Millennium Bridge ミレニアム ブリッジ

「新しい世紀」を記念して様々な公共事業が行われた英国のミレニアムプロジェクト、この橋もその一つ。設計はロンドン市内でもたくさんの作品を見ることができるノーマン・フォスター卿です。

2000年6月に華々しくオープンしましたが、横揺れが激しく危険なため閉鎖に。そして、再び渡れるようになったのが2002年2月、補修費用は9億円もかかりました。今では安全性はまったく問題がないのですが、やはり揺れます。風の強い日などは歩いていてちょっとコワイことも……。

それでもこの橋の上からのセント・ポール大聖堂の眺めはロンドンの風景の中でも一押し、何度見ても「これぞ、ロンドン」と思ってしまいます。

100年ぶりに造られたテムズ河に架かる橋、歩行者専用のものは珍しいです。長さは325メートル、ハリーポッターの映画でめちゃくちゃに破壊されてしまうシーンがあります。

昼の景色だけでなく、夜のこの橋の姿も美しいので、もし機会があればせひ見てください。