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銭塘江大逆流公園のすぐ近くにある「海神廟」です。
さすが、大逆流の発生する町で、神秘な自然現象から、海に対する信仰が現地では強いです。話によれば、昔の歴代皇帝も、銭塘江の大逆流を見に来ていましたが、皇帝が出資して作ったお寺だそうです。
入口にある獅子も、皇帝のお寺にある獅子と同じ格好だそうです。
入口の石碑に記載していますが、一番最初に清王朝の雍正帝が出資して、銭塘江の堤防強化工事と一緒に、このお寺を作ったそうです。
さっそく、お寺に入ります。
お寺の本堂に進みます。
3人の像が置いてあります。
真ん中には、伝説中の海の神様で、「浙海の神」と言います。
両側に一人が「伍子胥」で、彼は呉王夫差を補助して、越王勾践を追い詰めましたが、結局呉王夫差の耳に中傷が流し込んで、自害することが命令されました。民間の伝説では、「伍子胥」が銭塘江に跳びこんで自殺したそうです。そのために、大逆流が発生したという民間伝説があります。
もう一人の像は「銭鏐」という人は、一番最初に石で銭塘江の堤防工事を作った人とのことです。
お寺の一番奥に、一つの東屋があって、石碑が安置されています。
この石碑は、雍正帝と乾隆帝の二代皇帝が親子で、お父さんの雍正帝が謳った銭塘江大逆流の詩文が表にあって、息子の乾隆帝の詩文は裏にあります。
さすが、歴代皇帝も面白いと思ってぜひ見に来たい「銭塘江大逆流」でした。
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