア広場は、昔も今もフィレンツェの中心的存在です。

広場の中心にはジャンボローニャ作(1594年)コジモ1世の乗馬像があり、
ヴェッキオ宮殿の横にはバルトロメオ・アンマナーティ作(1575年)ネプチューンの噴水、
ヴェッキオ宮殿の入口には、ダビデ像のレプリカがあります。

そして、”ロッジャ ディ ランツィ“には下記のような彫像があり、
時間が許せばいつまでも広場でその美しさを眺めていたくなるほど。

•サビニの女たちの略奪。ジャンボローニャ作1574-1580年
•メデューサの頭を掲げるペルセウス。ベンヴェヌート・チェッリーニ作(1545-1554年)
•ヘラクレスとケンタウロスのネッソス。ジャンボローニャ作 1598年

芸術作品が沢山ある広場は、いつでも観光客で賑わっていますが、
噴水の裏側には市が設置した無料給水所があり、ガス入り、ガスなしのお水が
いつでも給水出来るようになっていたり、ベンチがあったり、
フィレンツェっ子の憩の場所、待ち合わせ場所でもあります。

シニョーリア広場のまわりには老舗カフェ、新しいグッチカフェなどもあり、
広場を眺めながらテラス席でゆっくりお茶をするのもお勧めですし、
夜はライトアップされたヴェッキオ宮殿、噴水、ロッジャ ディ ランツィが
違う一面を見せてくれます。

◆その他
フィレンツェ人の享楽生活を厳しく批判、禁欲を説いたジロラモ・サヴォナローラが
1497年「虚栄の焼却」と称して本や贅沢品を燃やしたのもこの広場ですし、
彼の厳しすぎる改革に市民の心が離れ
1498年にジロラモ・サヴォナローラが火刑されたのもこの広場。
噴水の前の処刑を示す碑文があり、毎年、彼の命日5月23日には花輪が供えられます。

◆住所:Piazza della Signoria(ドゥオーモ広場から徒歩3分)

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。