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ベネチア (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Museum Civico Correr コッレール博物館

鈴木 徳郎 (ベネチアの公認ガイド)

サンマルコ広場に面したもうひとつの博物館

  • 観光おすすめ
  • 穴場

ベネチア貴族テオドール・コッレールのコレクションをもとに造られた市立博物館。
入口部分には16世紀に建造された教会がありましたが、
ベネチアがオーストリアに支配されていた19世紀前半に教会を取り壊して、
現在のアラ・ナポレオニカと呼ばれる一角が造られました。

この博物館には、19世紀前半のヨーロッパで最も有名であった彫刻家カノーヴァの作品や、
18世紀のベネチアを代表する風景画家カナレット、
ルネサンス期の巨匠であるカルパッチョ、
そしてシチリア出身で作品数こそ少ないが、15世紀後半のイタリア絵画に計り知れない
影響を与えたメッシーナの描いたピエタ像など、貴重な作品が展示されています。

また、2014年からはロミー・シュナイダー主演の映画でも有名な、
皇女シシーの滞在した部屋も一般公開されて、19世紀の貴族の生活の一端を垣間見せてくれます。

隣接する国立考古学博物館とサンマルコ図書館の一部も、そのまま見学できる仕組みになっています。

ドゥカーレ宮殿の入場券がコッレール博物館と共通券になっており片方だけを単独で入る券は存在しない、
大人€17とちょっとお高いですが、このふたつの博物館に入館する時間的余裕があれば、
十分もとは取れるだけの充実した内容です。

山岸 玲子 (トラベルコンシェルジュ)

ベネチアの歴史と当時の暮らしぶりが分かる博物館

  • エンターテイメントおすすめ
  • 穴場

サンマルコ広場を挟んでサンマルコ寺院の向かい側にある、14-18世紀のベネチアの歴史と、当時の貴族の暮らしぶりを見ることができる品々が展示されている博物館。オーストリア王妃が住んでいたこともあるこの建物は、かつてはベネチア共和国の行政長官の執務室でもありました。

階段を上がった2階、3階が博物館となっており、シャンデリアが吊るされた細長い広間は舞踏の間で、特別展の時に使われます。展示品は、1800年代のベネチア貴族、テオドロ・コッレールの収集コレクションで、ガレー船の模型、昔の金貨や燭台等の生活用品、献立表、陶器、ゴンドラの図、羅針盤、古地図などの他、最上階にある絵画館(ピナコテーカ PINACOTECA)では、ヤコポ・ベッリーニの傑作と言われる「キリストの磔刑」、その息子ジョヴァンニの「キリストの磔刑」、カルパッチョの「ベネチアの二人の婦人」、トゥーラの「ピエタ」等があります。美術好きの方はお見逃しなく。

入場券は、ドゥカーレ宮殿、国立考古学博物館、国立マルチャーナ図書館との共通券(3ヶ月有効)になっています。この共通入場券で入れる4ヵ所のうち、一番入場に並ぶのが人気のドゥカーレ宮殿です。列は入場券を買うために並んでいるので、ドゥカーレ宮殿の列に並ぶのを回避するには、ほとんど並ばずに入場券が買えるこのコッレール博物館で買うのがお勧め。

  • ジャンル
    美術館・ギャラリー
  • エリア
    サンマルコ
  • 住所
  • アクセス
    水上バス1・2・N番 Vallaresso停留所から徒歩約3分、1・2・N・5.1・14・4.1・7・4.2・5.2・B・20・15番 San Zaccaria停留所から徒歩約10分
  • 電話番号
    +39-041-2405211
  • 営業時間
    10:00-18:00
  • 定休日
    無休
  • 予算
    入館料(大人) 20ユーロ
    入館料(子供(6-14才)、学生) 13ユーロ
  • 公式サイト
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。