Tjibaou Cultural Centre チバウ文化センター

ニューカレドニアのカナックの伝統文化に触れるならチバウ文化センター。
フランスからの独立運動の指揮にたち、1998年に亡くなったジャン・マリ・チバウ―を称え、イタリア人のレンゾ・ピアノにより建てられました。敷地内には大小異なる高さの伝統家屋「カ―ズ」というカナックの伝統家屋を再現した10棟の建物が並んでいます。その建物の中に図書館、会議室、展示室などがあり、定期的にカナックの文化に触れることができる展示会が開催されています。
建物から下って行くと、1棟の大きなカーズを見物できます。中はパンダヌスという葉で織ったマットやココナッツの葉のマットレスで覆われ、共同の生活空間を定義する真ん中に位置する柱と玄関の間の床に炉床が設置されています。

チバウまで行く移動手段が少し大変です。まず公共のバスを使おうとすると、アンスバタ地区、ベイデシトロン地区からは、一度ココティエ広場まで行き、そこから乗り換えなければなりません。バスもたまに来なかったりすることもあるので、確実に行くには、タクシーもしくは、ヌメアエクスプローラーの時間に合わせていくのがいいでしょう。