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エリア:
- アジア > 中国 > 上海(シャンハイ)
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テーマ:
- 鉄道・乗り物
- / 留学・長期滞在
- / その他
ニュースで報道されています。
上海地下鉄は乗客が非常ブレーキの不正使用が多くて、地下鉄の正常運営に大きな障害になっています。で、順次に非常ブレーキを無効化にする方向が検討されているとのことです。
本来ならば、非常ブレーキは非常事態が発生した場合に使用する大事な機器ですが、中国では、宣伝不足か何かの原因で、一般の乗客はそれに対する知識は少ないです。よく「服が挟まれた」や「乗りすぎた」など、非常事態ではない場合でも使ってしまうことがあって、結局車両がトンネル内に停車してしまって、ラッシュアワーの地下鉄が遅れ、ダイヤが狂ってしまうと、たくさんの人々に迷惑を掛けたようです。
上海地下鉄の場合は、急成長している中、車両はメーカーや車種がさまざまです。緊急ブレーキの構造もさまざまです。
今後の方向は、非常ブレーキを押しても、車両は止まらないようにシステムを変えるようです。仮にラッシュ時に、急病でお助けがほしい場合でも、車掌を呼び出しシステムを導入するそうです。何かあっても、次の駅でスタッフに呼ぶほうが効率よいそうです。しかし、本当にそれになる場合は、呼び出しシステムの使い方もしっかり宣伝してほしいですね。
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