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エリア:
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テーマ:
- お祭り・イベント
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毎年の「中秋節」(旧暦:8月15日)は地球と月の距離が最鵜も短く、上海近辺の浙江省では、「銭塘江大逆流祭り」を開催しています。
我々中国人は「銭塘江観潮」と言います。小学生の国文教科書にもテキストとして載っていますので、自分の目で見たいです。

大逆流の鑑賞する場所は浙江省・塩官です。
ここでは、銭塘江の幅が最も狭くなり、逆流現象は著しく見えます。
しかも、ちゃんとした「観潮公園」を作っています。この高台で逆流を見ると、安全面の心配はありません。毎年、勝手に銭塘江の川沿いで危険な場所で逆流を見る人には、死亡者が出ています。さすが、ちゃんとした施設がいいですね。

実は毎日2回逆流が発生していますが、大きい潮の出る時期は旧暦の15日前後だそうです。
1日2回の中、一回は昼間で、一回は夜です。鑑賞できるのは、昼間だけですね。
しかも、毎日発生する時間が異なります。
気象状況(水流・降雨量・風向きなど)により、逆流を見るには、余裕を持って、しばし待つことが無難です。

でも、当日に、ほぼ正しい予報が出ますので、その予報された時間に行けばよいです。
いずれにしても、津波と違って、人間の予報できる自然現象はいいですね。
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