記事一覧
6 - 10件目まで(10件中)
- グルジアのテラビ・ワインファクトリー
-
エリア:
- ヨーロッパ>グルジア>グルジアその他の都市
- テーマ:観光地 グルメ
- 投稿日:2009/12/17 11:14
- コメント(0)
トビリシから東へ約180km、峠を越えて視界が広がったところがワインの産地・カへチアです。このカへチアの中心地がテラビ。大コーカサス山脈の麓、盆地になっているところにブドウ畑が広がるどことなく日本の山梨県や長野県の雰囲気に似ている素朴な町です。ワインの産地らしくこの町にはワインファクトリーが沢山あります。ワインファクトリーとは言ってもブドウを栽培している農家に日本で言う蔵のようなものが付属しており、そこでワインを醸造しているといったほうがイメージが近いです。
そのワイン農家の一軒を訪ねてみました。農家の中は中世の建物そのままといった感じ。そこに付属している醸造蔵は門を入ってすぐの建物でした。すこし薄暗い蔵の中はブドウが発酵している香りで一杯。石の床に穴が開いており、そこにワインが寝かせてあり沸々と発酵している様子が見学できます。同行した醸造の専門の人が言うには製法は古代のワイン製法そのままで、現代の商品として流通させるには(日本のような基準が厳しい国では)難しいやり方とのこと、確かに試飲をさせてもらったところ、かなり酸味が強く日本で売っているようなワインとは違うどちらかというとワイルドな味がしました。グルジアでは各家庭でもワインを作っており、このようなワイルドなホームメイドワインが主流のようです。
- グルジアのヨーグルト・マッツォーニ
-
エリア:
- ヨーロッパ>グルジア>クタイシ
- テーマ:観光地 グルメ
- 投稿日:2009/12/11 18:23
- コメント(0)
昨今の健康ブームの中で長寿食やダイエット健康食として「カスピ海ヨーグルト」の名前で特に女性に絶大な人気を誇る発酵食品がマッツォーニです。コーカサスでは日常の食卓でおなじみの食品で、町のスーパーでもマッツォーニ売り場は大きなシェアを占めています。
昨年コーカサスのグルジアを訪問した際には朝食に必ずヨーグルトが付いてきました。はじめはただのヨーグルトかと思ったのですが、食べてみるととろりとした独特の粘り気のある食感と酸味の少ないさっぱりとした味わいで普通のヨーグルトでは無いことに気付いたのがマッツォーニとの出会いでした。グルジアではもちろんマッツォーニはスーパーでも買えますが、基本は韓国のキムチなどと同じように各家庭の手作りです。したがってそれぞれの家庭や地域で微妙に味が違うといったいわば「グルジアのお袋の味」です。グルジア滞在中に一番美味しかったのがクタイシ(グルジア第二の都市)の民宿(民家)で出されたもの。実は前日グルジア名物のチャチャ(ウオッカ)を飲み二日酔い気味だったのですが、のどにもすっとなじみ、おなかに優しい感じで本当に美味しいものでした。後で地元の人に尋ねたところ、マッツオーニの大きな効用として整腸作用が充分にあることが挙げられるとのことでした。
なお、マッツォーニと一般のヨーグルトは一体何が違うのか?という素朴な質問についてお答えいたします。マッツォーニは一般のヨーグルトには無いクレモリスという菌が含まれており、この菌が独特の粘り気を出している他、酸味を抑えているとのことです。そのため一般のヨーグルトよりもはるかに食感が良く、大量に食べられるために健康増進に役立つというのが地元の人から聞いた話です。
一般的なマッツォーニの食べ方ですが、普通食べるときは何も入れず、そのまま楽しみます。素朴ながら本物の味で添加物は無く自然の味。最近では大変貴重な食品と言えます。
やはり本場で味わうマッツォーニは一味違います。是非グルジアで本物のマッツォーニを味わってみてはいかがでしょうか?
- コーカサスのゲストハウス
-
エリア:
- ヨーロッパ>グルジア>クタイシ
- テーマ:観光地 ホテル・宿泊
- 投稿日:2009/12/10 11:25
- コメント(0)
コーカサスを旅行する場合、首都以外の都市に行くとホテルが無い、ということが以外にあります。そんなときに便利なのがゲストハウス。
ゲストハウスの多くはお年寄りの家を開放しているものです。というのも大きな家に沢山いた子供達が大きくなって巣立った後に開いた部屋を利用して間貸ししているのです。そのため、家庭的な雰囲気に満たされており、ホームステイとあまりかわりません。もちろん、一般家庭を利用しているのでお部屋の規格はまちまちで、トイレ、シャワーは共同が基本です。しかしながら家庭料理が自慢の家が多く、料理が非常に美味しいゲストハウスがほとんどです。グルジアではお手製のワインも楽しめます。
ホテルが無くても旅の楽しみは倍増するのがコーカサスの旅行の魅力の一つです。
- グルジア軍道の旅の出発点・ジュヴァリ聖堂
-
エリア:
- ヨーロッパ>グルジア>トビリシ
- テーマ:世界遺産
- 投稿日:2009/12/03 13:45
- コメント(0)
グルジアの首都トビリシより北へ18km、小高い山の頂上にぽつんと古い聖堂が建っています。初期グルジアキリスト教会の傑作、ジュヴァリ聖堂です。この聖堂はアラグヴィ川とムツクヴァリ川が合流するムツヘタの町を見下ろす場所にあり、北へ伸びるグルジア軍用道路も見渡すことができるので観光客がひっきりなしに訪れます。ジュヴァリというのは十字架の意味だそうで、上から見ると聖堂自体が十字架の形をしているとのこと。作家のレールモントフも絶賛しました。1811年にはロシアにより教会としての機能は停止させられましたが、グルジアの独立回復とともに教会として再開されました。ここがウラジカフカスに向かうグルジア軍用道路の旅の始発点とされています。
- グルジア料理・ハチャプリ
-
エリア:
- ヨーロッパ>グルジア>トビリシ
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2009/11/25 11:04
- コメント(0)
グルジアに入り、レストランで必ず見かけるのが「ハチャプリ」。これはいわゆるチーズパイ。イタリア料理のフォッカチオにチーズを載せて焼いたイメージです。このハチャプリに使われるチーズはスルグニと呼ばれるもので、モッツァーレラチーズに近いものです。4つの種類IMERLI,ACHMA,ADJARULI,ENOVANIがあり、それぞれの地域や家庭によって異なります。特にトビリシで美味しいのはENOVANIだそうです。このハチャプリと一緒によく見かけるのがミネラルウオーターの「ボルジョミ」。大コーカサス山脈の雪解け水に恵まれたグルジアはミネラルウオーターの一大採水地。ヨーロッパにも輸出されています。
6 - 10件目まで(10件中)
最新記事一覧
- ボリショイ劇場 2015年6月スケジュール〜チケット案内
- フィルハーモニック劇場(ウラジオストク) 2015年 3月-4月
- プリモルスキー劇場(ウラジオストク) 2015年4月
- プリモルスキー劇場(ウラジオストク) 2015年3月
- マリインスキー劇場2015年3月 スケジュール〜チケット案内
- ボリショイ劇場 2015年5月スケジュール〜チケット案内
- エルミタージュ劇場(クラシカル・ロシア・バレエ) 2015年9月 スケジュール〜チケット案内
- エルミタージュ劇場(クラシカル・ロシア・バレエ) 2015年8月 スケジュール〜チケット案内
- エルミタージュ劇場(クラシカル・ロシア・バレエ) 2015年7月 スケジュール〜チケット案内
- エルミタージュ劇場(クラシカル・ロシア・バレエ) 2015年6月 スケジュール〜チケット案内
国一覧
テーマ一覧
最近のコメント
- 日本とちがうんですね (てら)
- すごい日本と違いますね驚きました (てら)
- 2018.8 行ってみましたが 観光で行くのはオススメ出来な… (eri)
- ラフマニノフ博物館ぜひ行きたいです。恐縮ながらぜひ場… (モリセイヴィッチ)
- エルミタージュ劇場の8月26日(日)のバレー「白鳥の湖」… (hana)
- こんなこといっても仕方ないですが・・・。 精神病患… (キエフ)
- 是非行ってみたいです。 貧乏なのでむりですけど (コアラ)
- 太陽きもいよ 現実ばなれしすぎ (明治)
- 太陽きもいよ 現実ばなれしすぎ (明治)
- すごくもないし ただきもいだけ (くろ)