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- 首相エンダケニーさんに会う!
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エリア:
- ヨーロッパ>アイルランド>ダブリン
- テーマ:その他
- 投稿日:2014/02/15 21:09
- コメント(0)
昨日はバレンタインデーで、ダブリンの街中やレストランは恋人同士でいっぱいだったのですが、私たちジャパンアイルランドトラベルのスタッフの数名は、アイルランド・ジャパン・アソシエーションというアイルランドと日本の様々なつながりを深めるべく活動している組織の毎年恒例お食事会に招かれ、出席いたしました。
ギブソンホテルという大きなホテルの宴会場で行われたこの会、約130名くらいが参加しました。参加メンバーは在アイルランド日本人や日本大好きアイルランド人などさまざまな顔ぶれです。
会場のテーブルには日本人学校の生徒さんが作ったという、高度な折り紙の作品が飾られ、中央正面のスクリーンには日本の様々な観光地を紹介するスライドが流されていました。
今年のこの会にはアイルランド現首相のエンダケニーさんがいらっしゃるというので、それを楽しみにしていました。そして、予定より、1時間ほど遅れて!多忙なスケジュールの中、とうとう会の最後にお越しになりました!
警備も厳重な印象もなく、ひょい、っと現れた首相。最近日本に来訪したときのエピソードを交えながら、日本と経済的絆を深めて行くことの重要性などを雄弁に語っておりました。日本では各界の代表や社長とのミーティングばかりで、街を歩く時間が全然なかったそうです。それでも日本人のおもてなし精神に感動したと語っていました。首相ってさすが、流れるようにスピーチが出てくるもんなんですねー。アイルランドの観光名所のひとつであるブラーニー城の、キスすると雄弁になるという、城のてっぺんにある石にキスしたのでしょう、この方も。
ちなみに、アイルランドは有名人であろうと、普通に街を歩いたり、パブに行ったりできるそうです。治安が良くて、人間らしい街の証明ですよね!アイルランド在住10年以上のガイド雅貴さんはこの間トイレでとなりに首相が来て、「元気?」と声をかけられたとか、U2のボノがコンサートの前に同じバーに来て飲んでいたとか、そんな話をしておりました。
さて、この素晴らしい会を主催した団体は在アイルランドの日本人のためにも様々な活動をしております。短期滞在でいらして、お友達がいない方や話し相手が欲しい方など、日本大好きなアイルランド人やアイルランド在住歴の長い日本の方などいろんな方とお会いできるチャンスですので、イベントに参加してみてください。
私も、この会で食前酒として振る舞われた日本酒を飲みながらお話ししたアイルランド人の方、日本に行ったことないけども、日本が好きで日本語を勉強している、とノートを見せてくれました。そこには「妖精」と漢字で練習した後が。。。
ギブソンホテルという大きなホテルの宴会場で行われたこの会、約130名くらいが参加しました。参加メンバーは在アイルランド日本人や日本大好きアイルランド人などさまざまな顔ぶれです。
会場のテーブルには日本人学校の生徒さんが作ったという、高度な折り紙の作品が飾られ、中央正面のスクリーンには日本の様々な観光地を紹介するスライドが流されていました。
今年のこの会にはアイルランド現首相のエンダケニーさんがいらっしゃるというので、それを楽しみにしていました。そして、予定より、1時間ほど遅れて!多忙なスケジュールの中、とうとう会の最後にお越しになりました!
警備も厳重な印象もなく、ひょい、っと現れた首相。最近日本に来訪したときのエピソードを交えながら、日本と経済的絆を深めて行くことの重要性などを雄弁に語っておりました。日本では各界の代表や社長とのミーティングばかりで、街を歩く時間が全然なかったそうです。それでも日本人のおもてなし精神に感動したと語っていました。首相ってさすが、流れるようにスピーチが出てくるもんなんですねー。アイルランドの観光名所のひとつであるブラーニー城の、キスすると雄弁になるという、城のてっぺんにある石にキスしたのでしょう、この方も。
ちなみに、アイルランドは有名人であろうと、普通に街を歩いたり、パブに行ったりできるそうです。治安が良くて、人間らしい街の証明ですよね!アイルランド在住10年以上のガイド雅貴さんはこの間トイレでとなりに首相が来て、「元気?」と声をかけられたとか、U2のボノがコンサートの前に同じバーに来て飲んでいたとか、そんな話をしておりました。
さて、この素晴らしい会を主催した団体は在アイルランドの日本人のためにも様々な活動をしております。短期滞在でいらして、お友達がいない方や話し相手が欲しい方など、日本大好きなアイルランド人やアイルランド在住歴の長い日本の方などいろんな方とお会いできるチャンスですので、イベントに参加してみてください。
私も、この会で食前酒として振る舞われた日本酒を飲みながらお話ししたアイルランド人の方、日本に行ったことないけども、日本が好きで日本語を勉強している、とノートを見せてくれました。そこには「妖精」と漢字で練習した後が。。。
- アイルランドのおすすめランチマーケット
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エリア:
- ヨーロッパ>アイルランド>ダブリン
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2014/02/08 05:38
- コメント(0)
最近台風のような天気が一週間続いたのですが、(それなのに、こっちの人は傘をささずに歩くんです!ずぶぬれになって!)久しぶりに昨日と今日は日中晴れました!
そして毎週木曜と金曜に開催される近くの川沿いのランチマーケットに行きました。ジャパンアイルランドトラベルのオフィスがあるのはオフィス街で(最寄りの駅はGoogleのヨーロッパ本社のビルがあるところなんです)、会社務めの人が一斉にランチタイムになるとこのランチマーケットに集まります。
ランチマーケットとは何かと言うと、日本で言う、お祭りの屋台みたいな出店が3時間くらい軒を並べるという単純なものです。ハンバーガー屋さんや、サンドウィッチ屋さん、中国の方の経営する日本の弁当屋さん、スペイン料理のパエリヤ屋さんなど国際色豊かです。
晴れた日はベンチに座ってお弁当やサンドイッチを広げ、いい休憩時間が過ごせます。
そして毎週木曜と金曜に開催される近くの川沿いのランチマーケットに行きました。ジャパンアイルランドトラベルのオフィスがあるのはオフィス街で(最寄りの駅はGoogleのヨーロッパ本社のビルがあるところなんです)、会社務めの人が一斉にランチタイムになるとこのランチマーケットに集まります。
ランチマーケットとは何かと言うと、日本で言う、お祭りの屋台みたいな出店が3時間くらい軒を並べるという単純なものです。ハンバーガー屋さんや、サンドウィッチ屋さん、中国の方の経営する日本の弁当屋さん、スペイン料理のパエリヤ屋さんなど国際色豊かです。
晴れた日はベンチに座ってお弁当やサンドイッチを広げ、いい休憩時間が過ごせます。
ベルファーストには何度か行ったことがあったのですが、タイタニック・ベルファーストというすごいタイタニック号の博物館が出来たと聞いて、是非行ってみたいと思っていました。そしてチャンスが!
ベルファーストは北アイルランドというイギリス領の国の首都です。アイルランドと陸続きでアイルランドの首都ダブリンからほんの2時間半で行ける違う国です。イギリス領になるまでには長く辛く複雑な歴史があるのですが、とりあえず、アイルランド人と同じ顔の人たちが住み、同じ言語が話される国で、使われる通貨がユーロじゃなくてポンドだということが観光客にとっては大きな違いです。実際は社会制度などいろいろ違うようですが。
この都市の一部の区域は危険な区域として知られています。紛争やテロ行為がつい最近まで行われていたからです。この都市で調印された『ベルファスト合意』から最近、平和への歩みが始まったのでした。海外からの企業や投資も増えて、目覚ましい経済発展をしています。
負のイメージを払拭するシンボルになるかのようにタイタニック・ベルファーストは輝かしい存在感を与えています。負のイメージと言えば、タイタニック号が造られたのはこのベルファーストの造船所。世界で一番大きくて華やかだった豪華客船を造り、誇ったのもつかの間、沈没した船を造った不吉な場所とのレッテルも長い間あったことでしょう。
そんなことで、このタイタニック博物館は、映画タイタニックの人気に乗じて観光客のために造られたのですが、なかなかよくできております。7カ国語くらいある音声ガイドは残念なことに日本語はなかったのですが(日本人観光客が増えればそのうちできるかも)、全部説明を聞くと3時間は余裕でかかるくらいの見応え。体験型博物館で、テーマパークのように乗り物に乗ってタイタニックが造られた様子を実物大で体感することが出来たり、海の中に潜った感じで海の底に沈んでいるタイタニックを見ることが出来ます。
タイタニック博物館の高さはタイタニック号の高さと同じに造られているのだそうです。博物館の前の茶色い彫刻の文字が見えますか??
タイタニック・ベルファーストはただ沈んだ船について語っているのではありません。タイタニック号が造られた時代の背景にあった出来事やベルファーストの産業の歴史、そしてタイタニックが運んだ人々の夢や希望の物語、そして豪華客船の内部、さらにはタイタニック号の事件の後のごたごたやタイタニック号の事件を映画化したものや音楽にしたもののアーカイブまで、興味深い様々な角度からタイタニック号を丸裸にして展示しているすごい博物館なのです。
もし、タイタニックに興味があれば、是非足を運んでみてください。
タイタニックはたくさんのアイルランド人やイギリス人を乗せて大西洋航路を進み、アイルランドの「コーブ」と言う、かつて「クイーンズランド」と呼ばれていた港を出た後、次の港を見ることはありませんでした。もちろん、コーブでもタイタニック号の博物館があり、大観光名物となっております。私はまだ行ったことはありませんが、こんなにタイタニックにゆかりのあるアイルランドはタイタニック・ファンにはたまらないのでは?
ベルファーストは北アイルランドというイギリス領の国の首都です。アイルランドと陸続きでアイルランドの首都ダブリンからほんの2時間半で行ける違う国です。イギリス領になるまでには長く辛く複雑な歴史があるのですが、とりあえず、アイルランド人と同じ顔の人たちが住み、同じ言語が話される国で、使われる通貨がユーロじゃなくてポンドだということが観光客にとっては大きな違いです。実際は社会制度などいろいろ違うようですが。
この都市の一部の区域は危険な区域として知られています。紛争やテロ行為がつい最近まで行われていたからです。この都市で調印された『ベルファスト合意』から最近、平和への歩みが始まったのでした。海外からの企業や投資も増えて、目覚ましい経済発展をしています。
負のイメージを払拭するシンボルになるかのようにタイタニック・ベルファーストは輝かしい存在感を与えています。負のイメージと言えば、タイタニック号が造られたのはこのベルファーストの造船所。世界で一番大きくて華やかだった豪華客船を造り、誇ったのもつかの間、沈没した船を造った不吉な場所とのレッテルも長い間あったことでしょう。
そんなことで、このタイタニック博物館は、映画タイタニックの人気に乗じて観光客のために造られたのですが、なかなかよくできております。7カ国語くらいある音声ガイドは残念なことに日本語はなかったのですが(日本人観光客が増えればそのうちできるかも)、全部説明を聞くと3時間は余裕でかかるくらいの見応え。体験型博物館で、テーマパークのように乗り物に乗ってタイタニックが造られた様子を実物大で体感することが出来たり、海の中に潜った感じで海の底に沈んでいるタイタニックを見ることが出来ます。
タイタニック博物館の高さはタイタニック号の高さと同じに造られているのだそうです。博物館の前の茶色い彫刻の文字が見えますか??
タイタニック・ベルファーストはただ沈んだ船について語っているのではありません。タイタニック号が造られた時代の背景にあった出来事やベルファーストの産業の歴史、そしてタイタニックが運んだ人々の夢や希望の物語、そして豪華客船の内部、さらにはタイタニック号の事件の後のごたごたやタイタニック号の事件を映画化したものや音楽にしたもののアーカイブまで、興味深い様々な角度からタイタニック号を丸裸にして展示しているすごい博物館なのです。
もし、タイタニックに興味があれば、是非足を運んでみてください。
タイタニックはたくさんのアイルランド人やイギリス人を乗せて大西洋航路を進み、アイルランドの「コーブ」と言う、かつて「クイーンズランド」と呼ばれていた港を出た後、次の港を見ることはありませんでした。もちろん、コーブでもタイタニック号の博物館があり、大観光名物となっております。私はまだ行ったことはありませんが、こんなにタイタニックにゆかりのあるアイルランドはタイタニック・ファンにはたまらないのでは?
- 「花より団子」と「クラダリングより牡蠣」
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エリア:
- ヨーロッパ>アイルランド>ゴルウェイ
- テーマ:買物・土産 観光地 グルメ
- 投稿日:2014/01/31 07:31
- コメント(0)
今日はアイルランドの西部ゴールウェイに向かいます。ここはケルトの伝統が息づく町。アイルランドは首都ダブリンでもゲール語の記載が英語とともにいたるところに見られるのですが、ゴールウェイのような場所は「ゲールタハト」と呼ばれ、人々がゲール語を保存するために力を入れている地域で、教育はもちろん、普段からゲール語を話しているそうです。このゲール語がまた、英語と全然違って、アルファベット表記でさえ、文字通り読まないため、わかりにくい!!
ゴールウェイの町の有名なパブ...ジョン王が死刑人に与えたパブだそうです。
ゴールウェイで楽しみにしていたことは二つありました。一つは牡蠣です。この場所は牡蠣が有名で一年中とれるそうで、それを聞いてわくわくしました。毎年9月にはオイスターフェスティバルという国際的な牡蠣の収穫を祝うお祭りが開かれます。そこでのメインイベントが世界中の挑戦者を「むき」にする牡蠣むき大会です。実はこの牡蠣むき大会(牡蠣の殻をわるということです)には日本人の牡蠣むき名人も挑戦したことがあるそうなのですが、結果は惨敗!なんで?世界はそんなに強いの?と思われますが、実はこの大会で使われた牡蠣がこの時期のみに収穫される丸い殻の牡蠣で日本ではあまり見ないものなのでした。日本でもよく食べられる岩牡蠣は一年中食べられるものです。
牡蠣にはやっぱり白ワイン!と思いますよね?でもここではもちろんギネスです。流石ギネスビールの国です。
2番目に楽しみにしていたこと、それは実はクラダリングという指輪。アイルランド系アメリカ人が好んでつけたことで世界的にも有名になったこのリング、実はこのゴールウェイが発祥なのです。ハートは「愛」両手は「友情」、王冠は「忠誠」を表していて右手の薬指にハートを逆向き(外向き)に着けると、「恋人募集中」を意味し、左手の薬指に自分の方向にハートが向くように着けると自分のハートは「ちゃんとした位置にあります」ということで、恋人がいるまたは既婚者という意味になるそうです。伝統的なのはシルバーで20ユーロくらいで売っていました。結婚指輪や婚約指輪として使われるときはこのリングにダイヤとかいろんな石をはめ込んだり、金の指輪をプレゼントするようです。
この素敵な意味のあるリングがほしいな!とアイルランドに来る前から思っていたのですが、ふと、気になってダブリン在住10年以上の雅貴さんに質問してみました。「この指輪を『恋人募集中』の位置に着けてアピールしている人って本当にいるの?」ちょっと答えに困って、「いいじゃん、バーでさりげなく指をみせてアピールしたら?無料でどんどんお酒おごってもらえるかもよ?」なるほどー。ちょっとそのずうずうしさと勇気はないなー。いつか、アイルランド人の恋人に出会って婚約指輪としてクラダリングをプレゼントされるまで、待とう、と心に決めたのでした。
ところで「花より団子」。待ちに待ったオイスターは??最高!でした。アイルランド流に反して白ワインを注文してわいわいと楽しくいただきました。ムール貝も有名と言うことでしたので、蒸したムール貝を頼むと、小振りなムール貝がバケツ一杯に出てきて、食べきれないほどでした。
島国アイルランドでは漁業が盛んで新鮮な魚貝類がたくさんとれるのですが、酪農大国でもあり人々はお肉を好んで食べるようです。まぐろも90%は輸出されていますし(ほとんどが日本でしょう)、豚の血までブラックプティングと言うソーセージにして朝食に食べる国民なのに、いくらやたらこは食べないのです!最近では若者にヘルシーだということで見直されているおさかなくんたち。新鮮なうちに食べてやってくださいよー!
ゴールウェイの町の有名なパブ...ジョン王が死刑人に与えたパブだそうです。
ゴールウェイで楽しみにしていたことは二つありました。一つは牡蠣です。この場所は牡蠣が有名で一年中とれるそうで、それを聞いてわくわくしました。毎年9月にはオイスターフェスティバルという国際的な牡蠣の収穫を祝うお祭りが開かれます。そこでのメインイベントが世界中の挑戦者を「むき」にする牡蠣むき大会です。実はこの牡蠣むき大会(牡蠣の殻をわるということです)には日本人の牡蠣むき名人も挑戦したことがあるそうなのですが、結果は惨敗!なんで?世界はそんなに強いの?と思われますが、実はこの大会で使われた牡蠣がこの時期のみに収穫される丸い殻の牡蠣で日本ではあまり見ないものなのでした。日本でもよく食べられる岩牡蠣は一年中食べられるものです。
牡蠣にはやっぱり白ワイン!と思いますよね?でもここではもちろんギネスです。流石ギネスビールの国です。
2番目に楽しみにしていたこと、それは実はクラダリングという指輪。アイルランド系アメリカ人が好んでつけたことで世界的にも有名になったこのリング、実はこのゴールウェイが発祥なのです。ハートは「愛」両手は「友情」、王冠は「忠誠」を表していて右手の薬指にハートを逆向き(外向き)に着けると、「恋人募集中」を意味し、左手の薬指に自分の方向にハートが向くように着けると自分のハートは「ちゃんとした位置にあります」ということで、恋人がいるまたは既婚者という意味になるそうです。伝統的なのはシルバーで20ユーロくらいで売っていました。結婚指輪や婚約指輪として使われるときはこのリングにダイヤとかいろんな石をはめ込んだり、金の指輪をプレゼントするようです。
この素敵な意味のあるリングがほしいな!とアイルランドに来る前から思っていたのですが、ふと、気になってダブリン在住10年以上の雅貴さんに質問してみました。「この指輪を『恋人募集中』の位置に着けてアピールしている人って本当にいるの?」ちょっと答えに困って、「いいじゃん、バーでさりげなく指をみせてアピールしたら?無料でどんどんお酒おごってもらえるかもよ?」なるほどー。ちょっとそのずうずうしさと勇気はないなー。いつか、アイルランド人の恋人に出会って婚約指輪としてクラダリングをプレゼントされるまで、待とう、と心に決めたのでした。
ところで「花より団子」。待ちに待ったオイスターは??最高!でした。アイルランド流に反して白ワインを注文してわいわいと楽しくいただきました。ムール貝も有名と言うことでしたので、蒸したムール貝を頼むと、小振りなムール貝がバケツ一杯に出てきて、食べきれないほどでした。
島国アイルランドでは漁業が盛んで新鮮な魚貝類がたくさんとれるのですが、酪農大国でもあり人々はお肉を好んで食べるようです。まぐろも90%は輸出されていますし(ほとんどが日本でしょう)、豚の血までブラックプティングと言うソーセージにして朝食に食べる国民なのに、いくらやたらこは食べないのです!最近では若者にヘルシーだということで見直されているおさかなくんたち。新鮮なうちに食べてやってくださいよー!
- アイルランドの白い太陽
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エリア:
- ヨーロッパ>アイルランド>クリフデン
- テーマ:買物・土産 観光地
- 投稿日:2014/01/29 23:02
- コメント(0)
アラン諸島へ向かうフェリー乗り場はすごい風!雨も降っていてあいにくの天気だと思っていましたが、それでもフェリーは出たので一行はアラン諸島の一番大きな島イニシュモア島に向かいます。
アラン諸島と言えばドゥン・エンガスという遺跡や石を積み重ねて出来た農地を隔てる石垣からなる独特の風景や、漁師のセーターが発祥のアランセーターで有名です。なぜか西の果てのこの地にどうしても来てみたくて10年以上前に一度来たことがありました。身体のサイズを測ってもらいセーターをテイラーメードしました。3ヶ月で冬にちょうど間に合うように送られてくるはずだったセーターは季節外れに西の果てのこの島から届きました。しかも、出来上がりは小さめでした!実際にあまり着ることはなかったものの、とてもいい状態で今も残っていて(着てないから?)10年ぶりにアイルランドを訪れる縁を感じながらしみじみとセーターを眺めていましたが、この重量感あるセーターを持っていくのは思いとどまりました。なぜかというと、アイルランド人の友達に、このセーターは今どんな人が着るのか、と聞いたときに、漁師しか着ないと答えが返ってきたからです。そんな伝統のセーターは今も伝統であり続け、再び流行ることはないのでしょうか?
アラン諸島には郵便局が一つとコンビニのようなスーパーが一つ、そして教会が3つとパブが4つあります。流石、アイルランド。カトリックの神父さんは自家用飛行機を持っていて他の島でミサを行うために飛び回るのだそう。そしてこの人口800人足らずのこの島にはなんと日本人を含む17の国籍の人々が住んでいるそうです。なんと国際的!
数少ないアランセーターのお店を覗きながら、私がセーターをオーダーしたお店はどこだったか探していました。すると、おそらくここだと思われるお店と、自分が編んだかも、と告白してくれた女性を発見!その女性はアラン諸島の手編みニット組合のようなものを結成したリーダーとなった女性で本にも写真入りで取材されています。うれしそうに、写真がたくさん入ったその日本語のきれいな本を見せてくれました。アランセーターはそれぞれの模様に健康や安全、豊穣などいろいろな意味が込められていて伝統がたくさんつまっています。そんな世界の果てのような小さな島に代々伝わってきた伝統が、お土産として、そしてストーリーとして世界中に散らばっていくなんて、そしてかつて荒波に向かったアラン諸島の漁師の安全を守り、身を寒さから守ったそのセーターが、私たちを今温めてくれるなんて、なんか、感慨深いものがあります。
ドゥン・エンガスという切り立った崖にある古代遺跡に上ると不思議に今まで止まなかった雨がふと止み、白い太陽が霧の中から現れ、ドゥン・エンガスの舞台の中心に上りました。その風景があまりにも夢の様で、ぼーっとしてしまいました。
雨がよく降るこのアイルランドで真っ白の太陽をよく見る気がします。この太陽がとても神秘的なのです。子どもに太陽を描かせると日本の子どもは赤に、アメリカの子どもは黄色に描くと言います。アイルランドの子どもは白く描くのでしょうか。
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