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ロンドン (イギリス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(9人)詳細

Tate Modern テート モダン

伊藤 雅雄 (フリージャーナリスト)

20世紀以降のアートを集めた世界有数の美術館、2016年6月に新館もオープン

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セント・ポール大聖堂を背にしてテムズ河にかかるミレニアムブリッジを渡ると正面に堂々たるレンガ造りの建物があります。これがテート モダンです。高い煙突はかつてここが火力発電所だったことを物語っています。2000年にオープン、モダンアートだけを集めたこの美術館は、年間約500万人もの入場者が訪れる世界的な近代芸術の宝庫です。

吹き抜けになった巨大なエントランスホールは以前はタービンルームでした。向かって左側の「ボイラーハウス」が従来からある展示室です。新館のオープンに合わせて展示替えが行われました。

そして、右側が新館「スイッチルーム」。地上64.5メートル、10階建てで主に1960年以降の映像やインスタレーション作品が展示されています。最上階にあるロンドンの街並みが360度見渡せる展望室は大人気で、連日多くの人がその眺望を楽しんでいます。

スイッチルームは広いスペースの割に展示されているものがさほど多くなく、休憩スペースが随所にあって、より一層じっくりとアートの世界に浸れる雰囲気になっています。

もちろん、ショップやカフェ、レストランも新館オープンに合わせてパワーアップ。ボイラーハウス6階のカフェは、いつも混んでいて落ち着いてお茶をすることもできませんでしたが、スイッチハウス9階のレストランならのんびりと食事を楽しめます。

「モダンアートはちょっとね……」と思っている人にこそ、ぜひ訪れて欲しい美術館です。本物のピカソの絵はやはり何か人を惹きつける力を持っている、そんなことがきっと感じられるはずです。

2016/10訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。