2006年にチェンマイで国際園芸博覧会(花博)「ロイヤル・フローラ・ラーチャプルック2006」が開催されました。この博覧会はタイ前国王在位60周年記念行事として企画され、30カ国が参加、来場者378万人を集めて大成功のうちに幕を閉じました。その跡地は2009年に農業・植物学の学習センター、農業を基軸とした観光・文化のサイトとして有効活用することが決まり、美しい自然公園として再利用されています。すぐ隣には同時オープンした「チェンマイ・ナイト・サファリ」があって、チェンマイの新しい観光スポットとして注目が高まっているエリアですね。
入場料は200バーツ(身長140cm以下の小児150バーツ)。壮麗な入口ゲートをくぐると、正面には博覧会のシンボルであり、ショーなどで中心となっていた「ロイヤルパビリオン」が聳えていて、背後の山上にはワット・プラタート・ドイ・カムの優美な仏像が見えます。美しい建築物と仏様と周囲の山々が一体となり、幻想的ともいえる美しい風景になっています。
公園は80万平方メートルという広大な面積を誇り、至るところに色とりどりの花が咲き誇っています。徒歩で回るには厳しい広さなので、ゲートを入って右手の場所から発着しているトラム(無料)を利用しましょう。途中のポイントで何度でも乗り降りでき、15分間隔で運行しているので、ロイヤルパビリオンと主だった国際庭園に目的を絞れば、最短で1時間もあれば園内を1周できるでしょう。
公園の中心に君臨する「ロイヤルパビリオン」の存在感は圧倒的で、タイ北部伝統のラーンナー建築様式をモダンにアレンジしたデザインになっています。チーク材を基調とした重厚な色調の寺院建築は、周囲の緑深い山々と絶妙に調和し、どの角度から眺めても絵に描いたような美しさです。パビリオン内部には国王の9つの徳を現わしているという蓮の花の造形物があり、こちらも必見。
博覧会当時のパビリオンはタイ王室関連の展示など一部を残すだけですが、1,900種以上もの植物を集めたという「庭園」「植物園」はいずれも丹念に整備されており、ひとつひとつ見ていると時間が経つのを忘れてしまいそうです。「インターナショナルガーデン」エリアには世界21カ国(アジア12カ国、ヨーロッパ4カ国、アフリカ5カ国)がそれぞれの国の趣向を凝らした庭園を展示しており、日本庭園はなんと2カ所あって、来場者の目を楽しませています。
歴史が浅いためか外国人観光客への知名度はいまひとつですが、風景の美しさはチェンマイの中でも屈指といってよく、トラムに乗りながら園内をラクに回れるという利便性は、かなりポイントが高いと思います。お子さまのいらっしゃるファミリーは要チェックです!
アクセスは、チェンマイ市街からチェンマイ=ハンドン通り(108号線)を南進し、ラーチャプルック通り(3028号線)を右折して約4km。
Royal Park Rajapruek ラーチャプルック花博記念公園
国際園芸博覧会の跡地が「花と緑のテーマパーク」に!
- 投稿日2019/11/07
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どこから眺めても絵になる「ロイヤルパビリオン」
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80万平方メートルの広大な公園には花と緑がいっぱい
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世界各国の庭園を集めた「インターナショナルガーデン」
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背後の山上にはワット・ドイ・カムの仏像が聳える
2019/10訪問
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ジャンル遊園地・テーマパーク 植物園・庭園
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エリアチェンマイその他
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住所
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アクセスチェンマイ国際空港から車で約20分
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電話番号+66-53-114110
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営業時間8:00-18:00
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定休日無休
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予算入園料(大人) 200バーツ
(身長100-140cmの子供) 150バーツ -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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