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エリア:
- アジア > 中国 > 上海(シャンハイ)
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テーマ:
- 街中・建物・景色
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- / 散歩・自転車

上海の町中心で、まだ100数台しか残っていないトロリーバスです。
この写真は2階建てのオープンバスから撮ったのです。
トロリーバスは車体の上に、電線が付き、中国語では「無軌電車」(軌道のない電車)と言います。その反対語は「有軌電車」と言います。つまり、路面電車のことです。一昔、上海の町の中にも、路面電車が走っていたのですが、自転車の車輪が路線に落ちた事故を起こしたそうですが、上海市民の反対声で、今のトロリーバスに変身しました。
かつて、上海はアジア最大のトロリーバスネットワークを持っていたそうです。
残念なことに、このトロリーバスは、本日の上海にはすでに向かなくなり、だんだん廃止する方向になっています。古いバスが廃棄したら、新しい普通のガソリンバスに代替されます。

このトロリーバスは無騒音、無廃棄という大きなメリットがありますが、デメリットはバスの運営コストがガソリンバスより高くて、上の電線がかなり補修にはお金をかかりそうです。
しかも、だんだん道路が広がっている現今、このトロリーバスは最大3車線しか対応できず、自由性が低いです。
いずれにしても、この電線は支障になっていますので、現存の100数台のトロリーバスが運行年数になったら、消えていきます。
上海市民としては、このトロリーバスのことをすごく懐かしく思っていますので、ぜひ規定な場所で残してほしいです。このトロリーバスは、百年の上海近代発展史には、大きな貢献をしていましたので、ぜひ子孫の皆さん、上海旅行に来られる方々に、見せてあげたいです。
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