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- ブダぺスト大花火大会
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エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:お祭り・イベント 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/08/19 00:00
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ハンガリーのブダペストからこんにちは。
8月20日のハンガリーは建国記念日です。さらに建国の立役者、初代国王でキリスト教の聖人にも列せれらている聖イシュトヴァーンの日でもあります。
ですからこの日は1日中、政府主催のイベントが目白押しです。
(地方ごとにもいろいろイベントが開催されます)
メインイベントはドナウ川に浮かべた大きな艀からの打ち上げ花火です。そして今年は久しぶりにゲッレールトの丘からも打ち上げます。
(図をクリックすると政府広報ページのオリジナルPDFファイルをご覧いただけます/注:PDFファイルへの直リンクです)
地図の凡例:
(1)-(7):各イベントの地図上の場所を示す(下のプログラム会場名にも番号を振りました)
ロケット花火マーク:花火の打ち上げポイント
黄地に人マーク:花火見学におすすめの範囲
赤丸に白字十字:救護所
以下ブダペストのプログラムをご紹介します。
建国記念日 ブダペストの祝祭プログラム
2015年8月20日
8時30分-9時30分 会場:Kossuth ter(国会議事堂前)(1)
ハンガリー国旗の行進と宣誓式
ヘンデ・チャバ国防省大臣による挨拶
国防軍宣誓式
アーデル・ヤーノシュ大統領による祝祭スピーチ
10時-18時会場:国会議事堂(2)
国会議事堂オープンンデー
10時-20時 会場:Lanchid utca と Ybl Miklos ter(3)
ハンガリー・グルメ通り
10時-20時 会場:王宮の庭(4)
伝統工芸とハンドクラフトのお祭り(第1日)
10時-21時 会場:Varkert Bazar(5)
ファミリー・プログラムとコンサート
10時 ハンガリーのバースデーケーキ2015年のケーキカット
11時 コロンポシュ・グループによるコンサート
13時 子供向けプログラム(出演:ブボリーク・グループ)
16時30分 ホット・ジャズ・バンドによるコンサート
18時 イリエ・マフィア(ダンスホールレゲエ・バンド)のコンサート
19時30分 チーク・アンサンブルのコンサート
14時30分 会場:Szent Gyorgy ter から 漁夫の砦の聖イシュトヴァーン騎馬像まで(6)
収穫祭の行進とパンの祝福
17時 会場:聖イシュトヴァーン広場とその周辺(7)
野外の大ミサと聖イシュトヴァーンの聖なる右手の巡礼
21時-21時30分 会場(打ち上げポイント):ゲッレールトの丘とドナウ川
建国記念日の大花火大会
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王宮周辺、自由橋、鎖橋は朝から交通規制が入ります。
午後になりますと1区、5区を中心に広範囲に交通規制が入ります。お車で移動の方はご注意下さい。
夕方からはエリザベート橋も歩行者を含めて通行止めになります。
また次の図のピンクに塗ってある範囲全体に交通規制が入り、花火大会見学者の安全のために歩行者専用となります。また緑色の部分は歩行者含めて立ち入り禁止を表します。
(この図をクリックすると警察本部サイトのオリジナルファイルをご覧頂けます/注:JPEGファイルへの直リンクです)
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安全にハンガリー建国記念日のイベントを楽しみましょう。
(Tk)

- イースターのブダペスト観光
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エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/04/02 00:00
- コメント(0)
本日はハンガリー、ブダペストオフィスから投稿です。
ハンガリーではイースター休暇は普段もお休みの土曜、日曜、そしてイースターマンデーの月曜だけです。
学校などは数日の休みが追加されて、今年で言えば4月1日あたりからイースター休みです。
商店などもほとんどお休みになり、カフェやレストランは営業するところもあれば、休業のところもあると言う感じです。
お土産屋さんの場合も商店なので、実は今年の3月15日から施行された「日曜休業の法律」のために、5日は日曜なので営業できませんが、4日や6日は稼ぎ時として営業するでしょう。
さてそんな中、たまたまブダペストに観光に来ている人はどうすべきでしょう。
基本的に美術館、博物館等は日祭日は開いています。地元のハンガリー人に来てほしいとなれば、日祭日に休館してしまっては困ります。
さてここで、みゅうコラム的なおすすめ観光(入場)箇所を紹介します。
1.国立オペラ劇場の日本語見学ツアー
日本語見学ツアーが月、水、土曜日にあるオペラ劇場ですが、イースター中も催行されます。
2015年4月4日(土) 15時、16時、17時と3回も!
2015年4月6日(月) 14時、15時の2回の催行です!
詳細は公式サイトの日本語ページをご覧ください。
# 英語などは毎日催行されています。全てのイースターホリデー中の催行状況は、こちらの英語ページで確認できます!
(ロッツによる美しい天井画と豪華なシャンデリア)
2.国会議事堂の見学ツアー
さてこちらもイースター中は、普通に見学ツアーが催行されています。個人で参加するのは少々難しいというイメージがありますが、オンラインでチケットを購入すれば、ビジターセンターで長く待つ必要はありません。
残念ながら英語ページのみですが、公式ページへ行き、カレンダーで希望の日付をクリックします。
そうしてポップアップした窓から希望の時刻と言語を選択します。ちなみに英語が一番頻繁に催行されています。
希望の時間/原語をクリックすると、チケット専門サイトの国会議事堂ページが開きます。
そこからは指示に従って支払いをすませましょう。
(旧上院本会議場)
3.温泉
ハンガリーといえば欧州でも随一の温泉大国。ブダペストにも数多くの源泉があり、温泉やスパ施設があります。
ブダペスト温泉、スパ、遊泳場などを管理する会社の公式サイトによると、温泉施設はほとんど営業している様です。
こちらの英語ページで確認しましょう。
イースター中も楽しいご滞在を!
(Tk)

- 2月のフェスティバル その2
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エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:お祭り・イベント グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/02/09 00:00
- コメント(0)
ハンガリーからこんにちは!
今日は、1月21日にお伝えしました2月のフェスティバルの追加情報をお伝えします。
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III. Budapesti Halfesztival 2015
第3回ブダペスト魚料理フェスティバル
日程: 2015年2月19日から22日まで
会場:ブダペスト市民公園ヴァイダフニャド城 Budapest Varosliget, Vajdahunyadvara

昨年は国立博物館の庭で開催されましたが、今年は市民公園内のヴァイダフニャド城とその周りになります。
ハンガリーは内陸国ですので、魚料理と言えば川魚。
主なものは、鯉、なまず、川スズキ、鱒などですが、それ以外にもいろいろあります。
もともと欧州の内陸部では、川や湖沼からとれる魚は貴重な蛋白源でした。ですからそれぞれの国や地域に伝統的な川魚料理があるのです。川や湖沼が近くにある市町村の郷土史博物館では、たいてい川魚漁の歴史展示が見られるのもそのためです。
例えばワインで有名なトカイ地方の中心トカイ市の歴史博物館でも、トカイ市内で合流する2つの川、ティサ川とドボログ川で盛んであった川魚漁の展示があります。
ハンガリーの伝統的な魚料理には、魚のスープ、フライのような揚げ物、なまずのパプリカ煮込みのような煮込み料理、大型魚の上等な部分をソテーした料理、燻製や酢漬けのような保存食として生まれたもの、などがあります。

中でも魚のスープは、ハラースレー(漁師汁の意)として有名で、最も有名なハラースレーは、セゲド地方Szegedのタイプとバヤ地方Bajaのタイプです。使う魚は鯉やナマズが一般的ですが、それ以外の魚も使ったりと複数の種類の魚を使うレシピももちろんあります。

魚料理には産地の名前がつく事が多いですが、バラトン湖のパイクパーチ Balatoni fogas や シルヴァーシュヴァ-ラドの鱒 Szilvasvaradi pisztrang などは高級魚です。

是非一度ハンガリー伝統料理としての魚料理をお試しください!
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(Budapest/Tk)

- エクスぺリダンス - 情熱の祭典 (ハンガリー)
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エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:お祭り・イベント 鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/12/30 00:00
- コメント(0)
ブダペストから、2014年最後の更新は、ハンガリー各界で話題のダンスカンパニー エクスぺリダンス の紹介です。

ハンガリーの首都ブダペストにおいて、2000年に結成されたエクスぺリダンス・カンパニー。
設立者および振付師としてチームをけん引するロマ-ン・シャーンドル代表は、ハンガリー民族舞踊を主要なエレメントとして、バレエ、現代ダンス、ジャズダンスなども取りこみ、新しい舞台芸術を完成させました。そして光と音の演出を加え、スペクタクルで感動的なエンターテイメント作品を次々に生みだしています。
メンバーは、ハンガリー舞踊アカデミー出身者からなり、確かな技術に支えられた、情熱と歓喜の舞台を作りだします。

2014年現在、14以上のレパートリーをもち、「満員御礼」公演は結成以来1300回を超えています。2011年よりブダペスト市13区のRaM Colosseum劇場を本拠地とし、ハンガリー国内の地方公演、欧州各地への出張公演も頻繁に行い、ハンガリー内外で熱狂的な歓声を受けています。
また他のアーティストとの共演も積極的に行っています。最近では2014年12月に、3日間4公演で48000人を動員した、ピアニスト、ハヴァシ・バラージュのシンフォニック・アリーナ・ショーにおいても観客を魅了しました。
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上部掲載の2つの画像は、人気作品 Tempestuous (大騒ぎ/ハンガリー語オリジナルタイトル Fergeteges )のもので、つい先日に上演されたドイツ、ブレーメン出張公演からのものです。
副題には 王妃と伯爵とジプシー娘 とあり、ハンガリーオペレッタの傑作「チャールダーシュの女王」などのイメージを観客に想起させます。
実際のところ、ハンガリー人ならこの副題だけで、王妃はハプスブルク皇妃エリザベート(シシー)、伯爵はオーストリア・ハンガリー二重帝国時代にハンガリー首相、その後二重帝国外務大臣となったアンドラーシ伯爵がモデルだとわかります。そしてこのブレーメン公演で、初めて副題に シシー が追加されました。
この作品は私もこの6月にブダペストの公演で観て、大感激でした!
この舞台では、有名な100人のジプシー楽団から選抜された40名からなるジプシー楽団が舞台奥で演奏して、公演に花を添えます。

ブダペスト訪問の際は、このファンタスティックでエキサイティングなパフォーマンスをお見逃しなく!
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こちらは公式パンフレットから、初期からの人気レパートリーの紹介イメージです。
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Facebook公式 https://www.facebook.com/experidance
公演会場(本拠地)
RaM Colosseum劇場
1133 Budapest, Kárpát utca 23.
グーグルマップ: http://goo.gl/maps/hu6ME
公式サイト http://www.ramcolosseum.hu/
DHSRヘリア・ホテルより約240メートル、徒歩約3分
最寄りの地下鉄3号線Dozsa Gyorgy ut駅から約800メートル、徒歩約10分
間近の公演情報はFacebook公式のイベントページからご確認頂けます。

- カフェ・ブダペストとエトヴォシ・ピーテルのオペラ
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エリア:
- ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
- テーマ:お祭り・イベント 鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/10/16 00:00
- コメント(0)
皆さんカフェ・ブダペストはご存知ですか?
ブダペストの喫茶店やカフェの事ではありません。かつての「ブダペストの秋」こと現代芸術祭の名称です。
今年は10月3日から19日まで。もう終わっていますが、日本人が活躍した注目の公演をご紹介します。
今年70歳のハンガリー人作曲家で、クルターク、リゲティの次世代として、欧州で最も注目を集める現代作曲家、エトヴォシ・ピーテルのオペラ作品「レディ・サラシナ」のハンガリー初演です。
なぜハンガリー人なのにハンガリー初演なのかと言いますと、フランスのリヨン国立オペラ劇場からの委嘱作品だからなのです(世界初演2008年)。
エトヴォシにとっては1997年の「三姉妹」(チェーホフ原作)に次ぐ同オペラ劇場からの委嘱になります。
この注目作品のハンガリー初演が、10月17日と19日にリスト音楽院のショルティ・ホールにてありました。
この作品のフランスでの公演では、舞台監督に天児牛大(あまがつ うしお)、舞台美術に中西夏之(なかにしなつゆき)、衣装に山口小夜子(やまぐちさよこ)など、日本人が参加しています。
このハンガリー初演のスタッフはハンガリー人ですが、注目すべきは2人の日本人ソプラノ、
今井文音と吉田真樹子が出演することです。しかも本作の出演歌手はソプラノ2人、メゾソプラノ1人、バリトン1人というもの。主役と準主役です!
2人はこの春、リスト音楽大学オペラ科大学院を卒業したばかりですが、リストのオペラ科といえば入学条件に声楽科卒業資格が必要な名門ですので実力は折り紙つき。筆者は卒業(院)試験にあたるオペラ公演(現代オペラ盛り沢山)とアリア・コンサートにも行きましたが、素晴らしい歌声をもっています。
現代オペラというと敷居が高いかも・・・なんて難しく考えることはありません。
五感を澄ませて音に身を委ね、舞台の動きに集中しましょう。意味は後から考えれば良いのです。
このハンガリー初演には、作曲家本人も臨席していて、終演後のカーテンコールでは出演者を労っていました。私はちゃっかりチケットにサインを頂きました。
サインんをもらえるなら「三人姉妹」の初演版CD(リヨン国立オペラ座、指揮:ケント・ナガノ)を持ってくれば良かった!
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オペラ「レディ・サラシナ」(2007)
リヨン国立オペラ座の委嘱作品
世界初演
作曲:エトヴォシ・ペーテル(リヨン国立オペラ座からの依頼で「三姉妹」と本作を作曲した現在ヨーロッパで最も人気のある現代作曲家)
エトヴォシ自作の「As I Crossed a Bridge of Dreams(2001)」を基にオペラ化
更級日記の英語翻訳版(Ivan Morris)から、Mezei Mariaによる台本
Opera Comique公演の紹介ビデオ(オペラ・コミック公式)
作曲者エトヴォシ公式ページより作品紹介
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