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ベネチア (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Santa Maria della Salute サンタ・マリア デッラ サルーテ教会

「大運河の貴婦人」とも呼ばれる、サンマルコ広場対岸にある優雅な教会

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サンマルコ広場近くの河岸沿いから大運河を眺めると必ず目に入るのが、対岸に見えるクーポラが載った教会です。この教会は、1629年からイタリア全土を襲い始めたペストの終焉を聖母マリアに感謝するため、1631年から1687年の間に建立されました。

完成までに57年もかかったのは、地盤が緩いので工事が難航したためで、地盤を安定させるために何本もの杭を地面に打ちこむ必要がありました。運河の水と太陽に照らされて輝く八角形の美しい建物の様子から、「大運河の貴婦人」とも呼ばれており、ベネチアン・バロックの傑作と言われています。

この教会が建っている地域は先の尖った三角形の形をしており、ベネチアがかつて海運国として栄えていた中世の頃は、船荷の荷揚げ場となっていた埠頭でした。

ここでの必見は、教会内部の中央祭壇画左側から入る「聖具室Segrestia」。聖具室内の壁や天井は、ルネッサンス期のベネチア派の画家、ティチアーノ作の「聖マルコと諸聖人」や、ティントレット作の「カナの結婚」等、彼らの作品で飾られています。教会は入場無料ですが、聖具室は3ユーロの入場料(2015年3月現在)が必要です。聖具室内は写真撮影禁止なので、壁や天井に飾られた素晴らしい絵画の写真をお見せできないのが残念ですが、聖具室内も是非ご覧になってみて下さい。

毎年11月21日には、地元住民が行進しながらサルーテ教会に集まり、聖母マリアに健康を祈るベネチア市の公式行事、「マドンナ・デッラ サルーテ祭り」が開催されます。サンマルコ広場からこの教会に行くには、1番の水上バスに乗ってサルーテ停留所で降りるのですが、この日は特別にサンマルコ広場からこの教会の間の運河に、臨時の橋「サルーテ橋」が渡されます。このお祭りのある日は、町なかに日本の縁日のような屋台が出て賑わい、この時期のベネチアの風物詩となっています。

17世紀バロック様式の教会建築

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ベネチアでは比較的新しい教会のひとつで、1630年にこの街を襲った黒死病の終焉を、
聖母マリアに感謝するために建造されました。

教会の周りには、およそ100体の彫刻が配置されている豪華な装飾。
もともとイエズス会の修道院があった場所に建設され、
建物の土台に使われている木材は約100万本と推定されています。
この数値をもとに、ベネチアの街全体で土台に使われた杭の総数は20億本と考えられています。
興味深いのはこの教会が建造された時、それまであった修道院の土台の杭は、
ほとんどそのまま新しい建物の土台として利用されたという点です。

内部には17世紀のベネチアを訪れたナポリの画家ルカ・ジョルダーノの祭壇画が、
また、聖具室にはティツアーノやティントレットなどの作品が展示され、
ルネサンスのベネチア絵画に関心のある者には一見の価値ありがあります。

聖具室は12時から15時までは閉まっているので、訪問時間に要注意。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。