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エリア:
- アジア > 中国 > 上海(シャンハイ)
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テーマ:
- 観光地
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学校から出ますと、1980年代の「上海家庭」に入ります。このソファ、このテーブル、このテーブルクロス、この椅子、このミシン、このスタンドライト、すべて忠実に1980年代の上海家庭を再現しましたね。チャイナエイト子供時代の家庭も、そうでした。
居住状況が厳しいので、このような屋根裏もよくつけられます。その上をベッドルームにしています。普段ははしこがありませんが、上るときだけ、はしこをつけますよ。チャイナエイトの子供時代も、上に登って、逆さまに下を見るのが大好きでした。
しかも、今屋根裏にいますが、メロディちゃんが見えていますか。
ベッドカバーのセンス、ソファのカバー、すべてあの時代の作りです。
あれ、忘れていませんか。ここはキティの部屋ですから、ベッドにキティのリボンがついていますよ。
そして1980年代の中国の子供たちの机と本棚ですね。机の上に、「受賞証書」がちゃんと貼っていました。かつて、どこの家庭の子供もそのようにしていましたね。しかも、どこでも存在するキティの素材、そのリボン付きの椅子でした。
この戸棚はごく普通な物ですが、チャイナエイト一番気になるのは、その上に置いてある鉄缶です。それは1970年代から1980年代の中国の子供達の夢の食べ物です。「楽口福」と言いますが、麦芽乳の粉末ドリンクです。でも、チャイナエイトの子供時代に、とても贅沢で買えませんでした。家族にいとこがいて、彼女が食べている様子を見ると、チャイナエイトは羨ましい限りでした。
マイメロディのお母さんがセーターを編んでいます。1980年代の中国のお母さんは誰でもセーターを編むことができる時代でしたね。服を買うことがまだ贅沢で、自分でセーターを編んでいました。チャイナエイトの小さい頃も、ピアノちゃんと同じく、お母さんがセーターを編んでいる時、その毛糸を遊ぶのが大好きでしたね。もちろん、毛糸を整理するお手伝いもしていましたよ。
お上手ですね。
どの位で一枚のセーターを作れるかなぁ?
中国っぽいですね。
昔の中国家庭は、すべてこのように縦に洗濯物を干していました。
部屋が狭いから、洗濯物を窓から出します。
服から布団まで、お部屋の中で竹の棒につけてから、一気に出します。
この景観は今消えつつありますが、新しいマンションに引っ越すと、ベランダの中で横にしか干すことができませんでした。
キッチンです。
確かに、その時代の家庭は、読み終わった新聞紙を台所に貼ることで、油の飛び散りを対策しました。中華料理は油をいっぱい使いますからね。油だらけになったら、また新しい新聞紙を貼り換えます。ここに貼っている新聞紙も、チャイナエイトの学生時代に、毎日お家に届けてくれる上海地元大変人気(唯一?)の夕刊紙「新民晩報」です。チャイナエイトは毎日学校から帰って来たら、お爺さんがその夕刊を読み終わったら、最後のページにある数字パズルをハサミで切って遊んでいました。
お鍋、食器、天然ガスの缶まで、すべて忠実に再現していました。
なまいたの形、気づいていました?なかなか可愛いです。
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