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フィレンツェ (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Palazzo Pitti ピッティ宮殿

たでひろこ (ライター・インタビュアー)

見応えのある7つの美術館と博物館、イタリア式庭園で憩いのひと時を

  • 歴史的建造物おすすめ
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

大聖堂側からポンテヴェッキオ橋を渡ってそのまま真っ直ぐ道なりに4分ほど行ったところに、広い広場を備えたピッティ宮殿が立派にそびえ立っています。

もともとは15世紀後半に商人として大成功をしたルーカ・ピッティが建てた私邸で、コジモ1世のお妃さまだったエレオノーラ・ディ・トレドが買い取って改装しながら拡張されたのだとか。
歴代のトスカーナ大公が1859年まで住む宮廷として使われていました。
町中を歩いて命を狙われるのを避ける為に、住居だったこの宮殿とオフィスだった館(今のウフィッツィ美術館)を繋ぐ回廊は、
コジモ1世の結婚式に間に合わせるように、 半年という信じられないスピードで作られたのは有名な話。
ヴァザーリの回廊と呼ばれ、設計をした建築家の名前がついています。

現在はこの宮殿の中にパラティーナ美術館、銀器博物館、近代美術館、君主の居室、衣装博物館、馬車博物館、そして陶磁器博物館の7つの美術館と博物館があります。
パラティーナ美術館の品揃えは世界的にも有名なものが多いですし、個人的には歴史の遍歴が生々しく伝わる衣装博物館がオススメです。
南側の斜面には広大なイタリア式庭園のボーボリ庭園があり、見所も満載。
当時の暮らしに想いを馳せながら散歩をするととても不思議な気分になります。
パラティーナ美術館と近代美術館の入場料が8.5ユーロ。それとは別に銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館とボーボリ庭園への入場料が7ユーロとなります。

全ての美術館、博物館を周るには丸1日はほしいくらいで、目標を定めた上で少なくとも2〜3時間くらいのご予定でご覧になることをお勧めします。

2017/12訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。