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エリア:
- アジア > 中国 > 上海(シャンハイ)
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テーマ:
- 観光地
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上海の「金茂大厦」はかつて「中国第一高楼」と称されていました。
しかしSWFCビル(上海ヒルズ)の100階展望台が出来たら、ほとんどの日本人ツアーや個人客はこの88階展望台から、100階のSWFC展望台に登るようになりました。理由は、「もっと高い」「新しい」「日系」からです。
今日は久しぶりに「金茂大厦88階展望台」に登りました。
しばらく度忘れたこの88階展望台は、本当にもう寿命がこんなに一瞬だけですか?!
このには、まだ見る価値がありますでしょうか。
まず、この2機展望台専用のエレベーターから言います。
この88階展望台までのエスカレーターもかつて上海三菱が生産した秒速9メーターの中国最速エレベーターでした。
エレベーターの片面には、建物の平面図のようなものがあって、この真ん中のライトが乗客所在の位置も表記しています。これは他の展望台にはないですよ。
しかも、このエレベーターは分かりやすいように、階数とメーター数を両方表示しています。
しかし、この金茂大厦88階最大のメリットは「静か」です!
周知の原因で、当面、ここに来るお客様が少ないです。
結局、非常に静かに落ち着いて見学できる空間ができます。ごちゃごちゃする施設より、プライベートで来るカップルなど、静さを求めるなら、ここはいいですね。
SWFCビル(上海ヒルズ)の100階展望台は一本の通路形状ですが、横を見るのはよいけど、両端を見れません。
この金茂大厦の建物は、宝塔の形状で、周りはこのような突き出ている部分があります。ここに入ると、非常に視野が広いですよ。
また、「上海最も高い郵便局」も設置しています。これはほかの展望台にはないですね。ここから、直接絵葉書を発送できますよ。
また、SWFCビル100階展望台に登った経験のある方なら分かりますが、そこから上海万博の跡地や中国館を見るのは、非常にハードな角度になります。頭が窓にぶつかるほど疲れます。
しかし、この88階展望台では、上海万博の跡地や中国館を眺める絶好の場所が設けられています。ここから、正面に眺めれば、上海万博の跡地を見えます。更にUFO形の万博演芸中心や中国館も一目瞭然です。
非常に中国っぽい機材ですが、ポスト製作機があります。
ここで自分の顔写真を撮って、柄を選んで、自分の顔が写る絵葉書ができます。ところで、日本人の世界では、「自分顔の入る絵葉書は恥ずかしい」のようです。しかし、それは一部中国人の世界は、大変喜ぶものです。
またこの眼鏡みたいな機械ですが、上海各地の風景写真が見れます。まあ、中国人の好奇心が高いこそ、このような機械がありますね。
いずれにしても、これらの機械はすべて有料です。
この金茂大厦展望台のもう一つ大きな特徴は、グランドハイアットホテルと一体化していることです。
天候不良の時、展望台に登ったら、外は何も見えない場合もあります。その時は、「展望台」から「天望台」に変わります。天しか見えません。
しかし、この展望台は外だけではなく、中も見れます。真ん中の井戸のようなところに頭を入れると、こんな怖い画面が見えます。
グランドハイアットホテルの56階の地面まで見えます。落差が何と152mもあります。
客室はすべて見えますね。すごい、すごい!
また、この88階展望台から、上海もう二つの展望台を眺めると、どんな感じでしょうか。
まず、テレビ塔、やはり88階のほうが高いので、テレビ塔のアンテナと同じ位の高さです。
また、SWFCビル(上海ヒルズ)ですが、随分高いです。
ところで、金茂88階展望台がSWFCビルに面する場所は、造成写真屋カウンターとなっています。わざと隠すようにしていますよ。
まあ、競合相手を見えないようするのは中国人の得意ですね。
最後に、非常に中国風ですが、金茂る大厦に視察に来られた中国の共産党のリーダーが来る時の写真が陳列されています。
最後に、記念品売店はどこでも同じよう中国民芸品を販売しています。
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