チャイナタウンヘリテージセンターは地下鉄チャイナタウン駅のEXIT Aから徒歩2~3分の場所にあります(出口を間違うと反対側に出てしまったりするのでご注意を)。
大きくチャイナタウンヘリテージセンターという看板が見えますので、見落とすことはないかと思います。
スタッフの対応は英語または中国語。ガイドツアー(英語または中国語)に参加することも可能ですが、オーディオガイドであれば日本語もありますので、ご自身のペースで見学することができます。オーディオガイド付きの入場料は、大人18シンガポールドル、7~12歳の子供は14シンガポールドルとなります。
館内は3階建てになっており、基本的には順路に沿って1階から階段を上りながら見学します。ここでは戦後1950年台の家屋(ショップハウス)の中で、人々がどのように暮らしてきたのかがリアルに再現されています。
当時の“クーリー”といわれる出稼ぎ労働者、“サムスイウーマン”と呼ばれる女性労働者、お医者さん家族など、各職業の人たちが一つ屋根の下でいかに苦労して暮らしていたかを知ると少し驚いてしまうかも。オーディオガイドでは各場面のストーリーを交えつつ、当時の生活について案内を聞くことができます。
当時の人々の暮らしを知るだけでなく、当時のチャイナタウンの賑わいや闇の世界、シンガポールに渡ってきた華人達の歴史を見ることができるのでとても興味深いです。
シンガポールの民族の半数以上を占める中華系の人々。彼らが暮らしていたチャイナタウンが「牛車水(ニューチャーシュイ)」と呼ばれるのはなぜか!? その答えもここで知ることができますよ。
じっくり見ていると1時間以上は時間を要するかと思いますが、歴史に興味ある方であればおすすめの場所です。
なお、ショップハウスといわれる東南アジアでよくみられる造りの建物は、1階がお店、2階が住居として利用されていることが多いのですが、現在でもこういった建物で商売・生活をしている人々の姿を見ることができます。また、改装してレストランやホテルにしているところもあり、歴史的建造物としてうまく利用されています。
もちろん歴史を学べることもおすすめのポイントではありますが、チャイナタウンヘリテージセンターでぜひ見てもらいたいのは、ここでしか買えない限定のお土産グッズです!
シンガポール人アーティスト、パトリック・イー氏が描くポスターやポストカード、紅茶のイラストもとてもかわいくて、お土産にピッタリです。
中華!のテイスト満載なのですが、どこか親しみのある懐かしいイラストでついつい手が伸びてしまいます。“他の場所では買うことができない”というのがまた心をくすぐりますね。
もちろんそれ以外にもアクセサリーや中国語の本なども購入することができます。
Chinatown Heritage Center チャイナタウン・ヘリテージ・センター
Uチノ
(現地旅行会社スタッフ)
チャイナタウンの歴史を学ぶ、ユニークな博物館
- 投稿日2020/02/04
2019/12訪問
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ジャンル博物館・ミュージアム
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エリアチャイナタウン
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住所
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アクセスMRT北西線・ダウンタウンライン チャイナタウン China Town駅 EXIT Aから徒歩約2分
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電話番号+65-6224-3928
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営業時間9:30-18:30
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定休日旧正月
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予算入場料(大人) 18シンガポールドル
(7-12歳) 14シンガポールドル -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
チャイナタウン・ヘリテージ・センター周辺のおすすめ観光スポット
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