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メルボルン (オーストラリア) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Naked for Satan ネイキッド フォー サタン

田中 慧 (オーストラリア在住・フリーライター)

地元の若者に大人気!お手軽&スタイリッシュなタパスバー

  • 夜景が美しい
  • ガイドの超イチオシ!
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

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タトゥーショップやナイトクラブ、お洒落なバーが集まる若者文化の中心地、フィッツロイエリア。中でもメインストリートであるブランズウィック・ストリートにある「Naked For Satan」は、センシュアルなネーミング、スタイリッシュで刺激的な内装、そしてメルボルンに数少ないルーフトップバーということで、誰もが知るほどの人気店です。

かつて、メルボルンのビルの清掃作業や建設作業を行っていたレオンという男性が、いつしか親しみをもって「サタン」と呼ばれるようになりました。ある日、ロシア人の住居跡からウォッカ製造器を発見した彼は、ウォッカ蒸留酒を作り、仕事仲間にもふるまったのだとか。暑い夏の日には、彼はほとんど裸になって、自作のウォッカ片手に仕事を続けたそうです。そんなエピソードからこの一風変わった店名が生まれたのです。

「サタン」という名前にふさわしい、赤と黒を基調とした薄暗い店内。天井から釣り下がる様々な形のランプが、むき出しになった蒸留器と店内をオレンジ色に照らします。音楽は意外なほど控えめで、チルアウト系のBGMが流れる店内はシックな雰囲気。特に平日の昼間は静かなので、落ち着いて会話を楽しめます。スペイン・バスク地方の料理やおつまみと共に、オーストラリア各地のビールやワイン、そしてカクテルがあなたを待っています。

お店の構造は三階建てになっています。一階は、バーカウンターで定番のカクテルやワインをオーダーできます。カウンター横にはピンチョスと呼ばれる一口サイズのおつまみが常時10種類以上置いてあり、一つ2ドル、平日の昼間などは1ドルという嬉しい価格で楽しめます。それぞれ爪楊枝で刺してあるので、その数を数えてお会計するというスタイルです。二階部分にも席があり、ピンチョスや飲み物を持ったままソファなどでくつろげます。

三階に行くには、二階にあるエレベーターを利用します。エレベーターを降りて右側がメインのバーカウンター。ビール、ワインはもちろん、「サタン」にちなんだウォッカベースの様々なオリジナルカクテルもここで目の前で作ってくれます。
向かって左側は、しっかり食事をとりたい人のためのレストランエリア。そしてまっすぐ行くと、ルーフトップエリア。ここからメルボルンCBD(セントラル ビジネス ディストリクト)の高層ビル群や街並みが一望でき、特に夕方~夜の景色はとても綺麗です。夕方ごろから大賑わいになる人気のデッキ席を運よく確保できたら、じっくりと眺めを楽しんでください。

営業時間:
日曜~木曜:12:00~00:00
金曜・土曜:12:00~25:00

2017/03訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。