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気にしたら負けや@フランス

~煎餅をかじるだけで異臭騒ぎになる、そんな素敵な国でわたしは今日も生きてゆく。~

プロフィール
ニックネーム:
もやしジャンキー
居住地:
ヨーロッパ>フランス>パリ
性別:
女性
年代:
30代
自己紹介:
高校生の時にyamakashiというフランス映画に惚れ込み(ロマンチックな映画でなく、思いっきりアクション映画)、フランスってむちゃくちゃな国だなー!!胸アツ!!と思い、一気にフランス好きに。いつか私はフランスに住むという夢を10年間持ち続け、2012年会社を退職しついに渡仏。現在は学生としてフランスで婚約者と共に暮らしている。
日本では社会の歯車よろしく働き尽くめであったが、こちらに来てからは日常が本当に穏やかに流れているように感じる。
しかし、お笑いの町尼崎出身&バリバリの体育会系人間なので、ありとあらゆる面にツッコミをいれる日々を送っている。

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カトリック洗礼式・前編〜ヤ○ザキ春のパン祭りの恩、忘れたまふことなかれ〜

2013/08/28 05:15
エリア:
  • ヨーロッパ > フランス
テーマ:
  • お祭り・イベント
  • / その他
  • / 歴史・文化・芸術
ちょっと前の話だが、洗礼式なるものに初参加してきた。私でなく、彼の姪っ子の洗礼式である。そんなシャレたイベントには参加したことがないのでウキウキ。


だが。
カトリック系家庭の人数、ナメていた。しめて40人参加。
盗んだバイクで走りだすような、敏感なお年頃の女の子や男の子もきちんと参加。
この感覚、何かに激似!と思ったんだが、アレだ。
普段はトンガってるけど、稲刈りをきちんと手伝う田舎の不良少年たち。それと同じ。
…和むやんけ!!!!



そして、初めて会う90歳の大お婆さんに

「アナタ大きくなったわね〜!!」

と言われ、固まる。周りも固まる。
が、よくよく話してみると単なるジョークだったようだ。
心臓に悪すぎるジョーク。時が止まったわ。スタンド使いのようだ。


今回は、彼が"代父"とやらを務めたので、前に出て聖書の一節を読み上げていた。まだ改宗もしてないわたしだが、彼のつきそいで最前列の席。背中から"なんかもう色々スミマセヌ…"の文字が出まくっていたと思う。


それから、洗礼を受ける姪っ子を抱えた弟夫婦も前に出てスピーチ&祈りの言葉。
そこから、神父さんのお話し。
だが。
フランス語で語っておられるんだが、神父さん、むっちゃ訛りの強いフランス語。
最初はきちんと聞こうと集中するが、だんだん 、

そういえば数年前、石田千尋っていう陰陽師がめっちゃテレビに出てたよなぁ…主に金スマ…。
フライラトフレヨフライラトフレヨみたいな謎の呪文を唱えるんよなぁあの人…。消えたなぁ…。


みたいな、激しくどうでもいいことを考え始め、もはや神父さんの言葉は我に届かず。
…天罰はわたしがすべて引き受けますから、わたしの姪っ子には手を出すんじゃないわよ神様!!!
(しかし後々みんなに聞いたら、みんなも神父さん何を言ってるのかわからんかった と言っていた。移民問題の余波をここに見た。)

その後もなんかいろいろあった。

神父さんが壺に水入れて、姪っ子のおデコにピタピタしたり。普通は赤ちゃん達、大泣きするところらしいが、姪っ子ちゃん、ノーリアクション。素晴らしいよ!!将来、やっすいお笑い番組を見ても爆笑しない女の子になると思ったねあたしゃ!!
あと、その後なんか知らんが私がでっかいロウソク持たされた。




…どうよ、わたしが洗礼式の一連の様子を文章に起こすだけで、こんなに神聖味がなくなるんやで??
一応、日本で学生してた数年前、大学でそれなりにキリスト教の勉強したはずなんだが。モラトリアムここに極まれり。


まぁ、そんなこんなで、その後は弟嫁さんの実家に行き食事会。

いつも、フランス家庭にお邪魔するたび思うことがある。
トイレがやたらおシャンティ。
なぜなんだろうかこれは。
ポストカードサイズの絵画を、小さな額に入れてたくさん飾ってる御宅が多い。あと、綺麗な本棚が置いてあるだとか。これはトイレ立て籠もりコースの際、大変役に立つと思う。
いろんなテクニックをマネしたいな〜と思いつつ、全くマネをしないままこうして月日が経っていくんだが。



そんなこんなで、アペリティフが始まった。
色んな料理がたくさんあって楽しい。フランス家庭料理を学ぶ良い機会。
これまた、食器がぜんぶ洒落とる。
…わたしの実家でこんなパーティしたら、ヤ○ザキ春のパン祭り の景品の皿をフル稼働することになるであろう。
(しかしヤマ○キのお皿ナメたらあかん。阪神大震災のとき、大半の食器は壊れたのに、ヤマ○キのお皿だけはぜんぶ生き残っていたとうちの母親が言っていた。脅威の耐久性を誇るのだ!!というか、あの景品のお皿って毎回フランス製だった気がする。)


そんな感じで、二時間ほど食べて飲んでお腹いっぱいになった頃 ようやくアペロ終了。そこから本番の食事が始まった。
え?いまから食事なの?もうお腹いっぱいなんやけど??というのがこの国のデフォルトである。アペリティフ長すぎ。

これまたいつも思うんだが、こういったフランスの食事会は、喋ってなんぼである。故に、社交的な性格の子どもが多い。と思う。
だから、内気な子はすっごい苦痛だろうなぁ…。


冒頭に書いたように、気まぐれオレンジロードって感じのお年頃な少年少女も参加してるんですが、声かけられんかった。

いや もう フランスの女子高生とかとお近づきになりたいのは山々なんだが。なんのシャンプー使ってんの〜?みたいな、女子トークしてみたいんだが。
なんていうかね、、、
この年頃のコに近づくのってすごい勇気がいるの私だけでせうか。
日本おったときも、(大阪)HEP〜茶屋町の近くとか怖くて歩けんかった…。20代半ばは黙ってディアモールor ホワイティ歩いてな!!!みたいなね。そんな空気を勝手に感じてしまっていた。
まぁそんなわたしのホームとも言うべき場所は天六(立ち飲みの聖地)だったんだけどネ☆




なんかめっちゃ長くなりそうなので、後編に続く。
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