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エリア:
- アジア > 中国 > 上海(シャンハイ)
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テーマ:
- 観光地
- / お祭り・イベント
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旧上海万博の中国館が「中華芸術宮」に変身しました。
完全予約制ですが、無料で入場券を配布しています。早速インターネットで予約して、入ってみました。
上海万博の時は、何度も入った記憶のある場所ですが、今回全く違う様子になるのでしょうか。
地下鉄8号線では、新しく「中華芸術宮」駅を開通しました。
この駅ですが、上海万博の時にすでに存在していましたが、「周家嘴路駅」と呼ばれています。しかし、中国館の地下に埋まってるため、保安上の都合で、ずっと運用していませんでした。
この万博閉幕の2年後に、ようやくオープンしました。
9時から入場開始ですが、8時55分に着いたら、すでにこんなに並んでいます。
今回無料オープンで、上海市民の年配者が多いです。上海万博の時は、市民入場券があっても、どうも中国館に入る整理券が入手できず、ずっと入れていなかった人々です。今回は宿願の「中国館」にようやく無料で入れるようになりました。列は若干ありますが、大した問題がありません。
セキュリティ開始後、20分間で、ほとんどの行列を消化しました。
セキュリティチェックも万博のように厳しくありません。
液体物とライターは持込み禁止ですが、お水は一口飲めば大丈夫です。
一階では、こんなにデッカイなインフォメーションセンターがあります。
最上階の49mフロアに上がるには、少しエレベーターの行列がありました。しかし、万博の行列を経験した上海市民は、随分マナーがよくなっていますね。
49mフロアのこのドアーに入ると、万博の時には、「中国30年変化」を紹介するパノラマ映画を見る所でしたが、今は変わりました。
こんな彫塑の展示になりました。
「中華芸術館」に変身した旧「中国館」ですが、中国の「ルーヴル」を目指しています。しかも、建物が大きいので、十分サイズの大きい作品を展示できます。
2時間で見学する予定でしたが、速足で回っても、2時間で半分した見ていませんでした。この広い敷地の中で、じっくり見るには、1日でも足りません。
展示物の多さ、大きさは、びっくりです。
レベルも高いです。
今回練習運営期間に展示しているメインの内容は、上海を中心とした「海上画派」という中国画家の一つの流派です。それ以外、他国の芸術品もいっぱいです。
本当に、最高でした!!
売店は、整備しています。十分楽しめる施設ですが、まだ飲食施設が少ないような気がしますが、しっかり見る方は、ご自身でサンドイッチや弁当を用意したほうがよいでしょ。ぜひぜひ、一度のご見学にオススメです。
まだ練習運営中ですが、一部の展示物の設置が完了されていないところもあります。一番名物の国宝「清明上河図」の公開もまだです。
また、無料公開中で、まだ芸術宮としてのマナーの足りない見学者もいますが、このお爺ちゃん、入っちゃダメなところに普通に歩きますね。
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