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アイルランド・ダブリンからホットな旅行&観光情報

~ジャパン・アイルランド・トラベルのダブリン本社よりお届けする、アイルランド旅行&生活情報。~

プロフィール

ニックネーム:
ジャパン・アイルランド
居住地:
ヨーロッパ>アイルランド>ダブリン
会社名:
ジャパン・アイルランド・トラベル
会社英字名:
Japan Ireland Travel
会社所在地:
ヨーロッパ>アイルランド>ダブリン
会社電話番号:
+353-1­678-7008­­­
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
アイルランドの首都・ダブリンに本社を置く旅行会社(ツアーオペレーター)です。

アイルランド発着の現地オプショナルツアー、個人旅行・団体旅行、現地発着ツアー、宿泊先、ツアーバス、レンタカー、ゴルフ旅行、日本語ガイド、ホームステイ、語学留学等、幅広くお取り扱いしております。

日本人スタッフが常駐していますので、お問い合わせからご旅行中まで日本語でサポートします!

ホームページ:www.japanirelandtravel.jp

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アイルランドの白い太陽
エリア:
  • ヨーロッパ>アイルランド>クリフデン
テーマ:買物・土産 観光地 
投稿日:2014/01/29 23:02
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アラン諸島へ向かうフェリー乗り場はすごい風!雨も降っていてあいにくの天気だと思っていましたが、それでもフェリーは出たので一行はアラン諸島の一番大きな島イニシュモア島に向かいます。

アラン諸島と言えばドゥン・エンガスという遺跡や石を積み重ねて出来た農地を隔てる石垣からなる独特の風景や、漁師のセーターが発祥のアランセーターで有名です。なぜか西の果てのこの地にどうしても来てみたくて10年以上前に一度来たことがありました。身体のサイズを測ってもらいセーターをテイラーメードしました。3ヶ月で冬にちょうど間に合うように送られてくるはずだったセーターは季節外れに西の果てのこの島から届きました。しかも、出来上がりは小さめでした!実際にあまり着ることはなかったものの、とてもいい状態で今も残っていて(着てないから?)10年ぶりにアイルランドを訪れる縁を感じながらしみじみとセーターを眺めていましたが、この重量感あるセーターを持っていくのは思いとどまりました。なぜかというと、アイルランド人の友達に、このセーターは今どんな人が着るのか、と聞いたときに、漁師しか着ないと答えが返ってきたからです。そんな伝統のセーターは今も伝統であり続け、再び流行ることはないのでしょうか?DSCF0423s.jpg


アラン諸島には郵便局が一つとコンビニのようなスーパーが一つ、そして教会が3つとパブが4つあります。流石、アイルランド。カトリックの神父さんは自家用飛行機を持っていて他の島でミサを行うために飛び回るのだそう。そしてこの人口800人足らずのこの島にはなんと日本人を含む17の国籍の人々が住んでいるそうです。なんと国際的!

数少ないアランセーターのお店を覗きながら、私がセーターをオーダーしたお店はどこだったか探していました。すると、おそらくここだと思われるお店と、自分が編んだかも、と告白してくれた女性を発見!その女性はアラン諸島の手編みニット組合のようなものを結成したリーダーとなった女性で本にも写真入りで取材されています。うれしそうに、写真がたくさん入ったその日本語のきれいな本を見せてくれました。アランセーターはそれぞれの模様に健康や安全、豊穣などいろいろな意味が込められていて伝統がたくさんつまっています。そんな世界の果てのような小さな島に代々伝わってきた伝統が、お土産として、そしてストーリーとして世界中に散らばっていくなんて、そしてかつて荒波に向かったアラン諸島の漁師の安全を守り、身を寒さから守ったそのセーターが、私たちを今温めてくれるなんて、なんか、感慨深いものがあります。
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ドゥン・エンガスという切り立った崖にある古代遺跡に上ると不思議に今まで止まなかった雨がふと止み、白い太陽が霧の中から現れ、ドゥン・エンガスの舞台の中心に上りました。その風景があまりにも夢の様で、ぼーっとしてしまいました。
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雨がよく降るこのアイルランドで真っ白の太陽をよく見る気がします。この太陽がとても神秘的なのです。子どもに太陽を描かせると日本の子どもは赤に、アメリカの子どもは黄色に描くと言います。アイルランドの子どもは白く描くのでしょうか。

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ロマンチックな古城の事情
エリア:
  • ヨーロッパ>アイルランド
テーマ:ホテル・宿泊 
投稿日:2014/01/29 22:41
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アイルランドに来たら、やっぱり一度は泊まってみたいのは古城ホテルです。なかなか出来ない体験ですが、アイルランドでは日本で言えば4つ星ホテルくらいの料金から手軽に泊まることができるのです。お姫様になった気分で白馬の王子様を窓の外を眺めながら待ってみたり...古城はロマンチックな感じもしますし、また古城には幽霊がつきもの。歴史あるお城には必ず、幽霊が、いえ、なんらかの伝説があるものです。そんな伝説を辿りながら古城を訪れるのも楽しいものです。古城がある場所は大自然のお庭に囲まれていることが多く、敷地内で釣りをしたり、乗馬をしたり、ハンティングといって猟犬を使った狩りなどを今でも楽しむことができます。
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今でもこんな風貌でハンティングをするそうです!服装にこだわるルールの多い紳士の国イギリスの伝統行事だからなんだそうですが。
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ところで、古城は今やロマンだけではありません。どこの家もセントラルヒーティングを導入している温かいアイルランドの冬をお城で過ごしてみたら?天井が高すぎて寒いです。ということで、部屋があったまるのに電気代はかかるし、維持するのが大変なようで、古城を持っていてもお金がかかるばかりで今の時代に名誉などはいらぬ、と手放す城主もたくさんいらっしゃるとか。もちろん、買い手がいればホテル。または歴史博物館。そんなお城の事情なんか、夢見るお姫様の私たちは考えたことなかったです。
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イシュナックの丘と豊かなアイルランド
エリア:
  • ヨーロッパ>アイルランド
テーマ:観光地 歴史・文化・芸術 
投稿日:2014/01/29 22:03
コメント(0)
『キランの泉』の後は、イシュナックの丘という、これもまたガイドブックには載っていないケルトの聖地を訪れる予定となっていました。これまた雅貴さんがアイルランドのいろんな面白いお話を聞かせてくれながら車を走らせ、メインロードではない田舎道をぐんぐんと進んでいったのです。アイルランドはM1とかM2とか呼ばれるモーター・ウェイという日本で言う高速道路のような無料の高速道路が大きな都市を結んでいて、ほとんどの大きな都市はダブリンから車で3時間くらいでいくことができてとても便利です。しかし、このモーター・ウェイを外れるとこんなにもアイルランドは広いのだ、と驚きます。北海道と同じくらいの国土を持つアイルランドはでっかいのです。そして北海道のようにここは酪農王国。羊の数は国の人口を上回るそう。どんなに車で走っても人一人にも会わない、そんなときもあります。
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さて、イシュナックの丘はキリスト教が入る前まで古代から宗教の中心地として火祭りが行われていました。一度禁止されましたが数年前から毎年5月に火の祭りを復活させているそうで、マイナーな場所には似合わないような、ちゃんとした地図や野外フェスティバルを彷彿させる現代風お祭りのアート作品や建築物もところどころに残されていました。DSCF0315s.jpg


それにしても、広大な土地で、歩くのが精一杯。タラの丘を思わせるゆるやかな起伏に満ちた緑の丘はタラの丘が政治の中心でイシュナックの丘が宗教の中心だったと言う説を納得させます。キャット・ストーンと呼ばれる巨大な石に辿り着く頃には1時間以上歩き回っていたと思います。タラの丘は晴れている日には国土の70%が見えるそうですが、この丘の一番高いところからも、かなり遠くを360度見渡すことが出来ました。山のない緑のアイルランドがどこまでも続く光景を、力強い風に吹かれながら、私たちは静かに見つめ、何千年も昔に思いを馳せていました。

霊感がある人がここを訪れると妖精が飛び回るのが小さい光が跳ねるように見えるそうですが、それは見えなくても、私はここに妖精が住んでいることを信じることができます。自然があるところには妖精はいるそうです。日本の森に木霊がいるように、アイルランドにも妖精が住まう木や森がたくさんあります。DSCF0322s.jpg


自然があってこそ、妖精が住み、人間に想像力やインスピレーションを与え、ストーリーを生み出させるのです。アイルランドの自然は現に、優秀な作家を多く生んでいます。この小さな国で4人もノーベル賞受賞作家がいるのです。

ところで、私たちは時間を忘れるほどこの丘におりました。パワースポットの力でしょうか、お腹がすくのさえ忘れてしまい、日没の早い冬のアイルランドですので、お昼にありついた頃にはもう暗くなり始め、ホテルに着いたのは予定よりもずっと遅い時間でした。お客様に一生に一度の体験を思う存分させてあげようと、こころ優しいドライバーガイドの雅貴さんは一度もツアー中「時間ですから行きましょうか」とか「急いでください」と言ったことがありません。アイルランドだからこうできるのか、プライベートな聖地を回る旅だからこうできるのか分かりませんが、そんな時間を忘れられる旅ができることは本当に豊かで素晴らしいことだと思います。

そういえば、イシュナックの丘を訪れるにはデイビッドさんという方に連絡を差しあげる必要があるのですが、実はこの丘はこの方の私有地だからなのです。「自分がそちらに行くと犬が付いてきちゃうので、君たちこっちに地図を取りにきてくれ」と言われてデイビッドさんのお家に地図をいただきに行きます。いくら田舎の土地が安いとはいえ、それでも豪華な邸宅に住み、裕福な暮らしをしているであろうデイビッドさん。でもやっぱりそれよりも、聖地の価値を理解し、その土地を一般に開放し、お忙しい中一人一人に会って、地図を手渡し貴重な客としてもてなすデイビッドさん。そんな彼の心は財産よりもよっぽど彼を豊かにしているのでしょう。日本からはるばる何にもない農地のような聖地に豊かさを求めてやってきた私たちの時間をもこんなに豊かにしてくださいました。ありがとう!
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遠い国のキランの泉
エリア:
  • ヨーロッパ>アイルランド
テーマ:観光地 
投稿日:2014/01/29 19:48
コメント(0)
アイルランドのガイドブックにも載っていない『キランの泉』が日本人、特に日本人女性の間にひそかなブームになっていて、バスも電車も辿り着かない『キランの泉』に訪れたいと、弊社にプライベートツアーを依頼されるお客様が増えてきました。我らがアイルランドトラベルが誇るプロの日本人ドライバーガイド雅貴さんは迷うことなく、どこまでも緑の続く田舎道を走り、私たちを聖なる泉へといざなってくれました。

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知る人ぞ知る聖地ですが、みんなはどうやって知ったんだろうとインターネットでサーチしてみると....一番最初に出てきたのはなんと、美川憲一の『涙はキランの泉』という歌。実はこのキランの泉は、アイルランドのその泉だそうです。

遠い国に 哀しみ消す
泉があると言う
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で始まるその歌。実際に訪れたキランの泉は、密かに静かに佇んでいて、何世紀も何世紀も人の哀しみを癒してきたんだと、実は歌のことを知る前からそんな感じがしていました。

遠くからキランの泉をわざわざ探しにきた日本の私たちをその泉は優しく迎え入れてくれたように思いました。

人はその水を 求め集まる
けれどいつも 欲しいものは
こころの 中にある
深い傷あとを癒す泉も

と歌は続きます。そうかもしれません。こんなに遠くまで来なくても。でも、日本から本当に遠いこの妖精の大地に訪れて初めて魂が共鳴することがあります。そして、初めて、実はずっと私たちの近くにあったこころの中の泉に気づくのです。


だから、旅はいいもんだと思います。私たちは聖なる緑の国で自分を再発見する貴方の旅を応援しています。

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