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気にしたら負けや@フランス

~煎餅をかじるだけで異臭騒ぎになる、そんな素敵な国でわたしは今日も生きてゆく。~

プロフィール
ニックネーム:
もやしジャンキー
居住地:
ヨーロッパ>フランス>パリ
性別:
女性
年代:
30代
自己紹介:
高校生の時にyamakashiというフランス映画に惚れ込み(ロマンチックな映画でなく、思いっきりアクション映画)、フランスってむちゃくちゃな国だなー!!胸アツ!!と思い、一気にフランス好きに。いつか私はフランスに住むという夢を10年間持ち続け、2012年会社を退職しついに渡仏。現在は学生としてフランスで婚約者と共に暮らしている。
日本では社会の歯車よろしく働き尽くめであったが、こちらに来てからは日常が本当に穏やかに流れているように感じる。
しかし、お笑いの町尼崎出身&バリバリの体育会系人間なので、ありとあらゆる面にツッコミをいれる日々を送っている。

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フランス恋愛事情vol.2

2014/05/21 22:53
エリア:
  • ヨーロッパ > フランス
テーマ:
  • その他
※冬に自分のブログにアップした記事なので、若干季節感おかしいです。




〜前回のあらすじ〜
嫁入り道具にPSvitaをリクエストし、心の底からの情けない…という言葉を母からいただいたもやしジャンキー。FF10がやりたい。しかし雷を除けまくるミニゲームとか蝶々捕まえるやつとかのやりこみ要素を再びやることを考えたら若干ゲンナリ。
その一方、婚約者ジュリアンの女子力はやたら高いのであった…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




こないだ週末にスーパーで買い物していたとき、出入口のところでボーイスカウトの子達が募金活動をしていた。
買い物中にジュリアンがファミリーパックのような大袋チョコを購入し、お店から出る時に『寒いけど頑張って、みんなで分けて!』と言ってチョコを渡していた。
この時点で、おお〜乙女のような優しさやなぁ!と思っていたが、その後、車の中で
『ああ…男の子達だったし、もっとお腹にたまるものをあげた方が良かったかなぁ…』と言っていたので、やはりオカン気質やなと思った。

というわけで、今回もフランスの男女について書く。

この国のカップルは、週末に何をしているのかというと、とてものんびり過ごしている。
公園や森を散歩したり美術館行ったり。
日本よりも無料で住民に開放されているものが多いので、とりあえず散歩してるイメージがある。
私たちも、週末はとりあえず土曜日はスーパーに行って一週間分買いだめをし、図書館に行くか森を散歩、夜は教会でミサ。
日曜日は早く起きれたらマルシェ、その後は少し遠出をしてこれまた森か湖畔に行き散歩、もしくは家でDVD、もしくはジョギング、もしくは2人でケーキ作り…とかそんなんである。
母からは、もうそれは引退した老夫婦の生活やで…と言われた。そんぐらいのっそりしている。
多分、自分たちの前世はナウシカに『森へお帰り』と言われた玉蟲だと思う。
そんくらい森に行く。秋冬にかけては狩猟シーズンで、鉄炮の音が聞こえてきて怖いから湖に行くことのほうが多いが。

そんな感じのカップルが多いと思う。
あとは友人宅で食事とか。
あと、夫婦や恋人で話し合う時間というのがものすごく多い。と思う。
我が家は2人ともほとんどテレビを観ない。ラジオ派である。昭和。
なので、晩御飯の時もテレビはつけず、2人でその日あったことなんかをひたすら話し合う(ジュリアン曰く、子供が生まれても晩御飯時分のテレビは許さんらしい)。
何をそんな話し合うことがあるんやーと思うかもしれないが、不思議なもんで話すことがあるもんである。
というか、やはりフランス人は話すことが大好きなので、そういう文化なんだろう。
郷に入ってはなんとやらである。
喋りが嫌いな人には少し辛い文化だと思う。


なんにしろ、フランス人の基本は、やっぱり質素 なのかなぁと思う。
当然、どういった生活をしているかは人によるだろうけど。
私はこっちに来てからの生活の方が好きである。
のっそり精神的に満たされる感じ。
ちょっと遠くの田んぼ見に行かない?みたいなノリで散歩に出る。
こっちの土地のデカさはハンパじゃない。
パリから少し車で離れるだけで、ビックリするほど広大な土地が広がっている。
春は、それこそ空の青と平原の緑、その二層がひたすらまっすぐ続いている中を歩く。
海や砂漠を初めて見た人はちびりそうになる というが、それに似たようなモノを覚える。
とにかくお金を使わずに週末を過ごせる。
そして何より、ジュリアンも図書館という空間が好きな人で良かったと本当に思う。


まあこんな感じで週末を過ごしている。
散歩している家族を見かけると何か和む。とにかくはしゃいでる子供がかわええ。
あと、フランスって平等社会だけど、やっぱり家では父親が結構強いのよね。
うちの義弟夫婦も、子供たちがイタズラとかしたら弟嫁さんが『こんなことして!!!お父さんに言うわよ!!』と言ったり、『うわああんごめんなさいパパーーー!』と、父親に怒られてるときはマジで怖がっていたり。
もっとそこらへん緩い(フランク)んかなと思っていた。

あと、ジュリアンの上司の家庭では、息子さんが20歳くらいでも『パパ!バーベキューの火がつかないよこっちに来て助けて!』と言ったり、『パパ!一緒にwiiしようよ!!』と言ったり、ものすごく仲良しこよし。
幼い頃はきちんと畏敬の対象なのに、大人になっても普通に仲良しな家庭が多い。それがすごいと思う。どんなマジック。


話は変わるが、以前、フランス男性はとても一途と書いた。だが当然、一途でない男性もいる。
最近では大統領がいろいろとやらかしてくれたが、私の周りは、フランス女性よりも男性がとても怒っている。
1人の女性に対して誠実じゃない男が国に対して誠実で居れるわけがない、とか、このせいでフランスのイメージが悪くなる!とか、これだから愛の国は〜とか言われるんだ!とか。
まあなんにしろ、国を問わず、誠実な男性を見つけるというのはとても大切なことである。



次回は、日仏カップルあるあるをお送りします
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