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シンガポール 観光の現地クチコミ

現地のプロ(11人)詳細

The Intan インタン

Y.K (メディア・コーディネーター)

プラナカン雑貨がいっぱい!アルヴィンさんのプライベート・ギャラリー

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シンガポールにはプラナカンと呼ばれる中国系のエスニックグループが住んでいます。
彼らは何世代も前に中国大陸からマレー半島に渡ってきて貿易などで財をなし、
地元のマレー系の女性と結婚した者もいました。
あるいは中国人同士で結婚した人たちも、マレーの文化や西洋文化の影響を受けたため、
暮らしの中に異文化をたくさん取り入れ、特有の融合文化を築いてきたのです。

たとえば食事は中華の食材にマレーのスパイスなどを使った
ニョニャ料理(プラナカンの女性をニョニャと呼ぶため)。
言葉はマレー語に福建語などの単語をたくさん取り入れた
ババ・マレー(プラナカンの男性をババと呼ぶため)を話します。

そのユニークな文化を紹介する場所のひとつがここインタンです。
持ち主は7代目のババとしてこの場所に今も住んでいるアルヴィンAlvin Yappさん。
彼が18歳のときから蒐集してきたローズウッドの立派な骨董家具や、
プラナカンらしいきれいな色合いの陶器、あるいは琺瑯びきのお弁当箱―ティフィン、
ニョニャたちが手作りしたビーズのサンダルやバッグ、そのほか美しい衣装、
インテリア小物の多くがテラスハウスの中に展示されており、ミニ・ギャラリー風です。
ナショナル・ヘリテージ・ボード(文化遺産管理局)の傘下に入り、博物館として一般公開しています。

見学したい方は予約が必要。
プラナカンのお菓子を試食できるお茶付きパッケージもあり。
時間があればお茶を飲みながら、アルヴィンさんのお話しを聴くのもいいでしょう。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。