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エリア:
- オセアニア > ニュージーランド > ニーム
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テーマ:
- その他
Matariki(マタリキ)とは星団の呼び名です。 日本では昴(スバル)と呼ばれている星団です。
東の空から新月が昇った後からマタリキが昇ってくる日を、マオリ族は新年の始まりとしていました。 今年はその日が今日だそうです。
新年のマタリキが明るい年は、暖かく豊作が予想されると言われています。
星空は、マオリにとっては時間や季節を知る手がかりに、航海の道しるべに、彼らの知識を蓄え、伝え、生かす上で重要なものでした。 なかでも、マタリキは特別大切な星で、年の始まりを祝う星であり、航海の道しるべの中心をなす星でもありました。
マタリキには、「小さな目」または「神の目」の意味があるそうです。
伝統的に新年は3日間祝うそうです。 日本人と似ていますよね。
*上記3枚の写真はクライストチャーチ博物館展示物です。
博物館は無料で入館出来ます。
マオリ族は、今から1000年ほど前に、はるか彼方の島から、ニュージーランドにカヌーに乗って渡って来たといわれています。 真っ暗な海上で見るマタリキは、彼らに勇気と安心を与えたことでしょう。