ギア教会は、マカオで最も標高の高い場所に1622年から1638年にかけて建てられた要塞内に、クラリスト修道女たちによって建立された聖母礼拝堂です。教会内は簡素な作りで、祭壇には聖母子像が祭られていました。西洋と東洋のモチーフを扱った珍しいフレスコ画が残っており、中国最古とも言われています。
灯台はその後、中国沿岸部で初めての近代的灯台として1865年に建てられました。台風の時にはシグナル警報をかざし、海と町の安全を守る現役の灯台です。
教会の内部は撮影禁止で、常に警備員が目を光らせている(私が行ったときはスマホをいじっていたような…)ので、残念ながら写真は撮れませんでした。
灯台の内部は日時限定で一般公開されることもありますが、普段は見学不可となっています。
ここへ来たら、ポルトガル軍が利用していた地下トンネルも見学してみてください。
AとBのトンネルがあり、Aトンネルは月曜日以外は10時から17時まで一般に公開されていますが、Bトンネルは土日の15~17時のみの公開です。Aは観光客向けに写真のパネルが両脇に展示され、軍服を着たマネキンなども展示されています。もしタイミングが合えば、Bトンネルがおすすめ。Aに比べると結構長く、ちょっとした探検気分を味わえます。
バスで行く場合は二龍喉公園からのんびりロープウェーを利用して上まで行くのが便利ですが、土日は地元の人も多く利用して混み合うので、タクシーで登り口まで行くのがおすすめです。
開園時間:
要塞: 09:00~17:30
教会: 09:00~18:00 (最終入館は17:30、写真撮影禁止)
灯台: 非公開
ロープウエー: 08:00~18:00(月曜日定休)片道2パタカ、往復3パタカ
(18歳までの学生と65歳以上の方は往復2パタカ)
バス路線: 2, 2A, 6A, 12, 17, 18, 18A, 19, 22, 23, 25, 25X, 32(二龍喉公園下車)
Chapel of Our Lady Guia ギアの灯台とギア教会
南 華子
(旅行会社勤務)
今もマカオを照らす現役です。
- 投稿日2015/03/24
- 更新日2019/04/01
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ジャンルモニュメント・記念碑
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エリアマカオその他
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住所
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アクセスセナド広場から車で約7分
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電話番号+853-8399-6699
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営業時間10:00-17:00
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定休日無休
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公式サイト
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