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エリア:
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指定なし
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テーマ:
- ホテル・宿泊
- / 温泉・露天風呂
温泉の浴室や入口等に、温泉分析書が掲示されていることがあります。
この温泉分析書は、その温泉の状態を一番詳しく書いたもので、
これに記載されていることが理解できると、温泉の成分や効能などが
よくわかり、温泉巡りの楽しみが増大します。
しかし、そこには数字ばかりが並んでいて、わかりにくいものです。
そこで、実際の温泉分析書をもとに、その数字の見方をわかりやすく
解説することにしました。
❶ 泉温
25℃以上あれば、成分に関係なく「温泉」となります。
25℃未満でも、温泉成分がある一定以上の量が含まれていれば、
「温泉」となります。(これば温泉法で定められています)
泉温の中でも、42℃以上を「高温泉」、34℃〜42℃を「温泉泉」、
25℃〜34℃を「低温泉」と分類されます。
源泉の温度が高いほど、温泉成分が多く含まれている傾向にあります。
❷ 湧出量
湧出量とは、湧き出している温泉の量を示すものです。
普通毎分何リットルと表示されています。ちなみに水道の蛇口を全開に
して水を流したときの水量は毎分20リットルです。
一般的には、1人あたり1分1ℓ以上のお湯が理想的と言われています。
施設の規模にもよりますが、毎分100ℓ以上ぐらい必要でしょうか。
❸ 湧出形態
湧出形態とは、温泉が地下からどのようにして地上へ湧き出している
のかを示すものです。湧出形態には3種類あります。
1)自然湧出(自然に地下から湧き出している状態)
2)掘削自噴(ボーリングなどで地下を掘削した後、湧き出している状態)
3)動力揚湯(ボーリングなどで地下を掘削した後、機械の力で汲み上げている状態)
❹ 源泉地
源泉地とは、温泉が地下から湧き出ている(汲み上げている)場所を
指します。温泉は普通、地下から地上に出て空気に触れると、いろいろな
温泉成分が変化します。本来持っている温泉の成分が損なわれる事が少な
くありません。源泉地と湯槽の場所は、近ければ近いほど温泉の鮮度はい
いと言われています。
<第25回 おわり>
この温泉分析書は、その温泉の状態を一番詳しく書いたもので、
これに記載されていることが理解できると、温泉の成分や効能などが
よくわかり、温泉巡りの楽しみが増大します。
しかし、そこには数字ばかりが並んでいて、わかりにくいものです。
そこで、実際の温泉分析書をもとに、その数字の見方をわかりやすく
解説することにしました。
❶ 泉温
25℃以上あれば、成分に関係なく「温泉」となります。
25℃未満でも、温泉成分がある一定以上の量が含まれていれば、
「温泉」となります。(これば温泉法で定められています)
泉温の中でも、42℃以上を「高温泉」、34℃〜42℃を「温泉泉」、
25℃〜34℃を「低温泉」と分類されます。
源泉の温度が高いほど、温泉成分が多く含まれている傾向にあります。
❷ 湧出量
湧出量とは、湧き出している温泉の量を示すものです。
普通毎分何リットルと表示されています。ちなみに水道の蛇口を全開に
して水を流したときの水量は毎分20リットルです。
一般的には、1人あたり1分1ℓ以上のお湯が理想的と言われています。
施設の規模にもよりますが、毎分100ℓ以上ぐらい必要でしょうか。
❸ 湧出形態
湧出形態とは、温泉が地下からどのようにして地上へ湧き出している
のかを示すものです。湧出形態には3種類あります。
1)自然湧出(自然に地下から湧き出している状態)
2)掘削自噴(ボーリングなどで地下を掘削した後、湧き出している状態)
3)動力揚湯(ボーリングなどで地下を掘削した後、機械の力で汲み上げている状態)
❹ 源泉地
源泉地とは、温泉が地下から湧き出ている(汲み上げている)場所を
指します。温泉は普通、地下から地上に出て空気に触れると、いろいろな
温泉成分が変化します。本来持っている温泉の成分が損なわれる事が少な
くありません。源泉地と湯槽の場所は、近ければ近いほど温泉の鮮度はい
いと言われています。
<第25回 おわり>