モンマルトルの丘でパリをパノラミックに展望した後、この美術館を訪れるといいでしょう。
パリ市内でサリバドール・ダリの作品を鑑賞するのでしたら、ここが一番です。
ポンピドゥーセンターにも置かれていますが、時期によっては2〜3枚しか展示していないこともあります。
まずモンマルトルの丘に行くには、メトロ・アンベール駅で降りて、メトロの切符が使えるフニキュレールというケーブルカーで登る手もありますが、いつも乗り口が混んでいます。
ですから、メトロ・アベス駅から、モンマルトル界隈を散策しながら、登っていくことをお勧めします。
アベス駅では、メトロを下車したら地上に出るために、必ずエレベーターを利用してください。階段ですとかなりの段数があります。
ダリ美術館は、通称画家広場と呼ばれているテルトル広場の近くにあります。
また、メトロを出ると、ダリ美術館への行き方を示す矢印表示が出ています。または、テルトル広場へ行く標識を参考にするといいでしょう。
美術館にたどり着くまでのお勧めコースは、まず “Je t’aime の壁”で写真を撮りましょう。恋人と2人で行くならマストです。
そのあと、ピカソが"青の時代"に住んでいた"洗濯船"の広場を通って、ユトリロが絵に残したテルトル広場界隈を散策しながら、美術館に行くといいと思います。
いくつか写真映えするポイントを押さえながら登っていくと、坂道もそれほど苦になりません。
肝心のダリ美術館ですが、入場料は一般12ユーロ、子供が9ユーロです。
オーディオガイドは、仏、英、伊、独、そして、日本語もあります。料金は3ユーロです。
館内には、ダリ独特なシュールな絵画、彫刻、水彩画、リトグラフなどが100点ほど展示されています。
ダリの絵画の中でよくみる“溶けそうな時計”の彫刻があったり、ダリの目指した芸術性を一体化して鑑賞することができます。
見学の終わりに、この有名なシューリアリストの作品を購入することもできます。リトグラフや彫刻を売っています。入場料だけでは施設を維持することができないのでしょう。
Dali Paris エスパス・ダリ・モンマルトル(ダリ美術館)
なかじま いちろう Nakajima Ichiro
(フランス通訳ガイド講師連盟会員)
ダリの作品を見たいなら、ここが一番。
- 投稿日2018/12/25
2018/11訪問
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ジャンル美術館・ギャラリー
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エリア18区 モンマルトル
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住所
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アクセス地下鉄2線 Anvers駅から徒歩約8分、12線 Abbesses駅から徒歩約5分、40番バス Place du Tertre/Norvins停留所から徒歩約2分、54番バス Anvers/Sacré Coeur停留所から徒歩約8分、80番バス Lamarck/Caulaincourt停留所から徒歩約6分
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電話番号+33-1 42 64 40 10
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営業時間10:00-18:00
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定休日無休
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予算入場料(一般) 13ユーロ
(子供) 9ユーロ
(8歳未満) 無料
オーディオガイド 3ユーロ -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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