不二心（世紀街店） フニシン

大連奕鷺飲食有限公司が経営する中華まん（包子）、小籠包、ワンタン（餛飩）の専門チェーン店「不二心」の世紀街店です。

201路面電車「民主広場」停留所からも徒歩1分の距離にあり、昼時になると周囲で働く大勢のビジネスマンやOLでにぎわいます。

また、通りに面したカウンターでは、インゲンマメ（芸豆・3.5元）や野菜がぎっしりつまった素餡（3.5元）、豚、鶏、筍が入った揚州名物の三丁（5元）など、6種類の中華まんをテイクアウト用に販売しており、いつでも気軽に購入することができます。

伝統中国の雰囲気が漂う店内には10余りのテーブルがあり、奥の部屋の壁には「不二心」小籠包の発祥の地とされる江南の水郷古鎮の写真が飾られています。

お店の自慢はなんとっても200年以上の歴史を誇る小籠包です。
肉（鮮肉・18元/10個）、野菜（素餡・18元/10個）、蟹肉（蟹粉・50元/10個）の3種類あって、口の中に入れるとアツアツのジューシーな肉汁が広がり、一つひとつかなりのボリュームなのですが、一人でさっといただけちゃいます。

またエビ（蝦仁・20元）やシイタケ（香菇・15元）などワンタン（餛飩）の種類も豊富で、ツルッとした皮も美味しく、寒い冬には身体もホカホカ温まります。拌餛飩（小エビ14元/香菇17元）は、暑い夏でも楽しめる一品です。

数人ならワンタンを一人ひとり注文し、みんなで一緒に小籠包をいただくのがおすすめですが、私が一人で行く時には、小籠包とお口直し用に鮮骨湯（5元）を注文しています。

海海苔が香る鮮骨湯は、鶏と豚骨からとった不二心自慢のあっさり爽やかなスープで、小籠包との相性もバッチリです!!