ナイトバザールの界隈を少し北に歩いたところにあるワローロット市場は、その規模や活気からチェンマイ随一の市場といっていいでしょう。
観光客にはワローロット市場という名前で知られてますが、地元民は「ガートルアン」(北部弁で「大きな市場」という意味)と呼んでいます。
その名の通り、地下1階+地上3階建てのビルの中にぎっしりと店舗が密集するさまは壮観です。
生鮮、乾物、おかず類などの食品はもちろん、ファッション、雑貨、電化製品まで各種露店が混在していて、日本なら昭和40年代に見たような懐かしいスタイルの市場ですね。
外国人観光客向けのお土産になるようなものは少ないですが、色とりどりのドライフルーツや、お菓子、保存食などは品揃えも充実していて、こちらでお求めになればリーズナブルかも知れません。
建物の外を見渡すと、東側の川沿いには生花市場、西側には金行やファッションの店が軒を並べており、地域全体で一大商業エリアを形成しています。
日没後は建物内はほとんど閉まってしまいますが、外の方は、特に北側と西側エリアが一大露店街に変身し、地元民でぎっしりの活況となり、ムンムンした熱気で満ちてきます。
かなり広大で複雑なので、歩き回っているうちに道に迷ってしまいます。大人数でいらした場合は集合場所など事前にしっかり確認しておきましょう。
ちなみに、東側のピン川沿いの通り一帯は、チェンマイ中心部から郊外へ向かうソンテウ(乗り合いタクシー)の発着場になっており、ワローロット市場と郊外観光をセットで検討してもいいかも。
Warorot Market (Kad Luang) ワローロット市場
異国なのに懐かしい!地元民の生活臭に満ちた巨大市場
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庶民の台所、ワローロット市場
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- 更新日2015/11/30
市場好きでもそうでなくても、チェンマイに来たら行ってほしい場所が、「ワローロット市場」。土産物から生鮮食品、日用品、金銀製品、布、お供えグッズまでありとあらゆるものを揃えていて、お土産を買いたい人、値段を安く抑えたい人、服を作りたい人などいろいろな人の要望を満たしてくれる。
市場はピン川沿いにあり、庶民の市場としては市内で一番大きいため、地元の人には北部弁で「ガート・ルアン(大きな市場)」という名で親しまれている。
川に面した道路わきには花市があり、お寺や祠に供えるジャスミンや蓮の花、飾り用のバラや蘭を売っている。色とりどりできれいだが、お供え用の花は香りをかいではいけないので気をつけよう。香りも供えるので人間がかいではいけないのだ。花市の隣りには生鮮食品や乾物などが売っている建物があり、スルメや煮干し、乾燥納豆など独特の匂いが漂っている。道をはさんだ建物は、吹き抜けで各階に衣料品やお土産、お惣菜、お菓子などが売っている。もちっとした三角形のお菓子「ガラメー」やタイ版おこし「カオテーン」などは保存がきくのでお土産に人気がある。
建物の外の道路や路地に所狭しと衣料品や食べ物が売られているが、市場からターペー通りに抜ける道には、ボタンやビーズなどの手芸用品が多い。一際目立つのがモン族の市場で、ピンクや赤の派手な刺繍を施したカバンや布が山積みにされている。この辺一帯は、手作りするのが好きな人にオススメだ。
市場は日中だけだが、夜は道路に屋台がずらりと並ぶので、どの時間帯に行っても楽しめる。
【行き方】チェンマイ市内の東側。ピン川沿い。赤色ソンテーオ(乗り合いタクシー)に「ワローロット」とひとこと言えばいい。
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ジャンル市場 ショッピングエリア
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エリアチェン モイ
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住所
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アクセスターペー門からソンテウで約10分(徒歩約30分)
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電話番号+66-53-232592
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営業時間[建物内]6:00~18:00、[建物内以外]7:00~深夜
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定休日なし
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
ワローロット市場周辺のおすすめショッピングスポット
- モン族の市場
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- ハーブ ベーシックス (ターペー門店)
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