Galae Restaurant Chiang Mai ガレー

チェンマイ大学裏門に面したステープ通りを山に向かって進み、山道を少し入った貯水池の畔にあるレストランです。レストラン敷地内は全面が「お花畑」になっていて、四季折々（タイは三季ですが）の美しい花々を観賞しながら料理が楽しめます。

テラス席から望むのは貯水池ではありますが、その背景にはチェンマイ西方の名峰ステープ山が緑鮮やかに映えていて、まるで高原の湖畔にいるような錯覚を覚えます。交通量の激しい都市部からほんの数百メートルの距離とは信じられないほど風光明媚な場所です。

お店のコンセプトから外国人観光客ターゲットと思いがちですが、地元タイ人もこういった自然公園のような場所がみな大好きで、ファミリー客や若者グループが楽しそうに食事をしながら、敷地内で写真を撮り合っています。

メニューブックは全品写真つき・英語／中国語併記でわかりやすく、場所柄ややお高めの価格設定ではあるものの、一人前で 79～129バーツというリーズナブルなセットも用意されていて、非常に良心的なメニュー構成だと思います。

今回は3品注文しましたが、どれも意外とボリュームがあって、訪れた2名ではとても食べきれず、半分以上「お持ち帰り」のため包んでもらいました。タイでは食べ残した料理をお店のひとに包んでもらうのはお店のグレード問わず普通のことなので、恥ずかしがらず「チュアイ・ホー・ハイノイ（包んでください）」と頼んでみましょう。チェンマイのレストランのスタッフはみなフレンドリー。英語が通じるかどうかは人それぞれですが、外国人観光客が多い土地柄、みな外国人を恐れず接してくれます。気軽に話しかけてみましょう。

料理の方ですが、「ガイ・パット・メット・マムアン」（鶏肉のカシューナッツ炒め／160バーツ）はアルミホイルで蒸し焼きになっていて、ジューシィな鶏肉と香ばしいカシューナッツのハーモニーが絶品！　ブロッコリのオイスターソース炒め（110バーツ）を添えてみました。「ゲーン・ソム」（140バーツ）は日本人にはなぜかあまり知られていませんが、タイ人にはトムヤムクンなどと匹敵するほどの人気メニュー。タマリンドベースの酸味が効いたスープです。

ちょっとランチに立ち寄るにもいいし、もちろん腰を据えてディナーにも最高の場所です。山地に近いチェンマイらしさを満喫するために、滞在中に一度は訪ねてみたいレストランですね。

クレジットカード（VISA/Master）利用可。

アクセスは、ターペー門からソンテウで約20分。チェンマイ大学裏門に面したステープ通りを西進し、山道に入って突き当りを左折。