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ベネチア (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

山岸 玲子 (トラベルコンシェルジュ)

本場ベネチアンガラスの島

  • 街歩きおすすめ
  • 定番人気

ベネチア本島の周囲には、個性的な特徴を持った島々が点在します。ベネチアから約1キロ半のところにあるムラーノ島は、その中でも本場ベネチアンガラスの島としてあまりにも有名。

ベネチアンガラスは、ルネッサンス期にベネチアの経済を支えた重要な商品だったことから、ガラス製造技術が他に漏れないよう、ガラス職人をこの島に閉じ込めたと言われています。島内には、ガラス製品を売る店が軒を連ね、ガラス工場を併設した店ではガラス製造の実演を見学できます。また、エジプトやローマなどの古代遺跡から発掘された古代ガラスから、現代までのガラス芸術品を収蔵した「ガラス博物 Museo del Vetro」もあります。

ムラーノ島へはベネチアから水上バス(ヴァポレット)で行かれます。サンマルコ広場近辺からは4.1番か4.2番のヴァポレットでサン・ザッカリア停留所から約50分、サンタ・ルチア駅からは3番のヴァポレットで約25分、フォンダメンタ・ヌォーヴァからは4.1番か4.2番のヴァポレットで約20分です。ムラーノ島だけでなく他の島も訪れるなら、ムラーノ島、トルチェッロ島、ブラーノ島の3島を訪れるガイド付のツアーの利用が便利です。(英語を含む多言語ガイド。日本語無し。)ツアーは、サンマルコ広場にある観光案内所で申し込めます。

鈴木 徳郎 (ベネチアの公認ガイド)

伝説の日本人デザイナー大平洋一の生きたムラノ島

  • 街歩きおすすめ
  • 定番人気

ベネチアガラスの工場が並ぶムラノ島。
今でもこの島では、日本人のガラスデザイナー、大平洋一の名前を知らない人はいません。
真摯にそして誠実にガラス製作に打ち込んだ彼は、他所者を容易に受け入れないこの島でも、
その実力を認められ、尊敬を集めた数少ない外国人のガラス作家。

彼はすでに日本に帰国して数年が経つが、ムラノのガラス工房に入ったら、
彼の名を口にしてみると、店員からも親しみを持って迎えられることでしょう。
もっとも、ガラスに目が利くと思われて警戒されるかもしれませんが。

時間があれば、新装オープンしたばかりのガラス博物館も訪れてほしいところ。
ベネチアガラスの黄金時代はルネサンスの頃でしたが、
15世紀以降のガラスのデザインの移り変わりがよくわかるうえ、
現代ガラスの秀作も展示されて興味深いものです。

強引な客引きにあって、不快な思いをすることのないようにご注意を。

  • ジャンル
  • エリア
    ベネチアその他
  • 住所
  • アクセス
    水上バス3・4.1・4.2番 コロンナ Colonna下船すぐ
  • 営業時間
    24時間営業
  • 定休日
    無休
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。