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- アメリカの原風景を描くアンドリュー・ワイエスの世界
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エリア:
- 北米>アメリカ東部>フィラデルフィア
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 鑑賞・観戦
- 投稿日:2009/11/25 18:28
- コメント(0)
アメリカン・リアリズムの代表的画家、アンドリュー・ワイエス(Andrew Wyeth)。世界中にファンを持ち、日本でもたびたび展覧会が開かれている。今年(2009年)、1月16日、ワイエス氏はチャズフォード自宅で就寝中に息を引き取った。91歳だった。

オルソンシリーズの舞台「オルソンハウス」
1917年、ペンシルベニア州フィラデルフィアの郊外チャッズフォードに生まれた彼は、体が弱く、ほとんど学校には通わずに家庭教師から読み書きを習うとともに、著名なイラストレーターであった父親(N.C.ワイエス)に絵画を習う。
生地チャッズフォードと別荘のあるメイン州クッシング以外、アメリカ国内さえ旅したことがない彼の作品は、ほとんどがこの2つの場所の風景とそこに暮らす人々だ。
ワイエスの別荘の近くに住んでいたオルソン家の女性を描いた代表作 「 クリスティーナの世界 」 をはじめ、彼女との出会いから死に至るまで30年にわたって描き続けたオルソンシリーズ、自宅の近くの農場で働いていたドイツ系女性ヘルガを15年の歳月を費やして描いたヘルガシリーズ(240点)など数々の作品からは、ひたむきに制作を続ける画家アンドリュー・ワイエスの姿がうかがえる。
アメリカ建国の地・フィラデルフィア

フィラデルフィア独立記念館
アメリカ独立戦争の中心となったフィラデルフィア。合衆国を築き上げてきた歴史が今もここに息づいている。町の中心部センターシティーに隣接するオールドシティーは、アメリカでもっとも歴史的に重要な場所。インディペンデンス国立歴史公園では「独立記念館」やアメリカの自由の象徴「自由の鐘」などが合衆国の歴史を物語る。ヨーロッパ文化の面影を街のあちこちに残す「合衆国の母なる都市」は、新世界の中心として革命をリードし、アメリカを自由へと導いた偉大な精神を感じさせてくれる。

合衆国の歴史を背負うフィラデルフィアの風景
ブランディワインリバー博物館
ペンシルベニア州南西部ブランデイワイン河沿いにある美術館。ワイエス家3世代のコレクションと同世代のアメリカ現代画家による絵画を展示している。
ファーンズワース美術館
メイン州ロックランドにある18世紀から20世紀のアメリカ現代美術を専門とする美術館。国内最大のワイエス・コレクションが収蔵されている。

オルソンシリーズの舞台「オルソンハウス」
1917年、ペンシルベニア州フィラデルフィアの郊外チャッズフォードに生まれた彼は、体が弱く、ほとんど学校には通わずに家庭教師から読み書きを習うとともに、著名なイラストレーターであった父親(N.C.ワイエス)に絵画を習う。
生地チャッズフォードと別荘のあるメイン州クッシング以外、アメリカ国内さえ旅したことがない彼の作品は、ほとんどがこの2つの場所の風景とそこに暮らす人々だ。
ワイエスの別荘の近くに住んでいたオルソン家の女性を描いた代表作 「 クリスティーナの世界 」 をはじめ、彼女との出会いから死に至るまで30年にわたって描き続けたオルソンシリーズ、自宅の近くの農場で働いていたドイツ系女性ヘルガを15年の歳月を費やして描いたヘルガシリーズ(240点)など数々の作品からは、ひたむきに制作を続ける画家アンドリュー・ワイエスの姿がうかがえる。
アメリカ建国の地・フィラデルフィア

フィラデルフィア独立記念館
アメリカ独立戦争の中心となったフィラデルフィア。合衆国を築き上げてきた歴史が今もここに息づいている。町の中心部センターシティーに隣接するオールドシティーは、アメリカでもっとも歴史的に重要な場所。インディペンデンス国立歴史公園では「独立記念館」やアメリカの自由の象徴「自由の鐘」などが合衆国の歴史を物語る。ヨーロッパ文化の面影を街のあちこちに残す「合衆国の母なる都市」は、新世界の中心として革命をリードし、アメリカを自由へと導いた偉大な精神を感じさせてくれる。

合衆国の歴史を背負うフィラデルフィアの風景
ブランディワインリバー博物館
ペンシルベニア州南西部ブランデイワイン河沿いにある美術館。ワイエス家3世代のコレクションと同世代のアメリカ現代画家による絵画を展示している。
ファーンズワース美術館
メイン州ロックランドにある18世紀から20世紀のアメリカ現代美術を専門とする美術館。国内最大のワイエス・コレクションが収蔵されている。
- タグ:
- ワイエス 現代アメリカ絵画 フィラデルフィア アーミッシュ オルソンハウス

- 理想郷シャングリラ、旧王国フンザ
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エリア:
- アジア>パキスタン>カリマバード[フンザ]
- テーマ:街中・建物・景色 ハイキング・登山
- 投稿日:2009/11/25 18:26
- コメント(0)

中華人民共和国新疆ウイグル自治区最西部からパキスタン北部へ、インダス川沿いカラコルム山脈を横切って結ぶアジア横断ルート、カラコルム・ハイウエイ。険しい岩山を子供が山羊の群れを追い、渓谷に突き出た大きな岩に男が座っている。ゆっくり時間が流れていた。

その途中、世界第二位の高峰K2を主峰とするカラコルム山脈の山裾に、「桃源郷」あるいは「理想郷シャングリラ」と呼ばれる村がある。標高2500mに位置するフンザ(パキスタン)。イギリスの文豪ヒルトンの名作「失われた地平線」で理想郷シャングリラのモデルになった場所だ。
双子山ウルタル(7380m)を背に、南側に聳える名峰ラカポシ(7788m)の巨大な雪壁には誰もが驚嘆し言葉を失う。春には杏の花が谷を桃色に染め、夏にはたわわに実ったその実が甘い香りを放つ。
峻険な山々と氷河によって外界から閉ざされていた旧王国フンザは平和で心豊かな理想郷シャングリラ。不老長寿の楽園として知る人ぞ知る、憧れの地でもあった。その秘訣がこの杏とミネラル豊富な水にあるという。

雪を被った峰々に囲まれた段々畑と石積みの家、ポプラ並木が美しいこの村は、パキスタン国の一地方となった今でも美しい心を失わず平和そのもの。現在人口約47000人のこの地に警官はたったの一人だ。


素晴らしい景色と村人との交流、トレッキング・・・。神々しいまでのこの地では、時間が経つのを忘れ、生涯忘れることのできない体験をすることだろう。
- タグ:
- パキスタン 桃源郷 シャングリラ 不老長寿 トレッキング

- 標高世界一の国境からの滑走!
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エリア:
- アジア>パキスタン>イスラマバード
- アジア>パキスタン>カリマバード[フンザ]
- アジア>パキスタン>グルミット
- テーマ:旅行準備 その他
- 投稿日:2009/11/25 18:24
- コメント(0)
イスラマバードより専用バスでチラスを経てシカンダラバッドへ。ここからサイクリングの旅が始まる。
カラコルムハイウェー(パキスタン)サイクリングの旅 へ。
世界一標高の高い国境〈4,700m〉から、素晴らしい山々を眺めながら走る爽快感を味わおう!

サイクリングのクライマックス、標高世界一のフンジュラーブ峠
カラコルムハイウェー(KKH)は全鋪装だが路面は荒い。勾配は緩いが時期によって部分的に圧雪凍結路があることも。パックツアーがおすすめ。トラブルを想定して、工具、衣類、食料等を携行すること。また、単独行動は厳禁。必ず二人以上で走ること。ベストシーズンは4月〜11月初旬まで。

笑顔を見せて近寄ってくる子どもたち。女の子は美人が多くおしゃれだ。
まずはナシラバッド、カリマバードまで約30kmを1日で走る。カリマバード(フンザ)ではKKHを降りて周辺をサイクリング(2日間)。ウルタル、ラカポシの白い峰々が朝日に輝いている。壮大な山岳風景の中に佇む村フンザ。桃源郷とも呼ばれている。杏の木々やポプラが多く目につく。人々は何百年もここで変わらぬ暮らしを続けているのだ。すれ違う人々は友好的。子供達は英語で「ハロー」とか「ハウアーユー」と話し掛けてくる。好奇心旺盛で、走ってついてくる子供もいる。のどかで平和な光景に癒される。

雄大な景色が続くパキスタン北部

途中の村では市場がある
カリマバードからグルミットまで約48kmをサイクリング。グルメットはミール・フンザの冬の離宮が置かれた場所だ。谷の奥深くにラカポシ(7788m)の白きいただきが見える。ここで1泊、翌日は専用バスで、世界一の標高にある中国との国境、フンジュラーブ峠(4,730m)へ。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が、巨大な船のように迫ってくる。広大な雪原だ。
いよいよ旅のクライマックス。フンジュラーブ峠からスストまで約85kmの滑走だ。路面はところどころ凍結しているので恐る恐る。勾配が緩い。途中、道路を外れてつづら折れ部分のショートカットを楽しむ。緩い下りで、負荷はほとんどかかっていないのだが息は荒い。下るにつれて気温が上がってくるのが感じられた。
【旅の準備ご参考】
日本で真冬の2000m級を走るつもりの装備が必要。自転車で走行の場合、特に手や足先の防寒対策を考えておくこと。荷物の量を抑えるためにも、薄手のウエアを重ね着して調節する方法を推奨。
■装備
自転車は日本から持込(折りたたみか分解して持込。現地でのレンタルサイクルはない。現地での購入も可能だがほとんどが中国製)/工具(パンク修理セット、スペアチューブ、分解組み立て用工具、チェーン切り、コネクトピン、オイル 他)/ポンプ/ヘッドライト/ヘルメット/コンパス/水筒/サングラス(日差しが強い)/手袋/シューズ/アンダタイツ/自転車タイツ/オーバーズボン(雨具)/長袖ジャージ/ウインドブレーカ/防寒ジャケット(雨具)/携行食(現地でも果物やビスケットなどが手に入る) /小銭(電話や食料購入に少額でよい) *荷物の機内持込預けは20KGまで
カラコルムハイウェー(パキスタン)サイクリングの旅 へ。
世界一標高の高い国境〈4,700m〉から、素晴らしい山々を眺めながら走る爽快感を味わおう!

サイクリングのクライマックス、標高世界一のフンジュラーブ峠
カラコルムハイウェー(KKH)は全鋪装だが路面は荒い。勾配は緩いが時期によって部分的に圧雪凍結路があることも。パックツアーがおすすめ。トラブルを想定して、工具、衣類、食料等を携行すること。また、単独行動は厳禁。必ず二人以上で走ること。ベストシーズンは4月〜11月初旬まで。

笑顔を見せて近寄ってくる子どもたち。女の子は美人が多くおしゃれだ。
まずはナシラバッド、カリマバードまで約30kmを1日で走る。カリマバード(フンザ)ではKKHを降りて周辺をサイクリング(2日間)。ウルタル、ラカポシの白い峰々が朝日に輝いている。壮大な山岳風景の中に佇む村フンザ。桃源郷とも呼ばれている。杏の木々やポプラが多く目につく。人々は何百年もここで変わらぬ暮らしを続けているのだ。すれ違う人々は友好的。子供達は英語で「ハロー」とか「ハウアーユー」と話し掛けてくる。好奇心旺盛で、走ってついてくる子供もいる。のどかで平和な光景に癒される。

雄大な景色が続くパキスタン北部

途中の村では市場がある
カリマバードからグルミットまで約48kmをサイクリング。グルメットはミール・フンザの冬の離宮が置かれた場所だ。谷の奥深くにラカポシ(7788m)の白きいただきが見える。ここで1泊、翌日は専用バスで、世界一の標高にある中国との国境、フンジュラーブ峠(4,730m)へ。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が、巨大な船のように迫ってくる。広大な雪原だ。
いよいよ旅のクライマックス。フンジュラーブ峠からスストまで約85kmの滑走だ。路面はところどころ凍結しているので恐る恐る。勾配が緩い。途中、道路を外れてつづら折れ部分のショートカットを楽しむ。緩い下りで、負荷はほとんどかかっていないのだが息は荒い。下るにつれて気温が上がってくるのが感じられた。
【旅の準備ご参考】
日本で真冬の2000m級を走るつもりの装備が必要。自転車で走行の場合、特に手や足先の防寒対策を考えておくこと。荷物の量を抑えるためにも、薄手のウエアを重ね着して調節する方法を推奨。
■装備
自転車は日本から持込(折りたたみか分解して持込。現地でのレンタルサイクルはない。現地での購入も可能だがほとんどが中国製)/工具(パンク修理セット、スペアチューブ、分解組み立て用工具、チェーン切り、コネクトピン、オイル 他)/ポンプ/ヘッドライト/ヘルメット/コンパス/水筒/サングラス(日差しが強い)/手袋/シューズ/アンダタイツ/自転車タイツ/オーバーズボン(雨具)/長袖ジャージ/ウインドブレーカ/防寒ジャケット(雨具)/携行食(現地でも果物やビスケットなどが手に入る) /小銭(電話や食料購入に少額でよい) *荷物の機内持込預けは20KGまで
- タグ:
- サイクリング パキスタン

- 8000m級の山々が聳える世界へ!ミスガールバレー・トレッキング
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エリア:
- アジア>パキスタン>イスラマバード
- アジア>パキスタン>チラス
- アジア>パキスタン
- テーマ:ハイキング・登山
- 投稿日:2009/11/25 18:23
- コメント(0)
6〜8000m級の山々が聳える世界へ。知られざる国パキスタンの魅力を、雄大な自然、独自の文化とそこに暮らす人々を通して触れてみよう。
カラコルム・ハイウェイはイスラマバードからパミールを超えてキルギット、さらにはフンジェラーブ峠を経て中華人民共和国へと続く重要観光ルート。カラコルム・ハイウェイの通るこの一帯をパキスタン北方地域と呼ぶ。

パキスタン・中国を結ぶカラコルム・ハイウェイ
イスラマバードからカラコルム・ハイウェイをチラス(Chilas 標高468km)そしてススト(Susut 標高2700m)へ。スストでハイウェイを降り、標高3100mのミスガール(Misghar)へジープで向かう。そこからがいよいよトレッキングだ。
ミスガールからカラマダーチ(Kalamadarchi)、ムルクーシィ、ヤツムグーズ(Yatumgooz)やミンティカ峠(標高4710m)と旧シルクロードの道を毎日数時間ずつ7日間かけてトレッキングを楽しむ。とにかく景色がすごい!

山々が圧倒的な迫力!パキスタン北部
その後いったんミスガールからジープでスストに戻り、世界一標高の高い国境フンジュラーブ峠(標高4730m)へ。澄んだ青空に聳える山々、緑深い谷間に羊の群れ・・・。だんだんと標高が上がり、肌寒さを感じる。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が巨大な船のように迫ってくる。フンジュラーブ峠の向こうは中華人民共和国。なぜか胸が一杯になった。

フンジュラーブ峠の途中には氷河が迫る
カラコルム・ハイウェイはイスラマバードからパミールを超えてキルギット、さらにはフンジェラーブ峠を経て中華人民共和国へと続く重要観光ルート。カラコルム・ハイウェイの通るこの一帯をパキスタン北方地域と呼ぶ。

パキスタン・中国を結ぶカラコルム・ハイウェイ
イスラマバードからカラコルム・ハイウェイをチラス(Chilas 標高468km)そしてススト(Susut 標高2700m)へ。スストでハイウェイを降り、標高3100mのミスガール(Misghar)へジープで向かう。そこからがいよいよトレッキングだ。
ミスガールからカラマダーチ(Kalamadarchi)、ムルクーシィ、ヤツムグーズ(Yatumgooz)やミンティカ峠(標高4710m)と旧シルクロードの道を毎日数時間ずつ7日間かけてトレッキングを楽しむ。とにかく景色がすごい!

山々が圧倒的な迫力!パキスタン北部
その後いったんミスガールからジープでスストに戻り、世界一標高の高い国境フンジュラーブ峠(標高4730m)へ。澄んだ青空に聳える山々、緑深い谷間に羊の群れ・・・。だんだんと標高が上がり、肌寒さを感じる。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が巨大な船のように迫ってくる。フンジュラーブ峠の向こうは中華人民共和国。なぜか胸が一杯になった。

フンジュラーブ峠の途中には氷河が迫る
- タグ:
- パキスタン トレッキング カラコルム・ハイウェイ 世界一標高の高い国境

- ヘミングウェイが愛したハバナ&チェ・ゲバラ 革命の足跡をたどる
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エリア:
- カリブ海>キューバ>ハバナ
- カリブ海>キューバ>サンチャゴ デ キューバ
- カリブ海>キューバ>キューバその他の都市
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 その他
- 投稿日:2009/11/25 18:20
- コメント(0)
≪キューバ横断の旅 11日間≫

左)ハバナ旧市街の風景/右)ゲームに興じる男性たち
カリブ海の真珠といわれるキューバ。美しい海岸線、サトウキビ畑やオレンジの畑、マホガニーの林が生い茂る山岳地帯・・・。カストロ新政権のもとで社会主義国でありながら独自のスタイルを守り続けてきました。ヘミングウェイゆかりの地ハバナは、カナダやヨーロッパ諸国からの観光客で賑わうリゾート地。スペイン・コロニアル時代そのままの町には、陽気なキューバ人との触れ合いが待っています。
≪ヘミングウェイを訪ねて≫

左)アンボス・ムンドスホテル/右)ヘミングウェイ博物館
『 老人と海 』 で知られるアメリカの小説家・詩人、アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(1899年7月21日〜1961年7月2日)。スペイン内戦や第一次世界大戦にも積極的に関わり、その経験を元に 『 誰がために鐘は鳴る 』 『 武器よさらば 』 を書き上げました。1952年に出版した、キューバの老漁師を主人公とした小説 『 老人と海 』がピュリッツァー賞小説部門を獲得、54年にはノーベル文学賞を受賞。この年、二度の航空機事故にあいながらも奇跡的の生還を果たしました。晩年は躁鬱に悩まされるようになり、執筆活動も次第に滞りがちになっていき、1961年、ライフルで自殺してしまいました。
アンボス・ムンドスホテル最上階にある角部屋はヘミングウェイが滞在した部屋です。展望は最高!吹き抜ける風が気持ち良い。現在は一般に公開されている(入場料2CUC)ので、ぜひ立ち寄ってみてください。またハバナ旧市街から車で20分ほどの小高い丘の上には、ヘミングウェイが20年間過ごした家がヘミングウェイ博物館として公開されています。壁に掛けられたはく製が目を引くリビングルーム、素朴な執務室や酒瓶の並ぶダイニングなど同時の様子そのままの空間にいると、まるでタイムスリップしたかのよう・・・。いまでも多くのファンを持つヘミングウェイ。その面影はバハマの町のあちこちで見られます。
〔ヘミングウェイゆかりの地を訪問〕
●ヘミングウェイ博物館(ハバナ) ●ヘミングウェイの愛した「ホテル アンボス・ムンドス」(ハバナ) ●ヘミングウェイ胸像(ハバナ) ●「老人と海」の舞台コヒマル(ハバナ近郊) など
≪革命の足跡をたどる≫

左)革命広場に面した内務省/右)カストロのポスター
フィデル・カストロ、チェ・ゲバラらが中心となって、アメリカ合衆国の影響が強かったフルヘンシオ・バティスタ政権を打倒するに至ったキューバ革命( 1953年7月26日 - 1959年1月1日)。1953年に蜂起したカストロらは、そのころ革命勢力の結束が弱く失敗に終わる。しかし1958年には反政府各派の共同戦線が結束。1959年1月1日にハバナ占領を果たして革命政権を成立させ、1961年に社会主義を宣言しました。その後、チェ・ゲバラ氏は1967年10月8日ボリビアにて銃殺されています。
一方、新政権を樹立したカストロ氏は医療の無料化、教育の無償化、公共施設の是正、土地の国有化、企業の国営化などをすすめ、社会主義国として多くの問題に直面しながらも、独自のスタイルを守り続けてきました。カストロ氏は昨年(2008年)国家元首にあたる国家評議会議長を引退。約50年にわたり、ソ連崩壊後も反米勢力の急先鋒として社会主義国家を率いてきたカストロ時代は事実上、幕を降ろしました。
日本は2004年にキューバと外交関係樹立75周年を迎えています。
〔革命の足跡を訪問〕
●革命広場、革命博物館(ハバナ) ●革命家達の隠れ家グランヒータシボネイ、モンカダ兵営、モロ要塞、サンタイフィヘニア墓地(サンチアゴ・デ・クーパ) ●革命軍司令部跡ラ・プラタ(ビラ・サントドミンゴ) ●キューバ革命勝利の戦場ゲバラ霊廟と革命広場(サンタクララ) など

左)ハバナ旧市街の風景/右)ゲームに興じる男性たち
カリブ海の真珠といわれるキューバ。美しい海岸線、サトウキビ畑やオレンジの畑、マホガニーの林が生い茂る山岳地帯・・・。カストロ新政権のもとで社会主義国でありながら独自のスタイルを守り続けてきました。ヘミングウェイゆかりの地ハバナは、カナダやヨーロッパ諸国からの観光客で賑わうリゾート地。スペイン・コロニアル時代そのままの町には、陽気なキューバ人との触れ合いが待っています。
≪ヘミングウェイを訪ねて≫

左)アンボス・ムンドスホテル/右)ヘミングウェイ博物館
『 老人と海 』 で知られるアメリカの小説家・詩人、アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(1899年7月21日〜1961年7月2日)。スペイン内戦や第一次世界大戦にも積極的に関わり、その経験を元に 『 誰がために鐘は鳴る 』 『 武器よさらば 』 を書き上げました。1952年に出版した、キューバの老漁師を主人公とした小説 『 老人と海 』がピュリッツァー賞小説部門を獲得、54年にはノーベル文学賞を受賞。この年、二度の航空機事故にあいながらも奇跡的の生還を果たしました。晩年は躁鬱に悩まされるようになり、執筆活動も次第に滞りがちになっていき、1961年、ライフルで自殺してしまいました。
アンボス・ムンドスホテル最上階にある角部屋はヘミングウェイが滞在した部屋です。展望は最高!吹き抜ける風が気持ち良い。現在は一般に公開されている(入場料2CUC)ので、ぜひ立ち寄ってみてください。またハバナ旧市街から車で20分ほどの小高い丘の上には、ヘミングウェイが20年間過ごした家がヘミングウェイ博物館として公開されています。壁に掛けられたはく製が目を引くリビングルーム、素朴な執務室や酒瓶の並ぶダイニングなど同時の様子そのままの空間にいると、まるでタイムスリップしたかのよう・・・。いまでも多くのファンを持つヘミングウェイ。その面影はバハマの町のあちこちで見られます。
〔ヘミングウェイゆかりの地を訪問〕
●ヘミングウェイ博物館(ハバナ) ●ヘミングウェイの愛した「ホテル アンボス・ムンドス」(ハバナ) ●ヘミングウェイ胸像(ハバナ) ●「老人と海」の舞台コヒマル(ハバナ近郊) など
≪革命の足跡をたどる≫

左)革命広場に面した内務省/右)カストロのポスター
フィデル・カストロ、チェ・ゲバラらが中心となって、アメリカ合衆国の影響が強かったフルヘンシオ・バティスタ政権を打倒するに至ったキューバ革命( 1953年7月26日 - 1959年1月1日)。1953年に蜂起したカストロらは、そのころ革命勢力の結束が弱く失敗に終わる。しかし1958年には反政府各派の共同戦線が結束。1959年1月1日にハバナ占領を果たして革命政権を成立させ、1961年に社会主義を宣言しました。その後、チェ・ゲバラ氏は1967年10月8日ボリビアにて銃殺されています。
一方、新政権を樹立したカストロ氏は医療の無料化、教育の無償化、公共施設の是正、土地の国有化、企業の国営化などをすすめ、社会主義国として多くの問題に直面しながらも、独自のスタイルを守り続けてきました。カストロ氏は昨年(2008年)国家元首にあたる国家評議会議長を引退。約50年にわたり、ソ連崩壊後も反米勢力の急先鋒として社会主義国家を率いてきたカストロ時代は事実上、幕を降ろしました。
日本は2004年にキューバと外交関係樹立75周年を迎えています。
〔革命の足跡を訪問〕
●革命広場、革命博物館(ハバナ) ●革命家達の隠れ家グランヒータシボネイ、モンカダ兵営、モロ要塞、サンタイフィヘニア墓地(サンチアゴ・デ・クーパ) ●革命軍司令部跡ラ・プラタ(ビラ・サントドミンゴ) ●キューバ革命勝利の戦場ゲバラ霊廟と革命広場(サンタクララ) など
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- ハバナ ヘミングウェイ キューバ カストロ チェ・ゲバラ
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