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ベネチア (イタリア) 観光の現地クチコミ
鈴木 徳郎 (ベネチアの公認ガイド)

二度の火災から正に不死鳥のように蘇った劇場

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17世紀中世のベネチアには16軒の劇場が存在したとされ、ヨーロッパでも有数の活気に溢れた街でした。
元々は宮廷での催しであったオペラが一般観衆のために劇場で上演されたのも、
ベネチアが最初と言われています。
「四季」を作曲したヴィヴァルディのような音楽家がこの地に誕生する素地は既にできていたのです。

1792年にフェニーチェ劇場が生まれたのも、そうしたベネチアの街の文化的環境があったからです。
この劇場は1836年と1996年の二度火災にあっていますが、名前のごとく不死鳥のように蘇っています。
二度目の火事はまだこの街の住民の記憶に新しいのですが、
外壁だけを残し、内部はほとんど焼け落ちてしまいました。
その後、7年の歳月をかけて昔と同じ内装に復元されています。

スカラ座を一回り小さくしたような豪華な造りが魅力です。
ほぼ毎日内部の見学も可能です。
ベルディの『椿姫』など有名なオペラの初演もされた由緒ある劇場で、
若き日のマリア・カラスが、ヨーロッパにやって来て最初に拠点にしたのもこの劇場でした。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。