マレー系やインド系マレーシア人の地元らしい雰囲気を感じたいなら、
マスジッドジャメ駅周辺に行ってきましょう。
マスジッドジャメの「マスジッド」とはマレー語で「モスク」のこと。
駅名にもなっているように、駅の前にはマスジッドジャメと呼ばれているモスクがあります。
1909年にイギリス人建築家に作られた、このモスクの壁は素焼きのレンガでできており、
中は大理石の床と柱を使った豪華な造り。
その美しさはクアラルンプールで一番とも言われ、
またクアラルンプールで一番歴史があるとも言われています。
お祈りの時間以外は誰でも入ることが出来ますが、
女性は頭や肌を隠して入場しなければならないので、入口で服を借りてください。
駅を出て右手にあるJalan Melayuの方面に歩いて行くと、小さな露天がたくさん立ち並んでいます。
マレー系の女性用の衣料品店が多く、それらのお店に混ざって
揚げたバナナ(ピサンゴレン)などを売る屋台なども見られます。
さらに進むと右手にアーケードがあるのですが、そのアーケードを抜けると
Jalan masjid Indiaという通りに続いており、雰囲気が急にインドっぽくなります。
この通りには、金製品やインドの民族衣装、インドレストランなどが建ち並んでいます。
ちなみに、Jalan Masjid Indiaと平行して走っているJalan Tuanku Abdul Rahmanは、
マレー系の民族衣装を仕立てるお店が立ち並ぶ通り。
このようにマスジッドジャメ駅周辺は、マレー系とインド系のお店が混在しています。
そんな共通するのは、イスラム教徒だということ。
(インド系マレーシア人の宗教は様々でイスラム教徒だけではない。)
お祈りの時間になると、このエリアにはコーランが響き渡ります。
マスジッドジャメ駅周辺は、通りごとにマレー系、インド系と、
2つの文化を感じることが出来るエキゾチックなエリアです。
Around Masjid Jamek マスジッド ジャメ周辺
コーランが響くエキゾチックなエリア
- 投稿日2014/11/12
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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