1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. ホーチミン(ベトナム)グルメ
  5. メゾン マルゥ サイゴンの現地クチコミ
オリコン顧客満足度®ランキング「航空券・ホテル比較サイト」で2年連続1位を獲得 [プレスリリース]
ホーチミン (ベトナム) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

メゾン マルゥ サイゴン

ちぇり (フードアナリスト/美味いもんハンター)

ベトナム発!世界的評価も高いブランドチョコレート

  • チョコがおいしい
  • ガイドの超イチオシ!
  • 定番人気
  • メディアで話題

他の写真も見る(全8枚)

ベトナムで収穫されたカカオだけを使い、地域ごとのカカオを使ったシングルオリジン、ビーントゥバーの名店。フランス人の指導のもと培われたチョコレートの技術は、今や世界的なショコラコンクールでも認められ、世界に名前を響かせています。

こちらのカフェではその作業工程を間近に見ることができ、入口近くにあるカカオ焙煎機から香るショコラの芳香にもうっとり! 店内はフレンチカジュアルでシンプルな造りではあるものの、ショコラ好きにはたまらない空間になっています。

商品については、全体にハイカカオのブラック系となっていますが、華やかなパッケージの色の違いはカカオの産地の違いを示し、各所で穫れるカカオ豆の特性を生かした仕上げは、同じハイカカオでも個性を豊かに出しています。

赤、黄緑、黄色などのパッケージのものは酸味が強めですので、日本人でこういうチョコレートを食べ慣れていない方は驚かれるかも!

ブルーか紫のパッケージのものが、一般的に日本人に馴染みやすく、赤と青の配色を交えたコーヒーは人気の一品。少しマイルドなものがお好みなら、ココナツミルクを配合した、カカオ成分が少し低めのものをおすすめします。

価格帯はカラフルなパッケージのものは基本、80gで100,000~130,000ドン。紺色と赤のツートンカラーで、ライスパフやカカオニブズを混ぜ込んだ、このカフェに来ないと買えないバージョンのものは150,000ドン。

チョコレートバーにしてはなかなか高価ですが、日本の正規店では、これが倍以上の価格で販売されているので、興味がある方はここで買うのが得策です。

また、チョコレートを使った生ケーキは、ここでしか食べられないのもポイントの一つ。エクレア、タルト、オペラなど、チョコレートを使った各種スタイルのケーキはどれも濃厚で食べ応え十分ですが、お食事の直後などには食べきれないこともあるかもしれませんので、タイミングを見計らって行きましょう。

メニューの中で気になるのがシャンパン295,000ドン。ショコラとシャンパンの組み合わせなんて、フランスの方ならではの発想ですよね。アルコールはその一種類だけなんですが、極上の一杯と大人のショコラ。最高の組み合わせかと思います。

ショーケースの中に並ぶものを指差しで注文すれば、注文後、新たに工房で組み立てたフレッシュなものを持ってきてくれるので、その工程を動画に収めて思い出にされる方もいるようです。

よく聞かれる質問で、「こんなに暑い中、チョコレートは溶けてしまいませんか?」というものがありますが、バター成分が少なめでカカオ率の高いタイプのチョコレートなので、よほど長い時間、直射日光などに晒さない限りは簡単には溶けません。

逆に、冷蔵庫で出し入れするなど、気温差を与える方がブルーム(表面に白く浮く粉のようなもの)が出てしまい、食感を損なうこともあります。買った後はお部屋の常温保管で大丈夫です。

外国人客が多いため、スタッフさんたちは英語に堪能。質問があればなんでも聞いてみましょう。
支払いはクレジットカード(Visa、Mastercardなど)も利用可能ですが、サインと暗証番号の入力が必要になります。

場所は、ベンタン市場南側出口から徒歩約8分。2019年4月現在、地下鉄工事が続行中で付近は通りにくく、回り道をした場合は10分ほどかかります。また、道路を渡るのが難しいので、車を利用すると安全。その場合は一方通行の関係上、時間的には徒歩とあまり変わらないこともあります。

2019/03訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。