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エリア:
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テーマ:
- 鉄道・乗り物
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(ニュース写真:2009年広州駅切符売場)
中国は年末モードの切り替えます。今年の旧正月は1月23日です。
この時期に、一番大事なのは「帰省方法」です。つまり、中国独特な人口大流動「春運」です。

(ニュース写真:各地駅切符売場前)
中国の伝統習慣により、都会に出稼ぎに来た人々は、どうしても一年にこの時期は必ず実家に帰らないといけません。が、鉄道の運輸力不足により、切符の争奪戦が始まります。

(ニュース写真:2009年広州駅前)
中国鉄道切符は10日前から発売するのが一般的です。発売瞬間に完売される路線があって、その切符をダフ屋から入手すると、数倍の手数料が取られますので、徹夜並んで、正規の駅窓口から買ってみたいと思う人が争奪戦を構成しました。
が、発売瞬間に窓口の1位にいても、買えない場合もあります。本当に大変です。

(ニュース写真:2009年上海駅前)
しかし、今年はその様子が変わりそうです。
争奪戦がなくなるわけではありません。鉄道運輸力は依然と深刻的に不足している路線があります。が、争奪戦の場所が変わるかもしれないとのことです。
今年から、「鉄道切符のインターネット販売」が全便対応できるようになりました。しかも、インターネット販売は窓口より2日も前に、12日前から始まるのです。
人気の路線は、窓口から入手できず、インターネットから埋まる見込みです。

(ニュース写真:「春運」の様子)
今年初めての実践です。本当にサーバーがいけるかどうがわかりませんが、鉄道相は自信満々で期待しているようです。
しかし、一般的な出稼ぎ労働者に対して、インターネットで購入するのは難しすぎます。が、ネットバンキングを持っている人はまさかありえません。誰かを頼んでやってもらうしかありません。
これで、本当に一般的な労働者に対しては福音かどうかは期待すべきです。
ちなみに、海外からの観光客に対しては、中国鉄道切符のネット購入はまだ難しいです。中国の銀行でネットバンキングを持っていないといけません。ネットで購入しても、「実名制」を実行している中国鉄道では、結果的に駅の窓口で紙の切符を引き換えなければなりません。(中国人の場合はIDカードで改札できる駅があります。)
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