Mango Cafe Xoai Xoai マンゴーカフェ ソアイ ソアイ

ベトナムの、とくに南部のメコンエリアはトロピカルフルーツの産地だ。その中には日本でも人気のマンゴーがあり、シントー（スムージー）として路面の屋台でも売られておりとてもおいしい。しかし、現地では完熟したマンゴーをそのまま食べる習慣はなく、一般的にまだ少し緑色が残る若いマンゴーに塩をつけて食べるスタイルが一般的。

せっかくベトナムにいるのに、完熟マンゴーが食べられないなんて！という声も聞こえてきそうだが、安心してほしい。実は観光スポットでもあるベンタイン市場の近くという好立地に、マンゴー専門店があるのだ。名前は「Xoai Xoai」、直訳すると「マンゴー・マンゴー」となる。

場所こそ中心地にあるが、雑居ビルにテナントとして入っているので、気づきづらいかもしれない。途中の階段は少し暗く倉庫のようにもなっているので不安を感じるかもしれないが、途中の踊り場にある「Don't Worry」と書かれた看板を見て少し笑ってしまう。そのまま三階まで進むと、15人くらいでいっぱいになりそうなこじんまりとしたお店がある。窓からはベンタイン市場を望むことができ、夜に来ると観光客で賑わう光景が見られることだろう。

一番人気のメニューは、マンゴーかき氷。日本から持ってきたらしい手動のかき氷器でつくったばかりのかき氷に、惜しみなく角切りにされたマンゴーとヨーグルトソースをかけてくれる。味は言うまでもないが、甘酸っぱくてとても美味しい。男性でも一人で食べきるには少し多い＆お腹を冷やすと思われるので、二人以上での注文をオススメする。価格は8万ドン（およそ400円）。そのほか、マンゴー味ののビールや、ベトナム伝統甘味のチェー（ぜんざい）などがある。