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気にしたら負けや@フランス

~煎餅をかじるだけで異臭騒ぎになる、そんな素敵な国でわたしは今日も生きてゆく。~

プロフィール
ニックネーム:
もやしジャンキー
居住地:
ヨーロッパ>フランス>パリ
性別:
女性
年代:
30代
自己紹介:
高校生の時にyamakashiというフランス映画に惚れ込み(ロマンチックな映画でなく、思いっきりアクション映画)、フランスってむちゃくちゃな国だなー!!胸アツ!!と思い、一気にフランス好きに。いつか私はフランスに住むという夢を10年間持ち続け、2012年会社を退職しついに渡仏。現在は学生としてフランスで婚約者と共に暮らしている。
日本では社会の歯車よろしく働き尽くめであったが、こちらに来てからは日常が本当に穏やかに流れているように感じる。
しかし、お笑いの町尼崎出身&バリバリの体育会系人間なので、ありとあらゆる面にツッコミをいれる日々を送っている。

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記事一覧

1 - 5件目まで(23件中)

NoPhoto
フランス観光する際に気を付けた方がよいこと
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス
テーマ:グルメ その他 
投稿日:2014/12/03 23:33
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年末にさしかかり、多くの日本人がフランス旅行を計画しているようである。
故に、ブログのアクセス数の跳ね上がり方がすごい。
私のブログなんかも参考にしてくれるのかみんな。有益な情報なんてひとっつもないというのが売りだから辞めといた方がイイヨ!!と声を大にして言いたい。マトモな情報を提供してくれているブログなんて山程アルヨ!
私の友人達もフランスに来ることだし、今日という今日はとても役に立つ情報を書こうと思う。

まず、初めてフランスに来たら 絶対みんな不信感でいっぱいになると思う。
スリだらけ、観光客に対して優しくないパリの人々、直前になって電車の到着プラットホームが変わる電光掲示板、観光地を跋扈する恐らく不法滞在であろう怪しい商人、観光客に対してお釣りをチョロまかすレジ係などなど…
これらは裏切ることなく存在する。
そんな中でも、最も信じてはいけないモノを、みんなに今日は伝えたい。
絶対に観光ガイドブックなんかには載っていないがA級に危険なもの…。
そう、それは…エクレア!!お前のことだ!!お前だけは絶対許さない!!!
エクレアと真冬のドッジボールに浮かれる小学生児童だけは絶対許さない。
あと多数決でレクリエーション内容をきめまぁ〜すとか言っちゃう担任も。多数決は少数派に対する公開処刑だからアカンとハンターハンターでも書かれていただろうが!!!というか真冬のドッジボールは法律で禁止すべきだ!!

初めてフランス本場のエクレアを食べた時の私は、とても迂闊であった。その油断っぷりたるや、自分の気円斬で真っ二つになってしまったフリーザに匹敵するほどであった。
エクレア=カスタードクリームという日本での固定概念に捕らわれていたのである。
カスタードクリームを想像しながら口に含んだ瞬間 私を襲ったあの怒涛の甘さは忘れられない。
甘い物好きな私でもビビる甘さであった。
そう、フランスのエクレアはカスタードクリームではなく、全力チョコクリームである。
チョココロネのクリームを想像していただきたい。あれの2倍は濃くて甘いチョコクリームがギュッと詰まっている。とてつもない期待の裏切りであった。
喩えるならーーーそう、希望に胸を膨らませる高校一年生の春 新学期。

「ああ…緊張するなあ…友達できるかなあ…!」
『えーっと…私の席はココだぁ☆席順が近い同士、ヨロシクね☆貴女の名前はなんていうの?』
「私は羽部羅!羽部羅 玲子って言うの!よかった、私、知り合いが誰もいなくって!」
『私は、蟻画地…蟻画地 黒美!ヨロシクね玲子ちゃん!』
「(黒美ちゃんかあ…可愛くてすごく優しそう!よかったあ!!高校生活楽しくなりそう!)」
玲子はまだ知らなかった…優しそうな黒美の裏に潜む、悪魔の顔を…。


っていう具合に始まる女子の裏切りに匹敵する。お前の席、ねぇ〜から!!!!っていうやつですね。逃げろ玲子。頑張るな玲子。生きろ玲子。
高校なんていう小さい世界で、自分の物語を終わらせるな玲子。

まあそんな感じのショックに襲われて以来、フランスのチョコエクレアを食べることは避けていたのだが、先日なぜか突発的にコーヒーエクレアが食べたくなった。
車の運転練習をするようになって、ひぃこらひぃこら言いながら辿り着いた小さな町のパン屋。
家から結構離れた田舎で、自然に溢れココロオドル感じだった。
ここまできたお祝いを兼ねて、パン屋で甘い物を買って、ここから少し遠くの湖畔で食べようと提案する夫。
私は売り子のおばさんにコーヒーエクレアを注文した。チョコじゃなくてコーヒーね、チョコじゃなくて!と念も押した。コーヒークリームはまだそんなに甘くないから美味い。
そして湖畔についてワクワクしながら包みを開けたら、そこには立派なチョコエクレアがありましたとさ。これほどまでに自然に ファッ◯ューと口から出たことは今迄ありませんでしたし、誰かの歯に穴を開けて砂糖をぎゅぅぎゅぅと詰めてやりたくなったことはありません。
あれほどチョコでなくコーヒーと言っただろうが!!寝てたんか!!竜爺か!!!むしろわざとか!!
財布の中の小銭を漁るのに集中するんじゃなくて、ちゃんとショーケースからコーヒーエクレアを取るよう観察しておけばよかった…。
パン屋ー湖畔間は結構離れていたから交換行くのもダルく、結局エクレアは夫が美味しくいただきました。

まずいということはないが、想像を超えるチョコっぷりなので、フランスのエクレアにはご用心を。
ていうかお菓子全般、異常に甘いから気をつけて。

NoPhoto
フランス焼き魚ロマンス
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス
テーマ:留学・長期滞在 旅行準備 その他 
投稿日:2014/09/29 21:10
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※この記事は夏にかいたものです…


思いっきりバカンスモードに入り、気が抜けまくりである。
フランス紹介ブログとしては、恐らくバカンスの旅行について書くのが正しいのでしょうが、個人的に旅行についてのブログ記事は読むのも書くのもあまり好きではないので端折る。
このブログの基本はフランスでの日常生活をダラダラ書くことなので余計に。バカンス旅行という非日常な日々を過ごすにつれ、日常のありがたみを感じるし。


ただ、今回のバカンスで旅行して思ったのは、今後 長期の旅行時はぬか床を持っていこう…ということである。先日、一週間以上家を空けた。
直前までぬか床を持って行くことを試みていたが、夫による必死の説得(車の中は暑いから、ぬか床の発酵が進むんじゃないかな云々)を受け、しぶしぶぬか床は野菜を抜いた状態で冷蔵庫へ。
そして一週間後、家に帰ってすぐにしたことは ぬか床の状態確認とベランダのシソの安否確認である。
シソは大丈夫であったが、ぬか床の状態がやはりあまり良くなかった。
冷蔵庫のおかげでカビったりはしてなかったが、やはり一週間以上かき混ぜていなかったのでちょっと匂いが変なことに。
塩ととんがらしを足して1日4回混ぜることを数日続けたら元の状態に戻ったが、今後はこんな過ち繰り返すまい。
こんな具合に、私にとって日本食に家でありつく ということはものすごく重要なのである。
フランスに住んでいるんだからフランス流の食事をとることが正しいことなんだろうし、そうすることがこの国に住む礼儀なのだろうとも思う。
郷に入ればsois obéissant とも言うしな!!
しかし。フランス飯は美味いけど、やはり魂が求め 五臓六腑が震える味は日本食。気が付けば食にJAPANを求めてしまう。
私の血はダシで出来ているの(°∀°)!!


そんな私なので、この度迎えた誕生日のプレゼントとして夫にリクエストしていたのは"魚焼きグリル"であった。
そう、フランスの台所に魚焼きグリルはついていない。
故に、魚を焼くとしたらフライパン+クッキングシート、それかオーブンを使用する。しかし、それらでは魚焼きグリルで焼いた焼き魚特有のフワパリ感には遠く及ばぬ仕上がりになるのである。
んごおおおおおお魚焼きグリルで焼いたフワフワパリパリの塩サバにほかほかご飯と味噌汁とぬか漬けみたいな食卓を囲みたいおおおおおお!!!
と発狂することがままあるので、誕生日に魚焼きグリルを買うてちょ〜とお願いしていたのだ。
日本で買えば5000円前後だろうが、フランスで良いものをゲットしようとすると(というか日本から取り寄せしてねと言っていた)配送料やらかかって高くなるパターンなのでそこそこすると予想していた。
ちなみに、我が家には関西人らしくたこ焼き器もある。これまたガスで焼くめっちゃいいやつを日本から取り寄せたのだが、配送料が本体の3倍以上した。ドンマイ。


誕生日の二週間前くらいだっただろうか、夫が『誕生日プレゼントを買ってくるね』と言ってパリに出かけた。
帰って来た彼の手には、ものすごく大きな長方形の荷物。
狂喜乱舞する私。
ああ、パリの日本食品店で魚焼きグリルをゲットしてきてくれたのね!!!!!
魚焼きグリルがついに我が家に!!!!!
ついに来たか〜!!快適焼き魚ライフ!!!塩サバ白飯!!なんなら鶏の手羽先だって焼いちゃう!!あ〜コレがリア充というやつか〜!!もう毎日が絶対楽しくなるねコリャ!!!!


そしてわくわくしながら迎えた誕生日当日。いよいよ魚焼きグリルとご対面である。
いそいそと夫が私の前に包装紙でデコられた、三つのプレゼントを置いた。
二つは大きな長方形、そして一つはとても小さな箱だった。
私は魚焼きグリルさえあればそれだけで良いのに…!!感謝の気持ちで溢れた瞬間。

まずはこれを開けてよ!と一つ目の長方形なプレゼントを指差す夫。
持ってみると、軽かった。
これは魚焼きグリルではないのね、なるほどもう一つの長方形なプレゼントが魚焼きグリルで…まずは喜びのショートジャブお手並み拝見!バリバリっと包装紙を破ると、オシャンティな黒革の鞄。なかなか立派な誂えである。
そう、私はずっと有事の際(冠婚葬祭…というか主に葬式)で使えるための黒い服 黒い鞄 黒い靴を探していたのだ。社会人になった時、親に
"まずこの黒いグッズを揃えることが大人になるためのマナー"と言われていたので二十代前半に全て揃えてはいたが、もう三十路前だし それなりの上等なものに買い換えたいと思っていたところだったのだ。

ありがとう、これで…就職の面接とか葬式はばっちこいやね!!とお礼を言い、次に小さな箱のプレゼントを開けた。

真珠とサファイアのピアスであった。
ぃよっ!冠婚葬祭アイテムマスター!!とお礼を言った。我ながらわけわからん賛辞。そして実際には冠婚葬祭の葬では使わないだろうけど。


さあああああああ遂に念願の魚焼きグリルと対面の時!!!塩サバ白米はふはふ!!!この日のために、在仏日本人主婦の友である某オランダ水産会社の各種魚を取り寄せとったやで!!!!!銀ダラ西京味噌漬けファイア!!!!!


勢い良く包装紙を破ると、なんとそこにまた別の黒革の鞄があった。





…え??(゜Д゜)わいの魚焼きグリルちゃんはどこにあるのんけ??



夫曰く、一つ目の鞄とこの鞄で迷った挙句、二つとも買ってしまえ!ということになったようだ。
なんという…どんぶり買い(造語、雑な買い物 の意味)!!!!
うわあ素敵!!葬式の二つ三つが突然同じタイミングであろうとも、毎回違うデザインの鞄で参列出来るや!!という縁起でもないお礼を言った後に
『で、魚焼きグリルは…??』
と恐る恐る聞いたところ、

『え……あれ本気で言っていたの…!?あまりにロマンに欠けるリクエストだったから、冗談かと思ってた!!』
という我が耳を疑う返答であった。


私が食べ物に関して冗談を言ったことが未だかつてあっただろうか。
この、盛り上がりに盛り上がりまくった焼き魚と白米に対する思いはどこにぶつければいいのか。
この二週間トキメキまくったせいで、完全に誕生日の翌日の朝は焼き魚定食にする気マンマンだったんだが。
ていうか魚焼きグリルがロマンに欠けるとかディスってんじゃないわよ!!!!
あたいにとっちゃ、手塚治虫の火の鳥を一巻から改めて読み返すときに感じる"ここから始まる壮大な大河ロマン"みたいな!!むしろその10倍以上の強いトキメキを感じる代物なんですがっ!!!!!
あと手塚治虫漫画に出てくる、蓮っ葉な言葉使いの女の子達ってなんであんな可愛いんやろか。アタイなんてほっときゃいいのさ!!!みたいな喋り方をする子ほどピュアな法則!!!!





…と言いたい気持ちをぐっと堪えつつ、
なんだか今回のプレゼントはなんだか全体的にオナゴね☆めるしー!!!と言っておいたけども、やはり魚焼きグリル欲しいってばよ!!!自分で買うわよ!!!




…焼き魚を食べるときはどうぞこのような人間がいるということを思い出して味わって下さい。

そして、みなさん長期の海外旅行や留学に行かれる際は、事前に焼き魚を食べまくっといたほうがいいです。

NoPhoto
フランスで、夢だったアレをついに始めた。
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス
テーマ:ウェディング 留学・長期滞在 その他 
投稿日:2014/06/18 23:07
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そんなこんなでマダムデビュー。
ようやくバタバタが終わり一呼吸…という間もなく、またまた試験シーズン突入で死んでいる。
しかも結婚式前に家族が持ってきてくれたモノで家があふれかえっている。
まじで片付かない。やはり引越しするほかないのだろうか。ウエディングドレスの置き場にも大変困っている。

さて、結婚式でたくさんの人々に祝ってもらえて十分幸せなのだが、さらにお祝いとして頂いたものが嬉しすぎてほくそ笑む日々。
何と、私的日本の三種の神器が揃ってしまったのである。

その三種の神器とは!!
土鍋セット、布団乾燥機、そしてカビにくいぬか床ができる某糠壺(商品の宣伝みたいになりそうだからあえて名前は書かない)
である!!

土鍋セットは、何かにつけ助けてもらっているフランス生活の大先輩から頂いたもので、もうこの冬が待ち遠しすぎる一品である。本当にありがたい。
フランスにおける土鍋がどれだけ貴重なものか!!!昨年、一時帰国する際、オシャレ大好きな姉からルク○ーゼの鍋を買ってきてよ、フランスなら安いでしょ と言われたが、もうアホかと。バカかと。あんなクソ重いものを持って帰れるわけないし、日本の土鍋の方がよっぽど価値あるわいと思ったものである。土鍋は日本の宝やで!!!!
ベランダですくすくと育っている春菊と水菜を見るたび、ほくそ笑んでしまう。夫は鍋料理を食べたことがないので、早くあの美味さを味わわせてやりたい。
真冬の熱々鍋にキンキンに冷えたビールの組み合わせ…。想像するだけで3キロ太れる!

そして布団乾燥機。母が日本から持って来てくれた。これは、ベッドマットが干せないこの国で大活躍なのだ。
今まで、ひたすらファブリーズを撒き倒して除菌を試みてきたが、やっぱり干さないから、なんか気持ち悪い。あと、たまに虫に刺されたみたいな跡が腕に出来たりする。
しかし、このバカみたいに重いベッドマットに布団乾燥機が効果覿面!!
しかも、靴を乾かす機能付きという優れた一品である。


そして最後のぬか床!!!!
フランスの気候にはぬか漬けは合わない、カビやすい などと方方で聞き、諦めていた。
しかし!このカビにくいぬか床なら、水が自動的に吸い上がってくるからカビにくいし、しかも毎日混ぜなくても大丈夫!という優れものなのである。
これが美味いのなんの。一番最初、ぬかを慣らすために漬けた捨て野菜ですら本気の美味さを発揮していた。もう毎日が楽しくて仕方ない。
日々、上がってきた水を捨てながら、漬かってゆく野菜の成長を見守る感じとかね。
酸っぱくなってきたときのために、膜を除去した卵の殻を砕いて準備しといたり、鷹の爪を用意したり…。ぬか床の手入れって、生き物を育てるのと同じ気分である。
フランスに来てから、趣味らしい趣味がなかったが、おかげで趣味はぬか漬けになった。
いやもう、まじで趣味はアクアリウムって言う人と同じである(果てしない乖離)。
夫曰く、ぬか床を混ぜたり、野菜を塩もみして仕込んでいるときの私は本当にニヤニヤ幸せそうにしているらしい。
あと、私はぬかの匂いが昔から大好きで、ぬか床をいじった後の母の手をくんかくんか嗅いで喜ぶという変わった子供であった。
なので、ぬか床を触った後の手を嗅いで あーめっちゃ良い匂いや…と喜んでいると、夫に『今まで僕があげたどんな香水よりも喜んでるね…』と落ち込まれた。

ぬか床をより美味しくするためには色んな野菜を漬けてぬかに味を移すことが重要らしく、色々な野菜を試すのも楽しい。ラディッシュとかセロリとか。
人参が嫌いなんだが、人参のぬか漬けをやったらあまりの美味さに驚いた。
きゅうりのぬか漬けに何ら劣らぬその味わい。
東の高校生名探偵が工藤新一なら、西は服部平次。それくらいの安定感である。

夫にぬか漬けを食べさせたら、『食べれんことはない』というコメントであった。
というわけで、現状、我が家でぬか漬けを進んで消費するのは私のみ。
だから、昨日なんか、長年の夢であった"きゅうりのぬか漬け丸かじり"をやってやった。おにぎり(具なし、塩すらなし)を片手に。
食べ物の美味しさに泣きそうになったのは生まれて初めてである。ものすごい贅沢。
喩えるならば、高見沢俊彦にヘアケアの秘訣を直伝してもらうような!!それくらいの贅沢!!!
実際、私は食べ物に関してはフランスで生きるメリットがあんまり無い。
パンより米だし、ワインより日本酒だし、チーズは嫌いだし。給食の6Pチーズとかドラえもんチーズですら食べれなかった私にとって、フランスのガチなチーズはマイクタイソンの本気のボディブローみたいなもんである。
そして、家族がフランスに来たとき、姉達は『美味しいパン屋に連れてってよ!パンオショコラが食べたーい☆失恋ショコラティエで出てたから』とか言っていたが、もうぶっちゃけ
ああ!?恋に破れたチョコレート職人があんだって?!?!って感じだった。そんなもんより私は米が食べたかったからだ。
そんな私なので、漬物がコンスタントに食べられる という状況は本当に嬉しいのだ。
きゅうりのQちゃん風漬物を、大鍋で大量に作り貯めしたりもする。


なんか後半はぬか漬け愛しか語っていないが、この三種の神器のおかげで、本当にフランス生活が快適になった。
日本にお住まいのみなさん。みなさんが普段食べたり、使ったりしてるものは、実はめちゃくちゃ素晴らしい価値のあるものなんだということを知っていただきたい。
フランスはパンが美味いだとかスイ〜ツが可愛いヨネ☆みたいなことを言われるけど(実際それらは事実ですが)、きゅうりのQちゃんがスーパーで安く手に入ることがめちゃくちゃ羨ましいと思っている人間も世界中にたくさんいるわけです。

とりあえず、女子はみんなぬか漬け始めましょう。合コンとかで、趣味はぁ…ぬか漬けで〜す☆きゃぴ☆って言ってみ。
もうモテる予感しかしない。

NoPhoto
フランスでカトリック挙式したい人向け情報(※フランスに住む人で)
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス
テーマ:ウェディング 留学・長期滞在 
投稿日:2014/06/18 23:02
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※例のごとく、以前自分のブログにあげたものなので季節感おかしいです


先日、いきなり高熱が出たとき、体温がものすごく上がったせいか鼻血が出た。10分くらいティッシュで抑えても全く止まらんので、ふと "鼻血はティッシュで抑えるより流れるに任せて置いた方が早く止まる" というタモリさんか誰かの台詞を思い出し、洗面台の前で下を向いて鼻血を流れるに任せた。
鼻血を流しながら立っているのがあまりにもヒマで、色んなことに思いを巡らせてみた。そういや菊地桃子は結婚式が直前で延期になったときにストレスで血を吐いたんよなあ…
…なんか…
…私と桃子って似てるのかもなぁ…!
とか。
まあ私は鼻血なんだが。
喀血と鼻血、一字違うだけでなんでこんなにコメディになるのか。
そして菊地桃子といえばパテオだなぁ…などと、極限にどうでもいいことを考えていたらパタっと血が止まった。(後に、これがパテオの奇跡と語り継がれることになる


ことはない。 )


つーかパテオの結末知らんわ。当時幼稚園児だったわ。


とりあえず最近ものすごく切羽詰まっている。やることがいきなりドッと来た。
結婚式の準備やら勉強やら夏のバカンスシーズンに向けてのバイト探しやら。
<<南蛮平定のため、孟獲を7回ほど捕らえるだけの簡単なお仕事です。未経験者大歓迎☆諸葛孔明先生の言う通りに動いていただくだけでOK!>>っていうくらい簡単なバイトは無いだろうか。短期で。南蛮にて七縦七禽!!!



さて、今日は結婚式のことについて久々に書く。
教会で宗教的な挙式をする場合、宣誓書みたいなもの(lettre d'intentions)を神官に向けて書かないといけない。これは夫婦連名で作成してもいいけど、普通はやはり新郎新婦それぞれが一枚ずつ作成するのが理想らしいので、私たちもそれぞれで書くことに。
そして作成するにあたり、以下4点のことについて言及しないといけない。

- Liberté -(自由)
カップル間における自由や独立性について自分が思うことを書く。どういう風に相手の自由を尊重するかとか。あとこの結婚にどんな気持ちで臨んでいるのか。また、カップル間において自分は自由であるか

- Fidélité -(誠実)
相手に対してどのように自分の誠実さを貫くか、また自分達カップルにおける誠実さとは何か。(離婚に繋がる一番の原因は誠実さの欠如なので、神父さんにもここの部分をすごく深く突っ込まれる。彼だけを一生愛し抜けるかと。)

- Indissolubilité(解消不可能な事実)-
神の前で行うこの誓いが解消不可能であるという事実から、お互いを一生の伴侶だときちんと意識しているのか。30年後、50年後の自分達が寄り添って生活しているかどうか自分の思うことを書く


- Fécondité (夫婦間の生殖) -
2人とも子供を望んでいるか、どのように子供を育てていきたいか、また子供にもカトリックの教えの中で生きていって欲しいのか。



という感じで書いていく。
近くのフランス人に、indissolubilité (アンディッソリュビリテ)て言えるかどうか聞いて見て欲しい。絶対みんな、すんなり言えないから。神父さんすら噛み噛みである。
そしてfécondité (フェコンディテ)という言葉を初めて聞いたとき、なんかスパゲティの茹で方みたいね〜とか思った。
( °∀° ){アルデンテ!!!

結婚前に、全世界共通でカトリックの人々はコレを作成するんだと思う。とりあえず自分の思うことを書いたら、神父さんに見せに行く。
一度でOKは貰えんだろうと思ったらやはりダメだった。だいたいの部分は大丈夫だったが、最後のfécondité については自分達の欲しい子供の数を具体的に書かないといけなかった。
こうして紙に書いておくことで、結婚後に"紙には子供が欲しいって書いたけど、実は俺は子供なんていらないんだ"という事態になった場合、この宣誓書を証拠に裁判で勝てるからネ☆と神父さんに言われた。へえー。

教会で結婚するための手続き…というか道のりはとても長いけど、そういうのももうすぐ終わるんだなー。
個人的に、きちんとした信仰心がないなら教会で挙式する必要はないと思う。
ややこしいし、何よりもそれなりのフランス語力が求められるので。(DELF B2もしくはDALF C1くらいが妥当かと。特に結婚式の講習会の時、ディスカッションもするし。聖書という特殊な書き方をしている文章を耳で聞いて理解するのは本当に本当に難しい。そして最後に、このように文章を書く力も求められるし。)


市役所での行政手続きはもう全て終わったし、私達の結婚式に関する公示も既に行われた。(フランスでは市役所外で10日間の結婚の公示がされる。公示期間中は第三者がその結婚に対する異議を唱えることが出来るらしいけど、俺もあいつが好きだから異議アリ!とかでなく、あの人◯◯と結婚してないっけ?これは重婚ではないの?というような異議)
なので、いよいよである。本当に長い道のりであった…。


何はともあれ、やることがありすぎて、このバカンス中はほぼ家に閉じこもって終わるだろう。
手伝うよ〜と言ってくれる優しい友人達もいるのだが、いかんせん残っていることと言えば、自分達でやらなくてはいけないことばっかなのだ。この宣誓書のやり直しだとか、教会での結婚式のプログラム作り(日本語訳対応)だとか。
結婚式の準備もそうだが、結婚後の自分の人生の準備やらが同時進行なので吐きそうなんである。これについては、またそのうち書くが。


正直、ここ数日は自分がピリピリしているのがすごくわかるし、仕事で疲れて帰ってきた婚約者を精神的に労ってやっていないなとも感じる。
こう…なんか優しくないモノの言い方をしながら『あ〜こんな風に言っちゃダメだろ自分〜…』てリアルタイムで自省する。
そして彼に、怒った?と聞いても、ニコニコしながら、
『いや怒ってないよ、だってトゲのあることを言いながら自分で後悔したでしょ?君は自分で反省出来る人だから、僕が怒るまでもないでしょ。君は自分の過ちをすぐに見直せる、素晴らしい人間なんだから』
と返ってきた。
菩薩か貴様は!!!!!!
何か目頭が熱くなったわ!!!!
こうやって言われると、余計反省するしな!!作戦か!!!どこの軍師や!!!!


私も早く、立派な一国の軍師になりたいと思います。




このゴタゴタが終わったら、タモリさん風カレーに挑もうと思っている。じっくり煮てやる。

NoPhoto
醤油とみりんが切れそうで焦っている
エリア:
  • ヨーロッパ>フランス
テーマ:その他 
投稿日:2014/05/21 23:09
コメント(0)
※例のごとく、自分のブログに以前アップした記事なので季節感おかしいです※




以前、ジュリアンが蝉の声にハッスルするという旨を書いたが、なんとこの度ついに彼は日本のミンミンゼミの鳴き声をマスターした。

『ミーン ミンミンミン ミ゛〜!!!!』

という、素晴らしい再現性である。きちんと後半部分の音が濁るあたり。
おめでとうの気持ちがある方はぜひ祝電を打ってやって下さい。喜びます。
つーかマスターするまで、YouTubeのミンミンゼミの鳴き声1時間ループビデオをひたすら観ていたジュリアン。
家中にその音が響いていたので、うるっせええ!!!!の極致であった。冬なのに暑苦しいっていう。
何が彼をそこまで駆り立てたのかは謎である。
理系の人間はメカニズムを理解するためには相当のめり込んでいくということを改めて実感した。
ミンミンゼミをマスターした今、ツクツクボウシとヒグラシをマスターすると意気込んでいる。…ヒグラシとかめっちゃ難しくないか。


さて、こないだクリスマスバカンス終わったばっかなのにまたまた二週間のバカンスに突入していた学生達が街に戻り始め、春を感じつつあるパリ。
電車の中で『次のバカンスでは〜』とかいう学生の声が聞こえてきて、バカンス終わった途端に次のバカンスの話かよ…勉強しようぜ…と度肝を抜かれた。


基本的に、フランスの女子高校生が怖い私であるが(いや日本の女子高校生も怖いけど)、こっちの女子高生はやたらオサレなので観察してしまうのである。
制服がないから各々好きな格好しとる。
化粧とかもバッチリ。私が高校生のときはそんなにオシャレちゃうかったで…と思う。持ってるカバンも普通にブランド品だったり。
何か、この子達はきっとセブンティーンみたいな高校生向け雑誌は読まんのだろうなぁ…と思う。きっといきなりヴァンサンカンを読んじゃう感じだろう。
幼少期に至っては、普通 なかよし派りぼん派で分かれるわけだが(少数民族ちゃおは含まない)、きっとこの子たちはいきなりマーガレットを読んじゃう感じだったはずだ。
なんというお姉さんっぷり!!!!
応募者全員大サービスの、漫画キャラクターがプリントされたカバンなんかには目もくれずロンシャンのバッグ!!!そんな幼少期だったのだろう(まごうことなき偏見)。いやだもうこの国で女の子を育ててゆく自信がない。


まあそんなこんなで女子高生にビビる私であるが、以前、夕方頃、バスに乗って家に帰る途中 高校の前のバス停で高校生達がワーっと乗り込んできた。
オシャレな女子男子の中、浮きまくりな男子2人が最後の方に乗ってきた。
2人ともメガネで、服装もお世辞にもオシャレとは言えない。髪もボサボサで、外見など気にしないようであった。しかし、顔立ちはシャンとしており、ものすごく賢そうな雰囲気であった。
バスに乗り込むやいなや、突然 1人は教科書を開き、もう1人はノートを開き始め、2人でその日の復習をし出した。
『先生が書いたこの式さ、』
みたいなことを言っていたので、数学か物理だと思う。2人で熱中して勉強していた。
素直に、私はすげー真面目だなー!と感心していた。

その2人を見つめ、何やらクスクス笑うオシャレ女子3人に私は気付いた。

『フランソワ、ほら、今よ!勉強教えてって言うのよ!話し掛ける絶好のチャンスじゃない!』
『ええ…!でも…オドレィ、私はそんな勇気ないもの!!遠くから見つめるだけで精一杯!!』
みたいなピンク色のヒソヒソでなく、明らかに
『あいつらwwwwwwきんもーーー☆』
という具合の嘲笑であった。
どうでもいいが、マックポテトを食べながらバスに乗ってくんなやその匂いは中毒性あるんじゃ一本よこせ!!!!と私は彼女達にプンプン☆していた。


この男子2人の学校でのキャラがどんなものなのかは知らんが、クラスヒエラルキーの上位に位置しないことはわかった。
まあ日本と違い、陰湿ないじめとかはないんだろうが。

しかし、他人事ではあるが、この男子2人にはぜひグランゼコールなんぞに合格してエリート街道を驀進していただきたいなと思った。


小学生のときモテるのは足の速い男子である。
中学生のときモテるのは少しヤンキーな男子である。(もしくは野球部員)
高校生のときモテるのは王子様的正統派男子である。(もしくはサッカー部員)
大学生のときモテるのは車を持ってるイケメンオシャレ男子である。
社会人のときモテるのは良い仕事につき金を持ってる男である。

これは私の個人的意見でなく、この世の真理である。
そこらへんのOLをとっ捕まえて聞いてみるといい。
同じ性格という条件ならば、イケメンフリーターよりもパッとしない顔の大手企業正社員に100%アタックするだろう。



そう、学生時代はパッとしなくても、地道に真面目にコツコツやっていれば彼らの時代は来るのだ!!!
勤勉こそが勝利!!
勝つんは氷帝!!勝つんは跡部!!!
(テニ^ω^プリ)


ぜひエリートになって、同窓会でこの女子たちが近寄って来た時に『頭の悪い女は嫌いなんだ』と、どぎつく一蹴していただきたい。
エリートの世界で出会った、この女子達とは格の違う、マックポテトをバスの中で決して食べたりしない知的上品美女と幸せになって欲しいなと思った。
フランスに同窓会があるんか知らんけども。


匂いはいいけどマックポテトよりケンタッキーのポテトの方が食べ応えあって美味い ということが書きたかっただけの日記

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