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エリア:
- アジア > 中国 > 上海(シャンハイ)
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / テーマパーク
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半年の上海万博はあっという間でした。
万博に関する知識がほぼゼロからスタートしたこの半年間は、頭脳にたくさんの知識と考え方がこの万博会場から入りました。
今日はとうとう最終勤務です。
しばらくこの町には、万博の存在に慣れたにも係わらず、また万博とお別れする時間が来ました。少し寂しい気がします。

万博の最初は、会場の混乱が目立ちました。リハーサルの時も、本当に辛かったです。何をするか、どこへ行くのか、全然分かりませんでした。開幕後も何度かも調整して、ようやく落ち着くようになりました。
次に、来場者の不足を心配し始めました。一日10万にも行かない日があって、「この万博には、皆さんが興味ないのですか」とも半信半疑していました。
また、来場者のマナーの悪さが目立ちました。この万博では、外国人に笑われるイベントになる始末にならないかとも心配していました。
真夏で、とうとう夏休みのおかげで、毎日の入場者が急激に増加して、上海の町が耐えられないほどの混雑も心配していました。
最後の一ヶ月間で、前売りチケットを持った人々が一生懸命使い切るようにバンバン入場して、大変な事故は発生しませんかとも心配がありました。
最後の最後、我々は事実で証明しました。中国は史上最多の入場者数の万博を開催することが出来ました。もちろん、中国の全体人口と比べると、7000万人の比率はまだ低いです。ところで、この盛大なイベントに参加できた人々は、少なくとも勉強できたことがありました。
・ある人は「世界各国の文化とふれあい、自分も知らないたくさんの国名を覚えました。」
・ある人は「世界各国のグルメを食べることが出来て、舌を満足しました。」
・ある人は「行列に並ぶ習慣ができました。」
・ある人は「地下鉄に乗る時は、先に降りることが分かりました。」
・ある人は「外人を見えた時は、強引に撮影してもらうことがNGと分かりました。」などなど
これからの上海は万博のない上海になります。ところで、この万博が持って来た変化は、地下鉄の延長や、道路の拡大だけではなくて、人々の意識変化が最も著しく思いました。無理矢理に上海に任せたこの万博は、結局我々上海市民には、最も多くの精神遺産を持ってくださったと思います。
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