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- クライストチャーチの鳥(3)・・・カナダ・グース
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エリア:
- テーマ:その他
- 投稿日:2009/07/06 19:03
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Canada Goose (カナダガン)
住宅街を流れるエイボン川沿いを散歩するとよく見かける鳥です。

このカナダ雁が、最初にニュージーランドに紹介されたのが、
26代アメリカ合衆国大統領、セオドア・ルーズベルトからの
贈り物だったといわれています。
*セオドア・ルーズベルトの任期は1901年から1909年間
日本にとっても、1905年に日露戦争の調停を引き受けて
くれた恩人でもあります。

平和そうに泳ぐカナダ雁、でも、街を離れるとハンティングの
時期には、恰好の獲物になるそうです・・・

- マタリキ (マオリ族のお正月)
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エリア:
- テーマ:その他
- 投稿日:2009/06/24 13:17
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Matariki(マタリキ)とは星団の呼び名です。 日本では昴(スバル)と呼ばれている星団です。
東の空から新月が昇った後からマタリキが昇ってくる日を、マオリ族は新年の始まりとしていました。 今年はその日が今日だそうです。
新年のマタリキが明るい年は、暖かく豊作が予想されると言われています。

星空は、マオリにとっては時間や季節を知る手がかりに、航海の道しるべに、彼らの知識を蓄え、伝え、生かす上で重要なものでした。 なかでも、マタリキは特別大切な星で、年の始まりを祝う星であり、航海の道しるべの中心をなす星でもありました。

マタリキには、「小さな目」または「神の目」の意味があるそうです。
伝統的に新年は3日間祝うそうです。 日本人と似ていますよね。
*上記3枚の写真はクライストチャーチ博物館展示物です。
博物館は無料で入館出来ます。

マオリ族は、今から1000年ほど前に、はるか彼方の島から、ニュージーランドにカヌーに乗って渡って来たといわれています。 真っ暗な海上で見るマタリキは、彼らに勇気と安心を与えたことでしょう。

- クライストチャーチの鳥(2)・・・プケコ
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エリア:
- テーマ:その他
- 投稿日:2009/06/20 13:42
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名前 プケコ
現在、ニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニアなどに
生息しています。

NZ固有の鳥タカヘに似ていますが、
タカヘは数が少なく普通お目にかかる
チャンスはありませんが、プケコは
水辺の道路脇などでよく見かけます。

NZには、1000年前ぐらいから定住したという説があり、先住民族の
マオリが持ち込んだという伝説もあります。 ちょうど、人間がNZに
入って来たのが今から800〜1000年まですので一致します。

マオリの神話に、森の神さまが、森を荒らす虫が地中にいるので、鳥たちに誰か森に降りて、その虫を退治して欲しいと言ったそうです。 森に降りるには、飛ぶ羽がなくなり、綺麗な色の羽もなくなるという悪い条件ばっかりでした。 どの鳥も進んで出なかった中で、キウイが進み出ました。 だから、キウイはあのような形をした鳥になったそうです。 プケコは、湿気のある森や足が濡れるのを言い訳にしたので、罰として湿地帯で一生過ごす破目になったそうです。
地球温暖化に真剣に取り組まないと、人類みんなプケコのような生活をする破目になるかもね・・・

- クライストチャーチの鳥(1)・・・ブラック・スワン
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エリア:
- テーマ:その他
- 投稿日:2009/06/07 13:48
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Black Swan (黒鳥)
エイボン川などにいる黒鳥はとても人懐こく、人を見つけると
寄って来ます。 地元の人たちがパンなどを上げ可愛がっている
ために人間に対して警戒心がありません。

クチバシだけで上手に巣を作ります。
卵は普通4個から7個生むそうです。

この標識の直ぐそばで巣を作るとは
なかなかしゃれてますね!

夕陽の中、仲良しの黒鳥の親子
子供を思う親心が美しく重なります。
ちなみに、ニュージーランドでは、
親が子供を叩くと罪になります。

全ての生き物の子供は、なんて可愛いのでしょうか・・・
生まれくる愛おしい全ての生命のために人は何をすべきか?
考えさせられます。
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